国別ランキング1位は韓国で34%、2位は中国と香港の14%
総合物流管理業務や海外進出コンサルティングなどを行う株式会社オー・エス・エスが、忘れ物国際配送サービス「TUMOCA Express」における2018年下半期(6 月~12 月)の忘れ物取り扱い実績を、1月23日に発表しました。
同社が集計し発表した国別ランキング1位は、韓国で全体の34%、2位は中国と香港の14%になりました。中国はカメラやお土産のような旅行のときに持ち運ぶものが多かった一方で、韓国は携帯やメガネ、時計など、日常的に使うモノでした。
また、全体の訪日人数に占める割合は中国が26%で、韓国が24%なのにもかかわらず、忘れ物多さが勝っていることも印象的だったとしています。
「手軽さ・気軽さ」が理由の1つ? メールの中にヒントが
国別ランキングで韓国が1位になったのは、日本旅行への「手軽さ・気軽さ」ではないかと指摘しており、実際株式会社オー・エス・エスとゲスト(韓国人観光客)のメールのやり取りにヒントがありました。その内容は、「いつでも取りに戻れる」という趣旨のもので、配送キャンセルをする割合が、他国と比べて高い傾向にあることも明らかにしています。
外国人観光客の忘れ物が増えると、ホテルや旅館は保管・管理をする負担が増えるため、特に韓国人観光客に対しては注意喚起を行っていくことが、効果的な対処法であるとしています。
(画像はTUMOCA Express ホームページより)
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▼外部リンク
株式会社オー・エス・エス プレスリリース
http://www.tumoca.com/pdf/pressrelease20190123.pdf