世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は4月9日、2025年に国際観光消費額が過去最高に達するとの予測を発表しました。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)2025年の国際観光消費額は2.1兆ドル、経済効果は11.7兆ドル
2025年の国際観光客による支出額は2兆1,000億ドルとなると予測されており、これまでの過去最高額であった1兆9,000億ドル(2019年)を1,640億ドル上回るとしています。
また、旅行・観光産業による世界経済への貢献額は、過去最高の11兆7,000億ドルとなり、世界のGDPの10.3%を占めると予測されています。
さらに、旅行・観光産業における雇用についても、2025年には1,400万人増加し、世界全体で3億7,100万人に達すると見込まれています。
一方で、ジュリア・シンプソン会長兼CEOは、「旅行・観光業界は全体としては好調だが、回復の度合いは依然として不均一」と述べ、米国や中国、ドイツなどの市場では成長が鈍化しているとしています。
2035年、観光産業が世界のGDPの11.5%を占める見込み
同発表では、今後10年の旅行・観光産業についての予測も発表されました。
2035年までに、旅行・観光産業は世界経済に16.5兆ドル貢献し、世界全体のGDPの11.5%を占めると予測しています。
また、旅行・観光業における雇用についても、4億6,000万人以上になると予測しています。
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<参照>
WTTC:Global Travel & Tourism is Strong Despite Economic Headwinds
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