瞬間勝負のSNS・長期戦のYouTube/メディアによって最も響くインバウンド動画は違う!Facebook vs YouTubeで考察する

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こんにちは。Ad Arch(アドアーチ)株式会社の白川です。今回は インバウンド動画において、最も響く展開媒体は何か? を考えてみたいと思います。

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外国人が動画を通して観てきた日本とは。動画の主戦場がウェブに。

日本ではウェブ動画の勢いが増しています。海外においても、近年まで動画の主戦場はTV。そして海を越える動画コンテンツといえば映画でした。

海外に住む外国人の方々は、現地主要TV局が取り上げた日本特集や、物語中に日本が舞台となった映画など、制作者による演出が入った”日本イメージ像”を日本として見てきました。

かつて海外TVや映画で展開されていた日本像とは。

TV番組では 公共の場所やお寺などの施設 をピックアップすることは多いですが、特定の旅館やお土産、一般企業が行っているアクティビティにスポットを当てることはあまりありませんでした。

また、映画では、忍者や着物・侍・芸者など 日本でも珍しい特別な物をデフォルメして、「日本」としてイメージ付けされている ことが多くありました

近年、動画の主戦場がウェブとなり、状況が変わってきています。気軽に(日本の)情報を発信し・(日本を)知り得ることができるようになり、世界での日本の情報は毎日更新されています。一般の情報発信者により、”ありのままの日本”が伝わり始めています。

動画での情報発信が変わってきている今こそ、インバウンド動画で積極的なプロモーションを行っていくべきと考えています。

日本をピックアップした動画・インバウンド動画が増加。制作するだけではなく、展開が重要に。

海外からの日本情報の取得がお手軽になったのと同じくして、日本を題材とした情報発信も比較的容易になっています。それに伴い、動画数が増加し、既存動画に新しい動画が埋もれてしまう ケースが多くなっています。

インバウンド動画のターゲットは”世界”であるため、一定数の視聴者を獲得し、効果を発揮するためには世界基準の厳しいクリエイティブ競争に勝ち抜く必要があります。

インバウンド動画分野で世界と戦う際、競合・ライバルは、世界中の名だたる観光地となることを忘れてはいけません。

そのため、昨今のインバウンド動画動画はただ制作するだけでなく、展開まで深く考える必要が生じています。

タイムライン上での瞬間勝負のFacebook、自ら情報を探し当てる長期戦YouTube

ウェブを活用したインバウンド動画を制作する際にはまず、「何のサービス媒体を軸として展開するか?」 を考える必要があります。

もちろん、Facebook・YouTube・公式Webページ・その他SNSなど考えうる全ての場所に動画を掲載することになりますが、それらの媒体はそれぞれに特徴があります。

その特徴に応じ、最も結果を出したい媒体に適した動画クリエイティブを調整することで、視聴者にマッチする動画が出来上がると考えて良いでしょう。

例えば、Facebookを始めとしたSNS は、(時間に応じて流れて行く)タイムライン上で一定期間のみ表示され、時間が経過するにつれ過去の物となっていきます。

そのため、視聴したその瞬間に「いいね!」と思って貰えるような構成が求められます。 短い尺で、インパクト重視の、感覚を刺激する動画が有効 とされています。

一方で YouTubeやWebサイト では、自ら検索を行い探し当てる動画となるため骨太な情報発信が求められます。視聴した外国人観光客が「実際にその場に行くか」「その体験を行うか」を吟味するための情報量が無ければ、訪日時の選択肢として残らない可能性が高くなってしまいます。

この場合、一定の動画尺で、視聴者に対して適切かつ好まれる情報を掲載した動画が有効 となります。

Nike: Thirty Years of Air Maxの例

世界的スポーツブランドNIKEが公開した商品に関する動画では、同じ構図、同じカットを使用していますが、Facebook動画ではより短く印象的に、一方YouTube動画では一つ一つのAir Maxシューズを認識できるようにしています。

インバウンド市場に向けた動画、主要媒体の選定は重要項目の一つ

前述NIKEのように媒体毎にクリエイティブを変更することが出来ると最善ですが、予算など様々な理由から、媒体に応じて複数展開の動画を制作することは容易ではありません。

そのため、

  • 長期的な戦略で結果を出していくために、YouTube。
  • 季節物などすぐに反響を出す必要があり、瞬間勝負の爆発的な知名度を上げるために、Facebook。

など、目標や媒体に応じて主要媒体の選択。そして、媒体に応じた動画クリエイティブの調整が必要となっています。

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この記事の筆者

Ad Arch

Ad Arch

Ad Arch(アドアーチ)株式会社 代表取締役兼プロデューサー 白川 裕喜。国内外での映像制作経験より、人種・国籍・文化を超えた理解を得るグローバルスタンダードな映像制作を拡げる試みを行っている。外国人映像クリエイターとの共同制作やインバウンド制作実績から得た事例、動画プロモーションのコツを発信します。

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