【海外からも注目】日本の紅葉の魅力とは?外国人からの人気も集まる京都の東福寺・永観堂も紹介

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現在全国各地で、紅葉が見頃を迎えています。

日本人にとって秋の風物詩でもある紅葉。しかし紅葉をめでるのは日本人だけではありません。訪日外国人にも、紅葉狩りは大人気です。毎年10月~11月には日本の紅葉を見に多くの外国人観光客が訪れます。

訪日外国人もこぞって見物に訪れる「日本の紅葉」ですが、「日本の紅葉は世界で一番美しい」と言われることがしばしばあります。

しかし海外にも紅葉はあり、メープルの国・カナダなどはよく知られています。

海外の紅葉と日本の紅葉は何が違うのでしょうか? 訪日外国人に人気の紅葉スポットも合わせて紹介します。

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日本の紅葉はいつまで見られる?

日本には、紅葉の名所として知られる場所が全国各地にあります。そのなかでも例年日本で一番早くに見頃を迎えるのは、北海道の大雪山国立公園です。

日本最大の国立公園である大雪山国立公園の紅葉は例年9月上旬から見頃になるということで、今年も大雪山国立公園を筆頭に多くの名所が見頃を迎えています。

全国的に見ると11月中旬から下旬に見頃を迎える場所が比較的多いようですが、12月まで紅葉を楽しめるスポットも少なくありません

外国人も魅了!日本の紅葉の魅力とは

JNTOの調査によると、2017年の訪日外客数の月別ランキングTOP3は以下の通りです。

月別訪日外客数ランキング

1位

7月:268万人

2位 10月:259万人
3位 4月:257万人


JNTO:国籍/月別 訪日外客数(2003年~2018年)より訪日ラボ作成

月別訪日外客数ランキングでは7月が1位になっており、これは、7月に東南アジア諸国が夏休みに入るためだと考えられます。

日本で紅葉が見られる10月は、中国の大型連休である国慶節の期間を含んでいるということもありますが、2位にランクインしています。

4月の桜も訪日外国人から人気がありますが、この結果を見ると、紅葉の時期に合わせて訪日する外国人も少なくないようです。

外国人に人気の紅葉スポット、京都の東福寺・永観堂

紅葉は、日本人だけでなく訪日外国人からも人気があるということがわかりました。それでは、訪日外国人はどのような紅葉スポットを訪れているのでしょうか?

東福寺公式ホームページより
東福寺公式ホームページより

全国的にも有名な紅葉スポットである京都の東福寺は、訪日外国人にも人気があります。

東福寺はトリップアドバイザーの最新版「外国人に人気の日本の観光スポットランキング2020」で2位にランクインした京都市の伏見稲荷大社からも徒歩15分ほどで、周辺観光スポットからのアクセスの良さも人気の理由のようです。

フォトacより
フォトacより

また、同じく京都にある永観堂禅林寺は、日本人はもちろん外国人からも高い評価を得ています。

永観堂の紅葉は古今和歌集で「秋はもみじの永観堂」と詠まれるほどで、古くから紅葉の名所として知られています。2020年11月現在、トリップアドバイザーの評価は4.5、英語の口コミも多く、4~5の高評価が並んでいます。

「日本の紅葉は世界で一番美しい」といわれるワケは?

海外の国々にも紅葉はありますが、「日本の紅葉は世界で一番美しい」という言葉をたびたび耳にします。その理由はいったい何なのでしょうか?

木には常緑樹と落葉樹というものがあり、そのうち紅葉するのは落葉樹のみです。

落葉樹は日本など東アジアの沿岸部のほか、ヨーロッパの一部、北アメリカの東部などに多く存在しています。つまり、それ以外の地域では紅葉があまり見られないということです。

国土の7割が森林である日本には、さまざまな種類の落葉樹があります。

落葉広葉樹の種類は日本で26種類ヨーロッパで13種類紅葉が有名なカナダでも同じく13種類です。紅葉する木の種類が多いということは、それだけ色の種類も多くなるということです。

海外では、赤なら赤、黄なら黄、というように一色の紅葉が一般的ということで、日本のように赤や黄の葉や、もとから紅葉しない緑の葉をいっぺんに見られる場所は少ないようです。

また日本の紅葉には、独特の風情があるといいます。

前項でも東福寺や禅林寺を紹介しましたが、日本で紅葉の名所と呼ばれている場所には、寺や神社が少なくありません。寺や神社と紅葉は風景としてとても相性が良く、それが海外の紅葉にはない魅力となっているようです。

このように「日本の紅葉は世界で一番美しい」と言われるのには、色のバリエーションの豊富さ日本ならではの寺や神社との調和があったようです。

「日本の紅葉の魅力」で訪日外国人観光客の誘致を

色の種類が豊富で、さらに伝統的建造物との調和が美しい日本の紅葉は、日本人のみならず海外からも高い評価を得ています。紅葉の時期に訪日する外国人も少なくなく、紅葉狩りを楽しむのは万国共通といえます。

「世界で一番美しい」と言われる日本の紅葉は立派な秋の観光資源であり、「日本でしか見られない」となれば、これは外国人観光客の大きな訪日動機となりえます。

日本で紅葉の名所として知られる場所は、今まではどちらかというと日本人向けの整備しか行ってこなかったところも多いでしょう。しかしこれからはインバウンド向けの対策も行い、日本の美しい紅葉を訪日外国人観光客誘致に活かしていくことが期待されます。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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