「ムスリムフレンドリー」最前線・関西 そのムスリム対応によるインバウンド対策事例とは

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日本でも今後さらに増えると予想されているムスリム訪日外国人観光客。日本各地でムスリム観光客受け入れのための対策が進んでいますが、その中でも 鳥取、兵庫、和歌山、徳島、滋賀、京都、大阪、奈良など地域全体で「ムスリムフレンドリー」を謳っている関西の取り組み をご紹介します。

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大阪観光局「イスラム教徒向けの飲食店・宿泊施設のマップ配布」

大阪観光局は2014年1月、宗教上の制約に従った「ハラル」やそれに準じる料理を提供する店やホテルを紹介するA4判の冊子「ハラル&ムスリムフレンドリーマップ」を英語で作成。9月に発行した第2号では、マレーシア料理などの外国料理の店が大半だった第1号と比べ、多数の和食店も紹介するなど掲載施設が約100に増加。第1号発行後に掲載してほしいとの飲食店からの申し込みや対応を始めたという施設からの報告が相次いだといいます。

このフレンドリーマップは使いやすいハンディ版サイズ。国内では関空の観光案内所などに設置。海外での観光展では、ムスリム団体旅行を組む東南アジアの旅行会社から「ムスリムを歓迎する大阪の人たちの気持ちが伝わってくる」と好評。スマートフォンアプリも近くリリース予定とのこと。

ムスリムフレンドリー京都(京都府)

ムスリムフレンドリー京都では、宗教法人京都ムスリム協会による認証を得たレストランやムスリム観光客に配慮したレストラン、宿泊施設、お祈りの場所などの紹介に加えて、京都の観光名所、京都ならではの食文化の紹介、ムスリム旅行者が安心して京都で過ごせるような情報を提供しています。

ムスリムフレンドリーデスティネーション イン 神戸(兵庫県)

ムスリムフレンドリーデスティネーション イン 神戸では神戸市内にあるモスクの案内、ムスリムフレンドリーなレストラン、ホテルなどを紹介。また観光名所の紹介や観光のためのモデルコースなどを紹介。

大阪ステーションシティ(JR大阪駅)(大阪府)

大阪ステーションシティでは、JR大阪駅直結「南ゲート広場」に祈祷室を開設し、宗派を問わず利用可能な施設となっています。また、ホテルグランヴィア大阪19F(2店舗「フルーヴ」「浮橋」)ではムスリムフレンドリーメニューを、サウスゲートビル「うまいものプラザ」16F(3店舗「銀座ハゲ天」「うを佐」「豆富百珍 八かく庵」)では、ノンポークメニューを提供。

関西国際空港(大阪府)

関西の空の玄関である関西国際空港はムスリム訪日外国人観光客対策に特に力を入れています。ムスリム旅行者にとって欠かせない祈祷室は、第1ターミナルビル3階のほか、国際線出国エリアに2か所接地。室内は全て「男女別室」となっており、礼拝前に身体を清めるための「小浄施設」も設置。お祈りを行う方向が簡単にわかる「キブラ」の他、礼拝マットや礼拝衣装などを用意し、24時間誰でも利用可能となっています。

また、ムスリム旅行者が安心して食事を楽しめるようにハラール料理を提供するレストラン、厨房で製造されるメニューが全てハラールであるハラール認証レストランも接地。空港内15店舗の飲食店にて、「ポークフリー・アルコールフリーメニュー」を設定しています。

まとめ:ムスリム旅行者向け対応はハラルフードだけでなく祈祷室も重要

最近話題となることが多く、各レストランで対応も進んでいるハラルフードに加えて、日本を旅行する際にムスリム旅行者の方が心配するものの1つが祈祷室です。ムスリムの方は1日5回メッカの方角に向かってお祈りをしますが、こうした設備の有無がムスリムの方にとっての旅の楽しみにおいては大きな意味を持ってきます。その点「ムスリムフレンドリー」を謳う関西では、大阪国際空港、大阪駅などでも祈祷室が設置されています。

マレーシアやインドネシアなどムスリムの方が多い国からの旅行者が増えるのに合わせて、今後日本各地でこうした動きが必要になってくるといえるのではないでしょうか。

<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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