三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と株式会社インジェスターは5月14日、2026年第1四半期における「インバウンド購買意欲指数」の調査結果を公表しました。
本調査は全国の小売店を訪れる訪日客の購買意欲を測定するもので、前四半期から引き続き低下傾向にあることが明らかになっています。
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訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)インバウンド購買意欲指数の推移
調査結果によると、インバウンド購買意欲指数は、横ばいから低下傾向に転じた前四半期に続き、全体的に下落しました。
中国発・中東経由の航空便の運休や減便が相次いだことなどが、購買意欲低下の背景として指摘されています。
四半期の推移
2026年第1四半期のインバウンド購買意欲指数は、現状水準DIが55で前四半期から4ポイントのマイナスとやや低下しました。現状判断DIは50で、前四半期から7ポイントのマイナスを記録しています。
また、今後の動きを予測する先行き判断DIは55という結果でした。こちらも4ポイントのマイナスとやや低下しており、現状・先行きの両面において、前四半期から数値がさらに押し下げられる形となりました。

月次の推移
月ごとの動きを示す月次系列においては、中国政府による訪日自粛要請が出された2025年11月以降の低下傾向が、全体として継続する形となっています。
2026年1月は、前月に対し現状水準DI・現状判断DI・先行き判断DIのすべての数値で上昇傾向となったものの、翌2月と3月はいずれも下落しました。
特に現状判断DIは、3月に「購買意欲が強い」の基準である50を割り込む48まで下落しており、前四半期の水準から大きく数値を下げる結果となりました。

インバウンド購買意欲指数とは
インバウンド購買意欲指数は訪日客の購買動向を分析し、関係分野における経営・景気判断の参考資料とすることを目的とした指数です。
主な調査事項は以下の3つです。
- 現状水準DI:訪日客による購買意欲の水準を判断
- 現状判断DI:前月と比較した方向性を判断
- 先行き判断DI:今後の購買意欲を判断
この指数は50を境界線としており、数値が50より大きいほど購買意欲が強く、小さいほど購買意欲が弱いと判断されます。

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<参照>
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社:インバウンド購買意欲指数(2026年第1四半期)の結果について
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