日本政府観光局(JNTO)は4月16日、2025年3月の訪日外客数推計値を発表しました。
3月の訪日外客数は349万7,600人で、前年同月比13.5%増となり、3月として過去最高を記録しました。3月までの累計は1,053万7,300人となり、過去最速で1,000万人を突破しました。
また、23市場のうち6市場で単月過去最高、11市場で3月の過去最高を記録しました。
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3月の訪日外客数は349.8万人
日本政府観光局(JNTO)が4月16日に発表した訪日外客数推計値によると、2025年3月の訪⽇外客数は349万7,600人で、3月として過去最高を記録しました。2月の325万8,100人と比較すると24万人近く増加しました。
3月までの累計は1,053万7,300人となり、過去最速で1,000万人を突破しました。

国別1位は韓国
国別では韓国が前年同月比4.3%増の69万1,700人で、前月から引き続き1位となっています。2位が中国(前年同月比46.2%増、66万1,700人)、3位が台湾(同7.9%増、52万2,900人)、4位が米国(同18.2%増、34万2,800人)、5位が香港(同9.9%減、20万8,400人)でした。

他、前年同月比での伸び率が大きかったのは中東地域(同102.9%増、2万4,100人)、ロシア(同77.7%増、1万8,800人)、インドネシア(同61.8%増、6万600人)などです。
また、調査された23市場のうち11市場で3月の過去最高を記録しました。インド、米国、カナダ、ドイツ、ロシア、中東地域は単月の過去最高を更新しました。
3月は例年桜シーズンで訪日需要が高まり、多くの市場で訪日旅行者が多くなる傾向にあります。また東南アジアの⼀部市場や中東地域において、イスラム教の断食明け休暇に合わせて海外旅⾏需要が増加したことも、好調の要因となりました。
欧米では、前年は3月下旬から始まるイースター休暇が今年は4月中旬からとなった影響があったものの、継続する訪日旅行の人気や、スクールホリデー、経由便の多様化などを背景に好調となりました。
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<参照>
日本政府観光局(JNTO):訪日外客数(2025年3月推計値)
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