国際的なアドベンチャートラベル業界団体であるアドベンチャー・トラベル・トレード・アソシエーション(以下、ATTA)は4月22日、2026年のアドベンチャートラベルのトレンドに関するレポートを発表しました。
同調査によると、2026年のアドベンチャートラベル業界では、これまでの「量」の拡大から、効率性や利益率を高める「質」重視のフェーズへ移行していることがわかりました。
なお、同調査は南米、ヨーロッパ、北米、アジアをはじめとする世界各地に本社を置く旅行会社329社を対象に行ったものです。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)急激な拡大から、量より質を重視するフェーズへ
ATTAのレポートによると、アドベンチャートラベル業界は成長を続けているものの、成長のペースは緩やかになっています。
2025年の収益について、多くの旅行会社が「増加した」と回答した一方で、その多くは微増にとどまりました。また、収益が減少した旅行会社も前年より増えており、全体の旅行件数も減少傾向にあることがわかりました。
こうした市場の変化を受け、多くの旅行会社は単なる販売量の拡大ではなく、業務の効率化や利益率の向上、提供サービスの多様化など、いわゆる質を重視するフェーズへとシフトしています。

人気ツアーの価格・人数が減少 求められるのはパーソナライズされた体験
また、2025年は各旅行会社が提供する人気ツアーの価格帯が下落するとともに、平均グループ人数も減少していることがわかりました。
しかし、これは需要の減退を意味するものではなく、旅行のスタイルが変化しているためです。現在、各旅行会社は少人数催行に軸足を移し、よりパーソナライズされた体験や、多様なサービスの提供に注力しています。
ツアーの価格帯は内容によって幅広く分散しており、秘境への旅行や本格的な探検ツアーが高価格帯を維持する一方、手軽なプランはコストを重視する旅行者層から人気を集めています。
人気アクティビティ1位はハイキング 日本含む北東アジアが注目目的地に
レポートによると、最も需要の高いアクティビティは、毎年トップを維持している「ハイキング・トレッキング・ウォーキング」でした。
2位には、近年上昇傾向が続いている「食・ガストロノミー(美食)体験」がランクインしており、3位以降には、電動アシスト自転車でのサイクリング、文化体験、ウェルネスが続いています。
トレンドの目的地としては、混雑が少なく気候変動の影響を受けにくい地域として、北東アジアとスカンジナビア(北欧)が再び上位に挙がりました。このほか、カナダや南米南部、西ヨーロッパも高く支持されています。
旅行プランの傾向においては、オーダーメイド旅行やソフトアドベンチャー、専門家が同行する体験ツアーが引き続き需要の中心となっています。これらに加え、環境負荷の少ないツアーや、女性向けの旅行に対する関心も高まっています。
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<参照>
ADVENTURE TRAVEL TRADE ASSOCIATION:ATTA Releases 2026 Adventure Travel Trends & Insights Report
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