京都市観光協会、「インバウンド向け観光コンテンツ造成支援プログラム」の参加事業者を募集

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公益社団法人 京都市観光協会(DMO KYOTO)は6月25日、インバウンド向け観光コンテンツ造成支援プログラム「インバウンドイノベーション京都」の参画事業者の募集を開始しました。

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【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

インバウンド向けコンテンツ開発を行う事業者を支援

本事業は2022年に立ち上げられ、インバウンド向けの新たなコンテンツ開発に取り組む事業者の課題に寄り添いながら、商品化に向けた伴走支援を行うことを目的としています。

伴走支援にあたっては、「コミュニティ・バンク京信」をはじめ、京都市認定のガイドである「京都市ビジターズホスト」、市内のラグジュアリーホテルで活躍するコンシェルジュによる「京都コンシェルジュ研究会」、さらに海外有力メディアとの関係構築や京都取材の誘導を担う「京都市海外情報拠点(主要7都市)」など、多様な「目利き」ネットワークとの連携を図りながら、質の高いコンテンツづくりを進めています。

なお、コンテンツとは、ツアーや体験プログラム、サービス、イベントなど、人が介在することで滞在の付加価値を高めるための仕掛け全般を指すとしています。

事業概要

本事業の概要は以下の通りとなっています。

伴走支援プログラムの主な内容

1.採算性・事業計画のアドバイス

  • 事業計画のアドバイス
  • 補助金や融資等の紹介

2.マッチング・ネットワークづくり支援

  • 他事業者とのマッチング
  • 交流機会の提供(「京都インバウンドカフェ」等への優先参加)

3.コンテンツ企画・検証・ブラッシュアップ

  • 各種データや参考資料の提供
  • 京都市観光協会が有するネットワークを活かした「目利き」によるアドバイス
  • モニターツアーやファムトリップ等の実施支援

4.販売・情報発信支援

  • コンテンツを紹介するための画像撮影、記事制作支援
  • ホテル、旅行会社、OTA、海外メディア等への紹介
  • 協会公式サイト、SNS 等を通じた情報発信

募集内容

伴走支援プログラムのサポートを希望する事業者を募集。

採択した企画の課題や進捗状況に応じてサポートを実施。

採択予定件数

3件程度(予定件数に達した時点で締切とする)

応募資格

  • インバウンドの受け入れを意識した新規のコンテンツ、もしくは既存のコンテンツをリニューアルさせる形で新たな企画を考えていること。
  • 京都市内で事業を展開しようとしていること。(市内に事業所がなくても応募可能)
  • 協会が設定しているターゲット層(※1)の考え方に同意していること。
  • 京都観光モラルの推進宣言事業者(※2)であること。
  • 京都市観光協会もしくは京都文化交流コンベンションビューローの会員であること。今回新たに会員になる場合でも応募可能。(採択された場合)
  • 国や民間等の補助を受けている場合でも申請可能。
  • 採択された場合に、実績報告や京都市観光協会が実施する調査等の事業に協力できること。また次年度のインバウンドカフェで成果報告を行えること。

(※1)「無形資産に価値を見出し、新しい体験に投資し、成長を楽しむことを重視する人」と定義。

(※2)「京都観光モラル」は、京都観光に関わる全ての関係者が、お互いを尊重しながら持続可能な京都観光をともに創りあげていくことを目指し、事業者・従事者、観光客、市民それぞれの行動基準を示したもの。大切にしていきたいこととして「市民生活と観光の調和」「質の高いサービス」「環境・景観の保全」「災害対応等」を挙げており、これらの取り組みを推進する企業や団体等を募集。応募時点で申請済みであれば応募可能。

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<参照>

公益社団法人 京都市観光協会:インバウンド向け観光コンテンツ造成支援プログラム 2025年度「インバウンドイノベーション京都」の参画事業者を募集します

【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント

2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。

これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。

しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。

本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。

<本セミナーのポイント>

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詳しくはこちらをご覧ください。

消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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