- 訪日外国人旅行客にSIMカードを無料で提供するサービス「Trip Free」を運営する株式会社Bridge、全日空商事株式会社と訪日外国人旅行客の集客を目的とした業務提携を締結
- ――今回、全日空商事株式会社と業務提携されたということで、提携に至った経緯を教えてください。
- ――「ANA Experience Japan」に無料SIMカードサービス「Trip Free」の申し込み動線を設置されたということですが、実際の申込動線としてはどのようなものになるのでしょうか?
- ――御社の「Trip Free」は、訪日外国人観光客のユーザーにまずは知っていただく事が必要になってくると思いますが、サービスを訪日前の外国人観光客にどのような形で周知しているのでしょうか?
- ――今後さらに「Trip Free」の無償SIMカードの利用を増やしていく上での課題はなんでしょうか?
- ――現状のユーザー層や、今後ユーザー数を広げていきたいと考えている国や地域を教えてください。
- ――御社では訪日前のユーザーのデモグラ情報、滞在期間・場所、決済データを取得されているとのことですが、これを利用して今後どのようなサービス展開を検討されているのでしょうか?
- ――観光庁では2020年を目処にゴールデンルート以外の地方への誘客が課題としていますが、御社としてはどのようにお考えですか?
- ――御社として今後の展望を教えてください。
- インタビュイープロフィール
目次
訪日外国人旅行客にSIMカードを無料で提供するサービス「Trip Free」を運営する株式会社Bridge、全日空商事株式会社と訪日外国人旅行客の集客を目的とした業務提携を締結
インバウンドビジネスやインバウンド関連サービスで成功を収めている企業はどのような対策をし、どのような成功・失敗例があるのでしょうか。シリーズ「インバウンドの中の人」は、まさしくインバウンド業界の渦中にいるキーパーソンを対象にお話を伺います。
今回は、訪日外国人旅行客にSIMカードを無料で提供するサービス「Trip Free」を展開している株式会社Bridgeに、全日空商事株式会社と訪日外国人旅行客集客を目的とした業務提携について、株式会社Bridgeの代表取締役 松本 雄介氏にお話を伺いました。
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――今回、全日空商事株式会社と業務提携されたということで、提携に至った経緯を教えてください。
松本 雄介氏(以下、松本): 今後も伸び続ける事が予想される訪日外国人旅行者ですが、未だに 日本のインターネット環境や店舗施設でのコミュニケーションに不満を持たれている旅行者は多い です。その不満を解消することができる無料SIMカードサービス「Trip Free」が、訪日外国人旅行客に強力な動線を持つ全日空商事株式会社と業務提携することにより、訪日外国人旅行客の集客と、両社サービスの利用促進を強化していく事を目的とした業務提携となります。
――「ANA Experience Japan」に無料SIMカードサービス「Trip Free」の申し込み動線を設置されたということですが、実際の申込動線としてはどのようなものになるのでしょうか?
松本: 現状はANA Experience Japanのサイト内にあるSIM・WIFIコンテンツページ内に、「Trip Free」の申し込みサイトへのリンクを設置して頂いております。
――御社の「Trip Free」は、訪日外国人観光客のユーザーにまずは知っていただく事が必要になってくると思いますが、サービスを訪日前の外国人観光客にどのような形で周知しているのでしょうか?
松本: 現状は台湾現地でのWEB広告をメインに実施しており、同時にANA Experience Japan内のコンテツからの導線もあります。今後は全日空商事株式会様が保有されている、訪日外国人旅行者との強力な導線を活用し拡大していきたいと考えております。
――今後さらに「Trip Free」の無償SIMカードの利用を増やしていく上での課題はなんでしょうか?
松本: 1つ目の課題は、まだまだ現地での認知が低いという事。そして2つ目としては、ユーザーへSIMを届け、インターネットを開通するまでのオペレーションをスマート化する事だと思います。理想としては、利用者が日本に到着するまでに、自宅にSIMを届けてあげることが出来ればと考えております。
――現状のユーザー層や、今後ユーザー数を広げていきたいと考えている国や地域を教えてください。
松本: 現状は台湾・香港がメインターゲットとなっており、ユーザー層は詳細はお伝えできないのですが、女性比率が60%以上かつ年齢層は30代の方が多い ですね。今後については、やはり 中国本土・韓国・タイなどのアジア圏での拡大 を目指したいと思っています。
――御社では訪日前のユーザーのデモグラ情報、滞在期間・場所、決済データを取得されているとのことですが、これを利用して今後どのようなサービス展開を検討されているのでしょうか?
松本: 今後は、取得しているデータを元に広告配信・リサーチ調査・店舗や施設へのリコメンドなどに活用していきたいと考えています。
――観光庁では2020年を目処にゴールデンルート以外の地方への誘客が課題としていますが、御社としてはどのようにお考えですか?
松本: 今後はユーザーの属性や訪日時のタイミングに合わせリアルタイム性をもって情報提供していく事が大事かと思っていますので、まずは ユーザーデータを元に最適な情報をユーザーに配信 していきたいと考えています。
――御社として今後の展望を教えてください。
松本: 訪日外国人旅行者は今後も伸びていく事が予想されます。2020年の東京オリンピック・パラリンピック以降もそうですが、まずは2020年を中間のターゲットと考え、年間で400万人の方に利用されるサービスを目指しています。現状はSIMカードを無料で提供することをフックにしておりますが、今後はその他のサービス展開も考えております。
インタビュイープロフィール
会社名:株式会社Bridge
代表者:代表取締役 松本 雄介
創業:2016年1月
本社所在地:東京都新宿区市谷長延寺町6番地
URL:http://www.bridge-world.jp/
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参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
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※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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