三越伊勢丹ホールディングスは5月13日、2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)の通期連結決算を発表しました。
総額売上高は前年と同水準となりましたが、本業のもうけを示す営業利益は3年連続の過去最高益を記録。また、前年比減が続いていた海外顧客売上高が3月にプラスに転じ、回復傾向となっています。
関連記事:阪急阪神百貨店運営のH2O、通期インバウンド売上は2割減 中国客数4割減も他地域は堅調
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)
三越伊勢丹、3年連続で営業利益が過去最高に
三越伊勢丹の2025年4月〜2026年3月期における総額売上高は、前年同期比0.3%減の1兆2,995億円で、前年とほぼ同水準で推移しました。
背景としては、環境与件の影響による海外顧客売上高の減少を、好調な国内顧客売上高が補った形です。
営業利益は同4.9%増の800億円で、3年連続の過去最高益となっています。また、第4四半期単体としても過去最高の219億円を記録しました。
さらに、当期純利益においても関係会社株式の売却益などが寄与し、同44.1%増の760億円となり、こちらも過去最高を更新しました。
セグメント別の総額売上高は、百貨店業が同0.4%減の1兆2,051億円、クレジット・金融・友の会業が同3.0%増の380億円、不動産業が同8.0%減の271億円となっています。

海外顧客売上高、年度末にかけて回復傾向に 客単価も拡大
海外顧客による売上高の推移は、上期は前年同期と比較して大きくマイナスとなっていましたが、3月にはプラスに転じており、回復傾向となっています。
また海外顧客の多様化も進んでおり、中国や香港のシェアが下がる一方で、その他の国・地域のシェアが拡大。さらに、海外顧客向けアプリの会員数も順調に伸長しました。
海外顧客の客単価についても、外商顧客化により免税顧客の5倍超の客単価に拡大しています。

店舗別では伊勢丹新宿本店が過去最高実績を更新
国内主要百貨店の店舗別総額売上高では、前年度からの反動もあり多くの店舗で減収となりましたが、伊勢丹新宿本店(前年同期比0.9%増)、三越日本橋本店(同4.6%増)、新潟三越伊勢丹(同0.5%増)が増収を達成しています。
また、伊勢丹新宿本店については、初めて4,000億円を突破した前年を超え、過去最高実績となる4,249億円を記録しました。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
三越伊勢丹ホールディングス:2026年3月期(25年度)決算説明会
店舗・ECサイトどちらも対策!小売店の集客・来店促進なら「口コミコム」で
Googleマップ対策・口コミの一括管理・多店舗管理まで、店舗とECを横断した集客施策をまとめて効率化。
正確な店舗情報や商品情報の発信、口コミ分析、インバウンド・MEO対策までまるっと対応。
来店数・売上アップを仕組みで実現します。
【好評配信中】ホテルの顧客満足度をどう高めるか? 口コミと清掃品質から考える具体策
本セミナーでは、顧客満足度を可視化する「口コミ」と、満足度を左右する「清掃品質」に焦点を当てます。
口コミを活用して顧客満足度を正しく評価する視点と、清掃DXを通した品質安定化および顧客満足度を継続的に高めるための考え方をご紹介します。
満足度向上を仕組みとして設計する方法が知りたい方におすすめのセミナーです。
<セミナーのポイント>
- 顧客満足度を正しく“測る”ための口コミ活用法がわかる
- 清掃品質が満足度を左右する構造と、その背景がわかる
- 顧客満足度を継続的に高めるための具体的な仕組みが学べる
詳しくはこちらをご覧ください。
▶ ホテルの顧客満足度をどう高めるか? 口コミと清掃品質から考える具体策
【調査レポート】 在庫情報と口コミが購買行動に与える影響
小売業において、「在庫情報」や「口コミ」は、消費者の意思決定にどのような影響を与えているのでしょうか。
本レポートでは、直近3ヵ月以内にオンラインで商品を購入した経験を持つ20〜40代の男女を対象に調査を行い、その実態を明らかにしました。
<本レポートで分かること>
- 商品検索と購買チャネル
- 在庫情報が来店行動に与える影響
- 口コミの影響度












