エクスペディア グループ 2016年通期における日本のインバウンド需要の傾向を分析

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  • モバイル予約が激増
  • 訪日旅行先として地方都市が急成長

[エクスペディアグループ]

世界最大級のオンライン旅行会社であるエクスペディア グループは、同社が展開するExpedia.com®や Hotels.com®など75カ国以上、35言語による200以上のオンラインサイトにおける2016年通期(1月から12月まで)の国内宿泊施設宿泊数売り上げに基づき、インバウンド需要の傾向について分析しました。最も顕著な傾向は、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末を利用した宿泊予約の急増です。また、地方都市への訪日外国人旅行者数が着実な伸びを示しました。

2016年は、グループの旗艦ブランドであるExpedia.com®の日本版 (www.expedia.co.jp) が開設10周年を迎え、年間総予約売り上げが初めて10億米ドルに達しました。

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■2016年通期におけるエクスペディア グループ全ブランド[1]のインバウンド需要(前年比)

表1) 2016年訪日外国人 国別宿泊予約増加率トップ5

表1) 2016年訪日外国人 国別宿泊予約増加率トップ5

上記の訪日外国人の国別宿泊予約増加率トップ5を見ると、いずれも約50%予約が増加していることが分かります。また、モバイル端末による宿泊予約増加率は上位5カ国全てで全デバイスの予約増加率を上回っています。モバイル需要の伸びは韓国を筆頭にブラジル、台湾が顕著であり、これらの国はいずれも、世界全体のモバイル予約の約2倍に迫る増加率を記録しています。

表2)2016年訪日外国人 人気訪問地(都道府県・地域の予約増加率)トップ5 都道府県・地域

表2)2016年訪日外国人 人気訪問地(都道府県・地域の予約増加率)トップ5
都道府県・地域

インバウンド需要における主要観光都市である東京、大阪、沖縄、京都は平均35%の増加でしたが、地方都市への需要の伸びは顕著でした。上記のとおり、鹿児島、岡山、大分、北海道では3桁の増加を記録。エクスペディア グループでは、こうした地方都市への訪日客誘致についてこれまでさまざまな活動を行ってきました。訪日外国人旅行者のいわゆる「ゴールデン ルート[3]」にあたる地域以外の予約が増加しており、インバウンド需要が多岐にわたる地域へ分散し始めたことは朗報です。

訪日外国人旅行者が支払った1泊の平均宿泊料金は、国内旅行の日本人旅行者と比較して約20%高く、宿泊数も1.5倍長かったという結果が出ています。また、外国人旅行者は日本人旅行者より予約期間が2倍も長く、1.5カ月以上も先の宿泊を予約しています。さらに、外国人旅行者は平日の宿泊を予約する傾向が顕著です。エクスペディア グループ の全サイトで行われた国内宿泊施設の平日予約は、その80%以上が外国人旅行者によるものであり、平日の予約は週末と比べて5%多い結果が出ています。

エクスペディアホールディングス株式会社 代表取締役 ロッジング パートナー サービス 日本・ミクロネシア地区統括本部長のマイケル・ダイクスは「エクスペディア グループのさまざまなサイトを利用される訪日外国人の半数以上が3泊以上の宿泊をしています。私どものビジネスパートナーである国内の宿泊施設は訪日旅行者が週末にかけてさらに連泊できるようにしていただくことで、稼働率を飛躍的に伸ばすことができるでしょう。また、多くの訪日外国人は日本の宿泊施設をかなり早期に予約しています。しかし、現状では国内宿泊施設に見られる独特の傾向として、6カ月先の在庫までしか提供されていません。これは、エクスペディア グループの世界平均の約半分です。弊社では、世界中のベストプラクティスを基にしたマーケティング情報をパートナー施設へ提供することで、効果的に競争力を高めていただけるようサポートを続けてまいります」と述べています。

表3) 2016年訪日外国人 国別シェアトップ10

表3) 2016年訪日外国人 国別シェアトップ10

2016年は世界各国からさまざまな客層の旅行者が日本を訪れましたが、訪日外国人の国別シェアトップ10は 2015年と同様の結果となりました。訪日旅行者が最も多かったのは香港、次いで韓国米国台湾の順となり、それぞれ前年比で平均50%以上増えました。また、トップ10にオーストラリアや英国、カナダが加わったことは注目に値します。

エクスペディア グループでは200以上もの旅行予約サイトを75カ国語以上で運営しているため、国内の宿泊施設へ多岐にわたる訪日旅行者を供給することができ、一方、旅行者へはさまざまな価格帯の幅広い国内宿泊施設を提供できます。エクスペディア グループ全サイトの利用状況を見ると、5つ星および 4つ星の宿泊施設に滞在した旅行者の多くは、米国および英国、シンガポールオーストラリア中国本土からという結果が得られました。また、東南アジア諸国やヨーロッパでは格安の訪日旅行ニーズが高まっていることも読み取れます。

表4) 2016年訪日外国人 宿泊施設グレード国別トップ5

表4) 2016年訪日外国人 宿泊施設グレード国別トップ5

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2016年は、エクスペディア グループ全体[1]で、前年比21%増となる2億4600万件を超える宿泊が予約されました。総予約売り上げも前年比21%増の724億3150万ドルとなり、収益は前年比32%増の87億7360万ドルを記録しました。また、エクスペディア グループ サイトの訪問者数は72億となり、前年比30% 以上増加しました。

この続きから読める内容

  • ■ エクスペディア® ロッジング パートナー サービスについて
  • ■ エクスペディア グループについて
  • 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
  • 【2/19開催】”効率重視"のAI時代だから考えたい、本質的なVOC活用法:大手レストランが実践する口コミ活用術を紹介
  • 【インバウンド情報まとめ 2026年1月後編】インバウンドの市場規模を他産業と比較する / 2025年の訪日外客数、過去最高の4,268万人 ほか
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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