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アニメや漫画の舞台のアピールは訪日外国人観光客を誘致する
今回紹介する訪日台湾人観光客に人気のあるアニメや漫画には、聖地巡礼して楽しむという共通点があるようです。訪日外国人観光客を誘致していくためには、クール・ジャパンの最右翼であるアニメ・漫画コンテンツの活用も、特に地方誘致に関しては重要になっていくものと思われます。
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訪日外国人の「聖地巡礼」とは? 約100万人のインバウンド観光客の満足度84.9%
「聖地巡礼」という俗語をご存知でしょうか?もともとは宗教上の聖地や霊場などを参拝して回ることを意味します。有名なものでは、イスラム教において人生のうち、1度はメッカを訪れなければならないとされている「ハッジ」ではないでしょうか。しかしながら、現在ではその「聖地巡礼」の原義から転じて『アニメや漫画などの舞台やモデルとなった場所や縁のある場所を「聖地」と呼び、その「聖地」を訪れる』という意味がメジャーとなってきています。いまやインバウンド需要においても重要な要素となりつつある、この意味での「聖...
訪日台湾人観光客に熱狂的ファンが多いスラムダンク
日本にバスケットブームを起こした漫画「スラムダンク」。スラムダンクは訪日台湾人観光客にも大人気で、その熱意は聖地巡礼をするほど。そればかりでなく、OPの舞台となった湘南は鎌倉高校前の踏切で結婚式用の映像撮影をするほど、江の電の風景が訪日台湾人観光客には大変人気となっています。
訪日台湾人観光客が静岡の「ちびまる子ちゃんランド」に押し寄せる!?
日本の国民的アニメである「ちびまる子ちゃん」は訪日台湾人観光客にも愛されています。台湾ではポケモンやリラックマといった、日本産キャラクターグッズに人気が集まっており、「まる子」も、そのキャラクターデザインも相まって根強い人気がある模様。
ちびまる子ちゃんの舞台となっている静岡市の「ちびまる子ちゃんランド」には訪日外国人観光客が急増。日本人を含めた全来場客の内、約3割が訪日台湾人観光客や訪日台湾人観光客であるほどの人気を博しています。
当施設によれば、パンフレットの多言語化、インバウンド客向け割引入場料の設定、非売品のうちわプレゼント、さらには着ぐるみ「まる子」のお出迎えといった、インバウンド向けサービスの充実によって、インバウンド誘致に成功しているとのことです。
ハウステンボスが「ワンピース」で人気を博した
アニメ「ワンピース」は日本を飛び越え、訪日台湾人観光客はもとより、中国、韓国などの東アジアの国々でも大人気となっています。したがって、訪日台湾人観光客にも、お台場などのワンピース関連観光スポットが人気となっています。
その一例として長崎のハウステンボスがあげられます。ハウステンボスにはワンピースの海賊船があり、定期的にアトラクションも開催。アジア圏の家族連れ訪日外国人観光客に人気の観光地となっています。
台湾の風景と重なるアニメ映画千と千尋の神隠し
台湾には九份(ジォウフェン)という町があります。この風景を見た人ならば必ずアニメ映画「千と千尋の神隠し」を思い出す事でしょう。
台湾国内でもアニメファンからは「九份をモデルにしているのでは?」と話題になっており、ジブリ映画の人気も相まって、訪日台湾人観光客も訪日旅行をした際には、千と千尋の神隠しに関連したアニメグッズを買って帰っています。
「コナン」漫画作者の入院を気遣う人々
2015年の3月、日本のアニメ漫画ファンに驚きのニュースが飛び込んできました。それは「名探偵コナン」の作者青山剛昌氏が入院し連載が不定期になるというニュースです。
これには台湾国内のネットでも大きな話題となり、青山氏に対する励ましのコメントが続々と書き込まれていきました。コナンはインバウンドでも注目のアニメコンテンツであり、青山氏の故郷である鳥取県の鳥取空港は、昨年3月に愛称を「鳥取砂丘コナン空港」と命名し、訪日台湾人観光客をはじめとした各国で知名度を上げています。
まとめ:日本を愛してくれる訪日台湾人観光客に感謝のおもてなしを
日本で馴染みが深いアニメや漫画が訪日台湾人観光客から愛されているという事は日本人として嬉しくもあり誇りでもあります。親日家が多い訪日台湾人観光客なので、日本人としては最高のおもてなしでお返しをしなければならないのではないでしょうか。
<参考>
- The Huffington Post:日本と台湾 『旅をしませんか』 江ノ電と平渓線がつなぐ日台交流PVが完成
- Nicheee!:【静岡女子旅】中国、台湾の訪日客が殺到!「ちびまる子ちゃんランド」大人気の理由
- ライブドアニュース:【台湾ブログ】長崎ハウステンボスで『ONE PIECE』を体感
訪日台湾人観光客インバウンドデータ集
データでわかる訪日台湾人観光客
インバウンド施策をしていく上ではターゲットとなる方々がどのような特性や国民性を持っているのかを知るのは非常に重要です。このページでは台湾人は国として国民性としてどのような特徴や特性を持っているのか、訪日台湾人は日本国内でどのような行動を取っているのかを実際のデータを元に紐解いていきたいと思います。
訪日台湾人観光客の特徴
親日家が多いことで知られる台湾は、中国に次いで世界で2番目に日本観光が盛んな地域です。訪日台湾人観光客はテレビ番組などから日本の最新情報を入手していることが多く、人気のエンターテイメントや話題の商品についてよく知っています。
訪日ラボセミナーレポートのご紹介&最新版インバウンド情報まとめ
訪日ラボでは、インバウンド対策に課題を抱えるご担当者様向けに、お悩み・課題解決を支援すべく、最新レポートの公開や無料のオンラインセミナーを実施しています。
【セミナーレポート】「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント
2023年は2,500万人の外国人旅行者が訪れた日本のインバウンド市場。コロナ前の2019年に迫る勢いの回復をみせており、2024年の訪日外国人数は3,000万人を上回るとの予想もあります。
日本を訪れる外国人旅行者の間で、特に人気が高いアクティビティが「桜の鑑賞」です。桜の開花時期に合わせて日本を訪れる外国人も多く、日本の重要な観光資源の一つとなっています。
そこで訪日ラボでは、「『桜シーズン』に向けたインバウンド施策のポイント」と題したセミナーを開催しました。
登壇者としては、インバウンドの動向に詳しい訪日ラボ インバウンド事業部長 川西哲平に加え、台湾に本社を置くビッグデータカンパニーVpon JAPAN株式会社営業本部 会田健介氏をお呼びし、「桜」に関するインバウンドデータをもとに、訪日外国人旅行者の最新動向と、「桜のシーズン」に集客を向上させるためのポイントを解説しました。
本セミナーは大好評につきアーカイブ配信を行っておりますので、ぜひご覧ください。
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→ 「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント【セミナーレポート】
【インバウンド情報まとめ 2024年3月】2023年年間宿泊者数 1位は韓国 他
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、2024年3月版レポートから、2月〜3月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。
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インバウンド情報まとめ 2024年3月
本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→ 訪日客向け“相撲エンタメショーホール” 大阪にオープン / 2023年年間宿泊者数 1位は韓国【インバウンド情報まとめ 2024年3月】
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