JNTO、生成AI対策に注力 2027年横浜花博を契機とした訪日客誘客にも意欲示す

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

日本政府観光局JNTO)は10月22日、メディアブリーフィング(メディア向けの報告会)を開催。

インバウンド観光をめぐる最近の動向や、デジタルマーケティング、AdventureWeek2025東北などの取り組みについて説明しました。

関連記事:前回(7月)のメディアブリーフィング

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

インバウンド観光をめぐる最近の動向について

はじめに、インバウンド観光をめぐる最近の動向について、日本政府観光局(JNTO)理事 出口 まきゆ氏より説明がありました。

▲日本政府観光局(JNTO)理事 出口 まきゆ氏:訪日ラボ撮影
▲日本政府観光局(JNTO)理事 出口 まきゆ氏:訪日ラボ撮影

訪日客数、過去最速で3,000万人超え 消費額・宿泊数も好調

9月の訪日外客数は326万6,800人となりました。また、9月までの累計は3,165万500人となり、過去最速で3,000万人を突破しました。

観光庁が発表している訪日外国人旅行消費額については、2025年7-9月期は2兆1,310億円(前年同期比11.1%増)で好調でした。宿泊数についても、三大都市圏の宿泊者数だけでなく、地方部でも引き続き増加傾向にあるとしました。

また2019年を100%とした「世界全体と日本における外国人旅行者の成長率」では、2025年上半期は世界全体の伸びが103.7%であったのに対し、日本は129.4%となり、世界全体の伸びを上回ったと述べました。

ほかにも出口氏は、米国市場で訪日旅行の選択率が上昇していると紹介。米国における2024年の国外旅行者が2019年の1.08倍の伸びであったことに対し、訪日者数は1.58倍となりました。これに伴い、訪日旅行の選択率も2019年の1.7%から2.5%に上昇しました。

出口氏は、訪日選択率の上昇が好調なインバウンドを支えているとして、「JNTOとしては、各市場および市場横断でさまざまな取り組みを実施することで、引き続きインバウンド誘致に力を入れたい」と述べました。

関連記事:

日本が3年連続で「世界で最も魅力的な国」に

そのほかに、日本が欧米の旅行雑誌や業界紙で高評価を受けていると報告しました。

大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が発表した米国ランキングでは、日本が3年連続で「世界で最も魅力的な国」に選出されました。また、人口50万人以上の大都市部門「世界で最も魅力的な大都市」では、東京が2年連続で1位になったほか、京都が2位に選出されました。

北欧地域の旅行業界に特化したデンマークのメディアグループ「Travelmedia Nordic」が主催する「Danish Travel Awards(デンマーク・トラベル・アワード)」においては、日本が2年連続で「欧州外で最高の旅行先」に選出されています。

また、米有力旅行メディア「ナショナル ジオグラフィック」が発表した「2026年に行くべき世界の旅行先25選」には、山形県が選出されています。

関連記事:

大阪・関西万博について 「得られた知見を横浜花博に活用していく」

10月13日に閉幕した大阪・関西万博について、観光庁の村田茂樹長官は10月15日、定例会見にて「国際相互理解の増進による、諸外国との友好関係のさらなる深化が進んでいることを実感した」と振り返り、「万博を契機として、大阪方面を中心とした国内旅行の増加や訪日客の関西地域以外への誘客に一定の効果を生んだ」と述べました。

大阪万博の振り返りと今後の観光に向けたJNTOの考えを伺ったところ、出口氏は、開幕後に海外事務所と連携したインフルエンサーメディアの招請を行い、「万博+観光」を掲げて四国など他地域も巡るようなプロモーションを実施したと振り返り、これまでの取り組みを今後につなげていきたいと語りました。

市場横断プロモーション部の高橋氏は、大阪万博で得られた知見を2027年に横浜で開催予定の「2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)」に活かしていきたいと述べました。また10月1日に開設された園芸博の特設Webサイトを紹介し、園芸博への誘客および園芸博を契機とした日本全国への誘客につながる取り組みを今後検討していきたいと話しました。

関連記事:

JNTOの取り組みについて

続いて、JNTOのさまざまな取り組みについて紹介がありました。

デジタルマーケティングの取り組み SNSや生成AI対策に注力

まずは企画総室 デジタルマーケティングセンターの鄭氏より、JNTOのデジタルマーケティングの取り組みについて説明がありました。

近年の旅行者の情報収集に関する大きな変化として、SNSと生成AIの影響力の増加が挙げられます。

JNTOは時代の変化に沿ってWebサイトおよびSNSの運用を続けてきたとして、SNSでは旅行インスピレーションを刺激するようなショート動画やリールを作成していると説明しました。

この続きから読める内容

  • 「AdventureWeek2025 東北」の取り組みと成果について
  • 「VISIT JAPAN トラベル & MICE マート」の取り組みと成果について
  • 地域の取り組み支援について 人材育成やコンテンツの磨き上げを支援
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年2月後編】訪日中国人数6割減でも「インバウンド全体としては好調」、観光庁 / 1月の訪日外客数359.8万人、韓国が史上初の110万人超え ほか
このページの続きを読むには会員登録が必要です
\無料・1分で登録完了/

訪日ラボ無料会員
登録すると…

50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題

400時間以上の
セミナー動画が
見放題

200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題

\無料・1分で登録完了/

今すぐ会員登録する
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに