皆さんこんにちは、株式会社LIFE PEPPERの厚海です。
本日は韓国インバウンドマーケティングにおいての最前線から情報をお送りしていきたいと思います。
今まで韓国に対してマーケテイングを行ってきた企業さんの多くがブログマーケティングでの効果を実感されているかと思いますが、最近では、プロモーションをどう定義して、なんのためにこの施策をやっているのかを理解する必要があります。いたずらにブログだけをやっていたのでは駄目な時期がやってこようとしています。
特に以下の韓国人ユーザーの行動動線を見ていただきたいのですが、このような形になっております。

そして、このカテゴリの中でそれぞれアプローチの手法があります。この一連の動線を如何に整えるか。を考える必要があります。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)今までの韓国プロモーション
さて、今までの韓国プロモーションは、上記の中でもブログ若しくはDSPやリスティング広告を行っている企業さんが多いと思います。弊社でも上記の手法はよく使用させて頂き、結果が出ています。
ただ、最近では世界的に「広告をクリックしない」という流れになっており、その分他者の口コミを信頼し、利用するというデータが出ています。それは韓国でも変わりません。

このような状況で様々なチャネルに対し、形を変えながら、情報を入れ込んでいくことが重要になってきます。
韓国プロモーションの最新トレンド「カフェ」とは?
上記でご説明させていただいた「韓国人ユーザー動線図」の中で『カフェ』という部分だけ皆さんの頭の中で「???」が浮かんでいると思います。さて、カフェとは何なのでしょうか?
「カフェ」媒体を日本からでも利用可能に。業態ごとに刺さるカフェマーケティングとは?

- カフェの説明①
- 「〇〇好き」が集まるコミュニティである。
- カフェの説明②
- ブログだけではリーチできない層への訴求が可能。
- カフェの説明③
- 口コミの出稿も可能。体験談をネット上に流すことができる。
一つ一つご説明をしていきましょう。
カフェの説明①:「〇〇好き」が集まるコミュニティである。
まず、①ですがカフェを語る上で最も重要なご説明です。日本ではあまり聞き馴染みのないものですが、要は「〇〇好き」が集まっているコミュニティです。
大きな「カフェ」というサービスの中に、実に様々なジャンルのカフェが集まっています。これはNAVERさんとDaumさんの両社が同様のサービスを抱えており、

例えば、「日本旅行好き」が集まるネイルドン

そして、「日本にいる留学生」が集まるドンユモウ

化粧品に関する口コミが飛び交う「パウダールーム」(日本で言うと@Cosmeさんですね。)などなど。。。

非常に多くの様々なカフェがあります。
カフェの説明②:ブログだけではリーチできない層への訴求が可能。
次に②のご説明です。良く、ブログを見ている韓国人ユーザーが多いというお話をお聞きしていると思いますが、それだけではありません。

カフェに関しても13%以上の方が閲覧をしているんです。というのも、カフェに関しては完全に第3者の意見が反映されております。時には、少し悪口なども、、
といった環境では、素直な感想が出てくることが大多数。その率直な意見を求め、ユーザーはカフェにやってきます。ブログは見ない!でも、カフェは見る。という層にもアプローチ出来るのがカフェの良いところです。
カフェの説明③:口コミの出稿も可能。体験談をネット上に流すことができる。
最後に③のご説明にです。上記でご説明させていただいた通り、カフェでは率直な意見を求める方が多くいらっしゃいます。

これは「化粧の際のおすすめのパフ」というスレッドです。

こちらに6000件以上のコメントが寄せられております。大人気ですね。その意見の中に自社の口コミを出稿してもらうことも可能なのです。前述した化粧品のカフェ「パウダールーム」では、自社商品をユーザーに送付し、「使ってみた」口コミの掲載も可能です。
今、全く口コミのない企業さんはこういった形で口コミ数を増やしていくことが重要になります。どこの国の方もそうなのですが、今はもう口コミの数と質で買うか買わないかの判断を行う場合が非常に多いです。
そこをカバーできるカフェは韓国マーケティングを今後行う中で重要な位置を占めていると言えます。
2018年の韓国マーケティングはどうなっていくか?
最後に2018年の韓国マーケティングの展望をお伝えします。現状、韓国マーケティングを行っています!という企業さんは本当に少ないです。しかし、年々増える韓国人観光客とともに、これから韓国のマーケティング手法も多種多様に研究がされていくでしょう。
その時々のトレンドを掴み、尚且つ、流行りだけに流されるのではない信念とこだわりを追求していくことが大切になってきます。そういった意味でも、韓国向けにマーケティングを行っていく皆様は、常に情報をアップデートし、媒体や韓国人への理解を深めていきましょう。
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