外国人観光客に人気の都市ランキング 最新版発表:2017年もタイ・バンコクが3連覇!/ナイトライフエコノミーの充実で「昼」と「夜」の観光を提供できるバンコクの観光力に迫る

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クレジットカード会社の「マスターカード」が毎年発表する「世界航行先ランキング」が発表されました。昨年2017年に東京を訪れた訪日外国人数1193万人で世界8位、昨年の9位からワンランクアップしました。

1位のタイ・バンコクは日本の2倍近い2005万人の外国人が訪れ、しかも3年連続首位を保っています。タイといえば「微笑みの国」「仏教の国」というイメージがあり、ホスピタリティの高い国民性は有名です。タイ・バンコクが世界中から愛される理由は何かまとめてみました。

【現地レポート】日本好きのタイ人約50万人に会えるイベント「JAPANEXPOTHAILAND2018」とは?:タイのなかで流行る日本の”イ

こんにちは。Gear8 山田です。タイで開催される「ジャパンエキスポ」、実は2種類あるのをご存知でしょうか?今回は、1月26日から28日にかけてバンコクにて開催された、ジーユークリエイティブ社主催の「JAPANEXPOTHAILAND2018」に自社出展いたしましたので、出展社目線でレポートしたいと思います。実際に出展して、タイ人に接客をしながらの数日間でしたので、出展企業やステージ出展者の全てを網羅できているわけではありませんが、現地の雰囲気を感じていただけると思います。目次JAPANE...

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寝姿の仏像「ワットポー」などの仏教文化観光

タイのバンコクといえば、仏教文化観光が街のいたるとことにあります。

世界的に有名な寝姿の仏像「ワットポー」や、金色寺院「ワット・プラケオ」があります。この他にも「ワットアルン」という展望台のように登れる仏塔寺院もあります。

川岸に立つワットアルン

川岸に立つワットアルン

「ワット」はタイ語で寺院の意味です。仏教遺産が昼の文化観光の顔となっているのは、日本と同じですね。

「食文化」×「伝統文化」によるインバウンド誘致へ:注目を集め始める「ガストロノミーツーリズム」にぐるなびとANA総研が着手

2020年の「東京オリンピック」開催に向けて訪日外国人観光客数が大幅に伸びている中、さらなる訪日外国人観光客誘致へ向け、国内の企業や自治体は様々な取り組みを行っています。その中でも「郷土料理」と「日本文化」を活用し、インバウンド誘致を狙う「ガストロノミーツーリズム」が注目を集めています。日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)が主催する大規模な旅行博「ツーリズムEXPOジャパン」では、訪日旅行、国内観光、海外旅行をテーマとしたシンポジウムのプログラムを提供しています。2016年の「ツー...

グルメが喜ぶ「本場タイ料理」と食文化を体験する「市場観光」

タイ料理といえば、日本でもファンが多い個性的な食文化です。本場のタイ料理を堪能するのはもちろんのこと、その食卓を支える市場でも観光や買い食いを楽しめます。

線路いっぱいに勝手に商品を並べている「メークロン市場」はまるで闇市のようなスリルを味わえるし、水上市場「タリンチャン・フローティング・マーケット」では船に乗りながら市場観光が楽しめます。

タリンチャン・フローティング・マーケット

タリンチャン・フローティング・マーケット

【その経済効果80兆円】インバウンドにおいて手付かずの成長市場である「ナイトタイムエコノミー関連市場」とは

未開拓の夜間市場の活用 を行うことが、大きな経済的インパクトを発生させるということで、日本でもナイトタイムエコノミーが大きな注目を集めています。 日本政策投資銀行、日本政策投資銀行がアジア8地域、欧米豪4地域の訪日外国人観光客旅行者を対象に行なった調査によると、「日本旅行で不満だった点は何ですか?」という質問に対して、「ナイトライフ(バーやクラブ・ナイトマーケット等)体験」という回答が7番目に多い回答となっています。日本の観光活性化策は昼間にどこを観光してもらうかという視点が中心であり、夕...

ナイトライフに多様な魅力

タイにはこのほかにも、巨大なショッピングモールや最新設備の美術館などがあり、見るものに事欠きませんが、日本との大きな違いがあるとすると、それはナイトライフの充実ぶりです。

タイのナイトクラブは欠かせない観光スポット

タイのナイトクラブは欠かせない観光スポット

超高層ビルの屋上に作られたルーフトップバー(オープンエアのお洒落なバー)や夜遅くまで踊れるクラブ、そして多少猥雑な“大人のためのエンターテイメント”も充実しています。

こうした「自国では体験できない」特別なナイトライフを求めて訪れる外国人が多いのは事実のようです。

『夜の』インバウンド需要:訪日客のナイトライフへの不満を満たすサービスが東京、大阪などで登場 改正風営法も追い風に

訪日外国人観光客が日本で観光を楽しむ場合の観光地として、どのような場所を訪れているのだろうか?と考える時、普段意識するのは、訪日外国人観光客は 日中にどのような場所に訪れるのか? といった内容でしょう。しかし、意外と注目されていないのが訪日外国人観光客は 夜にどのような場所を訪れているのか? という点です。こうした訪日外国人観光客のナイトライフという部分で、ナイトクラブに注目したサービスがいくつか登場しています。インバウンド受け入れ環境整備の資料を無料でダウンロードする「翻訳・多言語化」の...

5つ星ホテルが多いが、騒げるバックパッカーもある

バンコクの特徴に「5つ星ホテルが多い」ということがあります。

イギリスのコンサルティング会社・ナイトフランクによると、2017年末の時点でバンコクには、5つ星ホテルが33軒あるとされています。

格付け機関にもよりますが、ミシュランによると2018年秋時点で東京の5つ星ホテルは11件、都市としての広さや経済規模からいうと驚くほど少ないのが現状です。

また、タイでの宿泊施設は高級路線だけではありません。低価格で楽しめるエリアも充実しています。

タイのバックパッカーの街「カオサン通り」

タイのバックパッカーの街「カオサン通り」

「カオサン通り」はおもに外国人をターゲットにして低価格のバックパッカー(宿泊施設)や飲食店、ナイトクラブなどが集積しており、外国人が朝から深夜まで思い思いに遊んだり交流できるエリアです。

日本にはこういった「朝から晩まで自由に羽を伸ばす」ことが出来るエリアはありませんので、大きな違いといえます。

観光庁 田村長官記者会見から伺う、今後のインバウンド…キーワードは「欧米豪・地方誘致・ナイトタイムエコノミー・消費額増大・民泊拡大」

2017年8月16日に国土交通省会見室において、観光庁の田村長官が記者会見を行ない、2017年7月の訪日外国人旅行者数、4-6月期の旅行・観光消費動向調査についてコメントを発表しました。その中から観光庁としての見解をいくつか見ていきましょう。インバウンド受け入れ環境整備についてより詳しい資料のダウンロードはこちら「翻訳・多言語化」に関する詳しい資料のダウンロードはこちら「多言語サイト制作」に関する詳しい資料のダウンロードはこちらバーコードやQRコードを活用した多言語ソリューション「多言語化...

まとめ:タイ・バンコクのインバウンド業界は「昼」の顔と「夜」の顔を持つ。多ジャンルのおもてなしで外国人客の満足度をあげている

東京の訪日外国人数をダブルスコアで上回るバンコク。その理由はもしかすると主に「昼」の観光しか提供していない東京と、「昼」と「夜」の観光を提供できるバンコクの観光力の差かもしれません。

日本は6〜9月に猛暑となって「昼」の観光が大変になる時期があります。「夜」の観光・ナイトライフエコノミーにも取り組んでいく必要がありそうです。

本当に「ナイトライフ」はインバウンドで求められているのか?2万件のスレッドから見えてくる”外国人目線”のナイトタイムエコノミーのニーズとは

1996年に設立され、現在、月間約180万人のユーザー*が閲覧している「ジャパンガイド(japan-guide.com)」は、英語圏からのアクセスが上位を占めている訪日観光客向けの情報ポータルサイトです。今回は、昨今頻繁に事例が紹介されている 「ナイトライフ」「ナイトタイムエコノミー」 について、外国人旅行者側の視点にて、外国人から実際にどのようなニーズが寄せられているのか、ジャパンガイド内の口コミ掲示板や東京の「ナイトライフ」を紹介しているページ等を参照しながら言及していきます。目次口コ...

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<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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