[C4]
建設現場の「リアル」を伝える、新感覚の建設メディア『施工の神様』。同メディアを運営しているC4株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:上村隆雅)は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを目前に東京都(小池百合子知事)が試行している「入札制度改革」について、アンケート調査を実施しましたので結果をご報告いたします。
■建設業界が反発
東京都は、小池百合子知事の主導のもと、2017年6月26日から入札契約制度改革を試行しています。
しかし、東京都入札監視委員会の報告によると、対象となる大規模工事での不調発生率が20.1%(2017年11月末現在)と、2016年度実績(9.9%)の2倍以上になるなど、各建設業界団体から反発の声が高まっています。
そこで、『施工の神様』(https://sekokan-navi.jp/magazine/)では、入札契約制度改革のポイントである以下の4つについて、どれが特に問題なのか、建設技術者にアンケートを実施しました。
【入札契約制度改革の要点】
・予定価格の事後公表
・JV結成義務の撤廃
・1者入札の中止
・低入札価格調査制度の適用範囲の拡大
(調査概要:Webアンケート / 2018年2月2日~3月2日 / 『施工の神様』の読者250名)
■【アンケート結果】
「JV結成義務の撤廃」で中小建設企業が潰れる!
上記グラフのとおり、 「JV結成義務の撤廃」が問題だと回答したのは22%。続いて「1者入札の中止」18%、「予定価格の事後公表」10%、「低入札価格調査制度の適用範囲拡大」4%の順という結果になりましたが、最も多い回答は「上記すべて」46%でした。
さらに、東京都内の建設業者である回答者に対して個別に取材したところ、「予定価格の事後公表」については、積算に必要な情報量が少ない、東京都の予定価格は低いとの声がありました。「JV結成義務の撤廃」については、大手ゼネコンとのJV結成が義務でなくなると、中小建設企業にとっては技術力が落ちる心配がある、中小建設企業が工事に参加できなくなり倒産する、という声もありました。
また、「1者入札の中止」については、東京都の工事は魅力がないから1社入札になる、1社入札を中止すれば工事の遅れにつながるだけでなく、それが入札参加者の過重労働になる、新国立競技場の自殺問題をわすれたのか、などという意見がありました。
※『施工の神様』では、東京都の入札制度改革について、その問題点をいち早く伝えておりました。
小池知事の入札制度「改悪」でダンピング復活か?自民党と建設業界が猛抗議
https://sekokan-navi.jp/magazine/7408
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【C4株式会社概要】
会社名:C4株式会社(読み:シーフォー、 英文表記:C4 Inc.)
代表取締役:上村隆雅
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名古屋支店:愛知県名古屋市中区錦2-5-5 八木兵伝馬町ビル3F
東北支店:宮城県仙台市青葉区本町2-15-1 ルナール仙台4F
郡山復興事務所:福島県郡山市駅前2-10-15 三共郡山ビル北館2F
事業内容:インターネットを利用した広告、 マーケティング、 コンサルティング、 施工管理技士の求人求職支援および人材派遣事業、メディア事業
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