訪日ラボ運営会社の株式会社movが、「口コミコム 」の分析機能を用いて業界別や企業の調査レポートを紹介する本連載(連載はこちら)。
今回は、グルメバーガーチェーン4ブランド(SHOGUN BURGER/ヴィレッジヴァンガードダイナー/J.S. BURGERS CAFE/the 3rd Burger)に寄せられた口コミを調査しました。
「ブランド別の平均評価(★の数)」や「キーワード分析」に加え、口コミコムの新機能である外国語口コミ分析を用いた「各ブランドの口コミにおける外国語比率と言語内訳」についても分析しています。
業界動向の把握や自店舗の口コミ対策に、ぜひ本レポートをご活用ください。
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調査結果(抜粋)
本調査は、グルメバーガーチェーン4ブランドに寄せられた口コミ7,298件を対象に行いました。
- SHOGUN BURGER(株式会社ガネーシャ):17店舗
- ヴィレッジヴァンガードダイナー(エステールホールディングス株式会社):9店舗
- J.S. BURGERS CAFE(株式会社ベイクルーズ):7店舗
-
the 3rd Burger(ユナイテッド&コレクティブ株式会社):7店舗
(※調査対象の店舗はランダムに選出)
ここからは、調査結果の一部を抜粋してお伝えします。調査の全容をご覧になりたい方は、レポートをダウンロードしてご確認ください。
1店舗あたりの口コミ数・平均評価がもっとも多い(高い)のは「SHOGUN BURGER」

こちらの散布図では、調査対象4ブランドの「1店舗あたりの口コミ数」「平均評価(★の数)」を算出しています。
1店舗あたりの口コミ数、平均評価(★の数)がもっとも多い(高い)ブランドは「SHOGUN BURGER」で388.7件、★4.63でした。
「SHOGUN BURGER」では★5の口コミが80%近いスコアに

こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの「評価(★の数)の内訳」を算出しています。
平均評価がもっとも高い「SHOGUN BURGER」では、★5の割合が約80%、★4も合わせた高評価層は約90%と、ユーザーの満足度の高さがうかがえます。
「SHOGUN BURGER」の口コミに多く寄せられたキーワードでランキングを作成

こちらの表では、「SHOGUN BURGER」の口コミにおける、キーワードの「使用回数」「ポジティブな文脈で使用されている割合(ポジティブ率)」を算出し、「使用回数」「ポジティブ率」「ネガティブ率」ごとにランキング形式で分析しています。
< 使用回数が多いキーワード「和牛」はこんな文脈で使用されています >
・「肉汁たっぷりの和牛が最高」
・「和牛はジューシーなのに脂っこくなくて美味しい」
< ポジティブ率が高いキーワード「素敵」はこんな文脈で使用されています >
・「忙しいにもかかわらず、きめ細やかな接客が素敵」
・「スタッフは親切で明るく、店内もおしゃれで素敵だった」
< ネガティブ率が高いキーワード「値段」はこんな文脈で使用されています >
・「サービスと値段が見合っていないと感じた」
・「お肉が筋っぽく、高い値段だけに残念だった」
「SHOGUN BURGER」の口コミの65.3%が外国語

調査対象4ブランドの口コミにおける「外国語口コミ比率」を算出しました。
もっとも外国語口コミ比率が高かったブランドは「SHOGUN BURGER」で65.3%と、他3ブランドに大きく差をつける結果となりました。
「J.S. BURGERS CAFE」の日本語口コミと外国語口コミの評価に0.33ptの差

こちらのグラフでは、調査対象4ブランドの「日本語口コミの平均評価」「外国語口コミの平均評価」を示しています。
日本語評価と外国語評価の差がもっとも大きいブランドは「J.S. BURGERS CAFE」で、外国語評価の方が0.33pt高くなっています。
本レポートに関するお問い合わせ:kcom_report_request@mov.am
調査の概要
- 口コミ分析対象期間:2024年5月1日〜2025年3月31日
- 対象サイト:Googleマップ
- 口コミ取得数:7,298件
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年5月後編】2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に5月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→2025年の訪日客数「4,500万人」へ、観光庁長官の見解は? / 2025年訪米旅行者支出「125億ドルの損失」予想 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年5月後編】
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