アントインターナショナル、AI旅行アシスタント「Alipay+ Voyager 」を発表 今夏からAlipayなどに先行導入

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Alipay+(アリペイプラス)を運営するアントインターナショナルは7月2日、AgodaTrip.comFliggyなどとともに、Eウォレットおよびスーパーアプリユーザー向けのAI旅行アシスタント「Alipay+ Voyager (Alipay+ ボイジャー)」を発表しました。

サービスは自律型AI技術を活用し、世界中の旅行者にシンプルで快適な旅行体験を提供することを目指します。

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使い慣れたEウォレットから旅行を幅広くサポート

今回発表されたAlipay+ ボイジャーは、アント・インターナショナルの自律型AI技術を活用したものであり、OTA(オンライン・トラベル・エージェント)パートナー各社に加え、Alipay+エコシステムに属する1億の加盟店が提供する越境旅行サービスとも連携しています。

サービスは、Eウォレットやスーパーアプリに組み込まれたAIインターフェースを通じて、ユーザーの母国語によるテキストや音声操作が可能で、旅程の計画から予約、旅行先の加盟店での買い物まで、幅広くサポートします。

Alipay+ ボイジャーの主な特徴は、以下の4つです。

  • 「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」のリサーチ、意思決定、行動までのサポート
  • ライドシェアリング、公共交通、ショッピング、グルメ、観光など、あらゆるサービスへシームレスに移行
  • ユーザーの嗜好をAIが直感的に理解し、フライト遅延や悪天候などに能動的に対応。ユーザーの指示を待たずに、リアルタイムで最適な選択肢をEウォレットにて提示
  • 主要地域およびグローバルのEウォレットに一度の導入で対応でき、複数市場を効率的に取り込むチャネルとして機能

Alipay+ ボイジャーは、夏の旅行シーズンに向けて、Alipay中国本土)、AlipayHK(香港)、GCash(フィリピン)といった、アジア各地で広く使われているEウォレットで先行導入されます。

今後については、より多くのAlipay+の決済パートナーへ展開が予定されているということです。

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▲Alipay+ ボイジャーのユーザーインターフェース例:アントグループプレスリリースより
▲Alipay+ ボイジャーのユーザーインターフェース例:アントグループプレスリリースより

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<参照>

アントグループ:アントインターナショナル、Eウォレットおよびスーパーアプリユーザー向け自律型AI旅行アシスタント「Alipay+ Voyager」を発表

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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