シンガポールのシンクタンク、ISEASユソフ・イシャク研究所が発表した調査において、日本は「信頼できる国・地域」で7年連続1位となったことがわかりました。
同調査は、ASEANに加盟する10か国*と、ASEANへの正式加盟を控える東ティモールの学術機関や民間企業、政府などに所属する識者2,023人を対象としています。
*インドネシア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナム、ラオス、ブルネイ
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「信頼できる国」1位に日本 前年から7.9ポイント上昇
同調査において、日本は「信頼できる国」で7年連続1位となりました。日本を「信頼できる」と回答した人の割合は66.8%で、前年の7.9ポイント上昇しました。
中でも、フィリピン(83.0%)やカンボジア(73.8%)、ブルネイ(71.8%)、ベトナム(68.3%)からの信頼度が高くなっています。加えて、日本に対する信頼度が最も改善したのはラオスで、前年から26.9ポイント増加しました。
日本を信頼する理由としては、国際法の尊重や経済力、リーダーシップを発揮する政治的意思などが挙がりました。
「訪れたい旅行先」も1位に
「住みたい・働きたい国」では、ASEAN加盟国(20.5%)に次いで、日本(17.6%)が2位となりました。特にフィリピンやタイにおいて、日本を選んだ回答者の割合が高くなっています。
「最も訪れたい旅行先」では、日本(33.0%)は前年に引き続き1位でした。2位以降に続くASEAN加盟国(14.0%)、EU加盟国(10.2%)などに大きく差をつけており、日本の人気の高さがうかがえます。ミャンマー以外のASEAN10か国において、日本が1位となっています。
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