この記事を読んでいるあなたが、とある宿泊施設/もしくは観光業関係者であり、上司から「君にインバウンド対応任せるから、来週に簡単な方向性を示すプレゼンをしてくれ。」と言われたとしたらどうするでしょうか?
自らいろいろな情報を検索し、訪日ラボを始めとしたインバウンドや観光情報などを扱うWEBメディアや文献を読み、JNTOや観光庁が発表するインバウンドに関するデータを頭に入れ、inbound insight(インバウンドインサイト)などのツールで細かいデータや直近の訪日外国人観光客の動向を把握する…などが考えられます。
これらのインバウンドに関連した情報から知識を付けるのも良いですが、様々な団体がインバウンドのノウハウや最新動向を知ることが出来る「インバウンドセミナー」、「インバウンド研修」を開催しており、これらの活用もインバウンドに関する「ノウハウ」を得ることでインバウンド対策の一環として活用できるので、今回はインバウンドに関連するセミナーや勉強会についてご紹介します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
1.日本政府観光局(JNTO)が主催・後援するインバウンドセミナー・勉強会
URL:http://www.jnto.go.jp/jpn/news/h28_seminar.html
インバウンド観光業に携わる方にはお馴染みの日本政府観光局(JNTO)。日本政府は2020年に訪日外客数4000万人、インバウンド消費額8兆円を目標として掲げていますが、日本政府観光局(JNTO)は、政府が掲げるインバウンドでの「観光立国」を果たす為の目標を達成すべく、インバウンド対策のポイントについて具体的な成功事例などを紹介する包括的なセミナーを開催しています。
訪日ラボでは、2月2日に東京はビッグサイトで開催された「インバウンドビジネス総合展2017」に参加してきました。インバウンドセミナー・勉強会とは毛色が違って、いわゆる「展示会」にカテゴリーされるイベントですが、日本政府観光局(JNTO)が後援しているインバウンド関連イベントです。
インバウンドビジネス総合展2017に行ってきました:現地の模様と展示をピックアップしてレポート
2/1(水)〜2/3(金)の3日間、インバウンドビジネス総合展2017が東京ビッグサイトにて開催されています。今回は初日の様子と、各種展示をピックアップしてレポートします。インバウンドビジネス総合展2017とはインバウンドビジネス総合展2017インバウンドビジネス総合展2017とは日本経済新聞社が主催、観光庁、経済産業省、日本政府観光局(JNTO)後援のインバウンドビジネスに特化した産業展です。本展では、62社の企業・団体展示による、翻訳や多言語対応、ICT技術の活用、映像・コンテンツ・ア...
こうした日本政府観光局(JNTO)などの公的機関が開催・後援するインバウンド関連セミナー・勉強会・展示会では、国の方針、各地域の成功例、現状の課題などを一気に把握する事が可能であり、マクロな視点でのインバウンドの現状を知ることが出来ます。
2.一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(JSTO)が主催・後援するインバウンドセミナー・勉強会
URL:http://jsto.or.jp/category/seminar/
一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会(Japan Shopping Tourism Organization 略称:JSTO)は、平成25年に設立された団体です。
世界中を旅行されるお客様に「ショッピングと言えば日本」と思い出していただけるような、いわば日本を世界一のショッピングディスティネーションとすべく、平成25年9月に観光業や流通業だけでなく幅広い 民間企業によって設立されました。―JSTO「JSTOについて」より引用
といった設立の背景のもと、日本でのお買い物(ショッピングツーリズム)の魅力を世界中に発信することで、インバウンド消費・インバウンド需要をを喚起することを、そのミッションとしています。130を超える会員企業で様々な活動を行っており、その中でもインバウンド対応、ショッピングツーリズム、免税制度などについて毎月インバウンドセミナー・勉強会・講演会などを開催しています。
設立の背景のとおり、得意分野は小売業など向けに、ショッピングツーリズムに関連する多言語対応、免税店対応などといったインバウンド対応関連のセミナー・勉強会・講演会が豊富であることが特徴。
3.一般社団法人 国際交流サービス協会(IHCSA)が主催・後援するインバウンドセミナー・勉強会
URL:http://www.ihcsa.or.jp/inbound/
1970年に「招待外交、国際会議、その他政府の行う国際交流活動に積極的に貢献するとともに、政府の施策に呼応して広く国際相互理解の促進を図り、我が国と諸外国との親善に寄与する」事を目的として外務省より設立を許可され発足した協会です。40年以上の渡る豊富な国際交流事業で蓄積したノウハウを活かし、訪日外国人観光客を円滑に受け入れるためのインバウンド支援事業を幅広く展開しています。
宿泊施設、観光業、観光協会向けのテーマ別インバウンド研修・セミナー、旅館・ホテルなどの宿泊施設向けの多言語対応会話集などをまとめたオリジナル教材の作成と販売、インバウンド対応のノウハウが詰まったホームページ「インバウンド カフェ」の運営、インバウンド総合コンサルティングなどを手がけています。
4.JTB総合研究所が主催・後援するインバウンドセミナー・勉強会
URL:http://www.tourism.jp/consulting/sector/inbound/
JTB総合研究所は旅行やツーリズム、社会トレンドなどの調査と分析、コンサルティング、観光教育などを行うシンクタンクです。インバウンドに関連する様々な統計データを発表していることでも知られますが、インバウンドコンサルティングなどの他に、インバウンドセミナーや講演なども行っています。インバウンドに精通した豊富な経験を持つコンサルトが多数在籍しているという強みがあります。
まとめ:訪日ラボでは各種インバウンドセミナー、展示会、勉強会などをまとめています
こうして見ていくと、政府主催・後援のセミナー、民間企業、社団法人が主催・後援するセミナーなど様々なインバウンドセミナーや勉強会、展示会、勉強会、研修が存在することがわかります。
当然得られる情報の内容も、その主催・後援する団体によって変わってきますので、どのようなインバウンドセミナー、展示会、勉強会や研修が最も適しているのかを理解した上で、セミナーへの参加、研修の受講などされてみてはいかがでしょうか。
お探しのページは見つかりませんでした(404 ERROR)
訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを毎日配信!
なお、訪日ラボでは各種インバウンドセミナー、展示会、勉強会などのイベントをまとめています。是非、どのインバウンドセミナーに参加するかの参考にしていただければと思います。また、各種インバウンド関連イベントの掲載についても相談を受け付けておりますので、主催者の方もお問い合わせ下さい。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!