外国人「日本の箸マナー 難しすぎ!」/訪日外国人が考える「日本に行く前に知っておくべきリスト10選」とは?

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訪日外国人が日本を訪れる前に抱いているイメージには様々なものがありますが、既に日本を訪れた外国人が「こうした情報を知っておくと良い」と口コミサイトに投稿していたり、個人サイトでまとめていたり、様々な情報がインターネット上にはまとまっています。そういった情報の中から「日本に行く前に知っておくべき知識」「海外からすると意外な日本人の習慣」「日本旅行をする上で知っておきたいこと」について3回に渡ってご紹介します。

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日本に行く前に知っておくべき知識

日本に行く前に知っておくべき知識その1:日常の支払いで使用出来るのは現金だけであることが多い

日本では飲食店やショップではクレジットカードが使用出来ないことが未だに珍しくない。クレジットカード、デビッドカードは、地方に行けばいくほど”単なるプラスチックカード”としか見なされない。そのため、常に1,000ドルほど財布に入れている日本人も珍しくない。

外国人観光客の買い物「何を」「どこで」「どのような決済手段で」している?中国観光客が買うのはやっぱり「医薬品・健康グッズ・トイレタリー」

日本を訪れた訪日外国人観光客は実際にどのようなものを日本で購入しているのでしょうか?化粧品、薬などがよく売れているという話は聞きますが、実際に外国人がよく購入している品目ごとに見ていくと面白い発見があります。先日観光庁から発表された訪日外国人消費動向調査の最新版「訪日外国人の消費動向 平成28年10-12月期報告書」から詳しく見ていきましょう。インバウンド対策にお困りですか?「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!訪日ラボ...

日本に行く前に知っておくべき知識その2:海外と比較すると信じらないくらい治安が良い

日本でも凶悪犯罪は発生するが一般的な治安は非常に良い。酔いつぶれて道端で寝ていても財布を抜き取られる心配はほとんど無いし、深夜に街灯が無い場所を歩いていて誰かに襲われる心配もさほどいらない。

「治安の良さ」これは日本のインバウンドにとって一種の観光資源である:テロ脅威でフランスの観光収益が落ち込む一方、スイスでは「安全だ」と訪日旅

フランス外務省によると、2016年にフランスを訪れた外国人観光客の数は、おおよそ8,300万人 でした。前年と比較しても70万人増を記録。世界一のインバウンド誘致に成功しているフランスは順調に外国人観光客数を増やしているように思えます。しかし、CNNの記事によるとフランスを訪れた外国人旅行客の 旅行支出額は2015年、2016年と減り続けている とのこと。この裏には何があるのでしょうか。インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?調査・リサーチに...

日本に行く前に知っておくべき知識その3:道路の通りに名前がついていないことが多い

日本では全国的に主要道路以外に「◯◯通り」「◯◯号」と名前がついている通りは少なく、基本的にすべての通りに何らかの名前がついている海外と大きく状況が異なる。日本で目的地に辿り着くには、GPS、スマートフォンの地図情報が欠かせない。

日本に行く前に知っておくべき知識その4:飲食店の数が多く、外食が一般的

日本の特に都市圏となると飲食店を探すのに困ることはほとんどない。日本の昔の映画やドラマに見られるように、仕事帰りに仲間との絆を強めるための”飲み会”がポピュラーに行われており、居酒屋が一般的に利用されており、外食はごく一般的な文化だ。

なぜ外国人観光客は 言葉の通じない日本の飲食店で「自国の飲食店よりも接客の質が高い」と感じるのか?

飲食店の接客という場面に特化した英会話レッスンを展開している株式会社華ひらくは、2020年に向けてますます英語を含めた外国語での接客が重要になる中、浅草と上野において、訪日外国人観光客を対象に、日本の飲食店の接客、サービスに関するアンケートを実施しました。その結果からどのようなことが言えるのでしょうか?顧客満足度を上げる!飲食店にオススメのインバウンド対策を資料で詳しくみてみる「飲食店予約サイト」を資料で詳しくみてみる「飲食店予約管理システム」を資料で詳しくみてみる「翻訳・多言語化」を資料...

日本に行く前に知っておくべき知識その5:飲食店の評価は非常に重要で、重要な話題となる

人々の外食への感心が高いため、飲食店においては口コミの評価が最も重要であり、また日常会話においても、「どこそこの店が美味しかった」という話題は重要なトピックとなりうる。TVでは常に何らかのグルメ番組をやっており、芸能人が有名店を訪れている。

日本に行く前に知っておくべき知識その6:食事、特に箸に関するルールは複雑

日本の箸は串ではないので、箸で食べものを突き刺すのはマナー違反。また、箸で摘んだ食べ物を他の誰かが箸で受け取ってはならず、箸をご飯に突き立てるのもNGだ。これらは葬儀でしか行わない箸の使い方なので、食事の際にこうした箸の使い方をするのは非常識とみなされる。また、箸で皿を手間に引き寄せる、箸で相手のことを指すなどもルール違反だ。

その「おもてなし」訪日客を不快にさせていませんか?…気をつけたい日本の常識と海外の常識の違いポイントを解説

日本政府は「観光立国基本計画」において、2020年に訪日外国人旅行者数4000万人、訪日外国人旅行消費額8兆円という目標 を掲げています。2016年の訪日外客数は過去最高の2,403万9千人を達成し、2017年もさらにこの記録を更新する事が見込まれています。これを受けて観光業界も様々な形で訪日外国人観光客を「おもてなし」するべく工夫をこらしています。しかし日本人が外国人に対して無意識にしてしまっている行動の中で、外国人観光客が不快に感じてしまう事があることをご存知でしょうか?今回は 日本人...

日本に行く前に知っておくべき知識その7:手で持ってよい器とそうでない器がある

味噌汁は直接手にお椀を持って口をつけて飲むのが正解で、顔をテーブルに置いてあるお椀に近づけて飲むのではない。また、ご飯が入っているお茶碗も手にとって食べて良く、これは手でお椀を持ってご飯を箸で口に運ぶのが正解。しかし、基本的には他の皿を手に持って食べるのは止めたほうが良い。

日本に行く前に知っておくべき知識その8:汁物、麺類は音を立てて啜っても良い

お味噌汁やお茶などの熱い飲み物を飲む時、ラーメンやうどんなどの麺類を食べる時に、音を立てて啜って食べることはマナー違反に当たらない。実際、啜ることによって多くの日本人は風味が増すと考えている。ラーメンなどを食べる時は遠慮なく音を立てよう。

日本に行く前に知っておくべき知識その9:多くの人がマスクをしているが伝染病が流行っているわけではない

日本人はとにかくマスクが大好きだ。多くの人が風邪の予防や喉の保湿などの目的でマスクをしている。常に混雑した電車に乗っているからなのかもしれないが、実に多くの人がマスクをしている。事前知識がないと伝染病が流行っているように感じるかもしれないが、そういうわけではない。

日本に行く前に知っておくべき知識その10:財布や貴重品を落としても慌てないこと

これは有名な話だが、日本で財布、カメラ、バッグなどの貴重品を紛失したとしても、高い確率でそれは手元に戻ってくる。無くしたと思って気落ちする前に、交番、窓口、ホテルのフロントなどに聞いてみること。タクシーやバスの中に置き忘れたとしても、どこのタクシーやバスを利用したかさえわかっていれば事務所に問い合わせると高い確率で手元に戻ってくる。

まとめ

訪日外国人が日本に対して抱いている印象は、日本人からすると一般的で意識していないような内容もありますが、上記のような訪日外国人の悩みを解決出来るサービスも多数登場しています。

例えば日本に関する様々な情報、マナーなどに関しては「訪日外国人向けメディア」を利用することで訪日外国人の日本に関する理解を深めてもらうことが出来ますし、訪日外国人にとってわかりにくい日本の街歩きを助ける「訪日外国人向け道案内」などのサービスも登場しています。

その他にも、日本に関する正しい情報を「インフルエンサー(総合)」に発信してもらうのも良いでしょう。より多くの訪日外国人に日本での滞在を楽しんでまた来てもらうためにも、正しい日本の情報を発信したいものです。

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訪日ラボでは、インバウンド対策に課題を抱えるご担当者様向けに、お悩み・課題解決を支援すべく、最新レポートの公開や無料のオンラインセミナーを実施しています。

【セミナーレポート】「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント


2023年は2,500万人の外国人旅行者が訪れた日本のインバウンド市場。コロナ前の2019年に迫る勢いの回復をみせており、2024年の訪日外国人数は3,000万人を上回るとの予想もあります。

日本を訪れる外国人旅行者の間で、特に人気が高いアクティビティが「桜の鑑賞」です。桜の開花時期に合わせて日本を訪れる外国人も多く、日本の重要な観光資源の一つとなっています。

そこで訪日ラボでは、「『桜シーズン』に向けたインバウンド施策のポイント」と題したセミナーを開催しました。
登壇者としては、インバウンドの動向に詳しい訪日ラボ インバウンド事業部長 川西哲平に加え、台湾に本社を置くビッグデータカンパニーVpon JAPAN株式会社営業本部 会田健介氏をお呼びし、「桜」に関するインバウンドデータをもとに、訪日外国人旅行者の最新動向と、「桜のシーズン」に集客を向上させるためのポイントを解説しました。

本セミナーは大好評につきアーカイブ配信を行っておりますので、ぜひご覧ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

「桜シーズン」に向けたインバウンド施策のポイント【セミナーレポート】


【インバウンド情報まとめ 2024年3月】2023年年間宿泊者数 1位は韓国 他

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年3月版レポートから、2月〜3月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

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インバウンド情報まとめ 2024年3月

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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