『一生に一度は訪れたい三重県』がキャッチフレーズ/三重県初!Instagram活用『#VISITMIEキャンペーン』のインバウンドの地方誘客術

『一生に一度は訪れたい三重県』がキャッチフレーズ/三重県初!Instagram活用『#VISITMIEキャンペーン』のインバウンドの地方誘客術

三重県は2018年9月26日より、観光ブランディングキャンペーンとして初の試みとなる、Instagramでの『#VISITMIEキャンペーン』を実施中です。海外向けのキャンペーンサイトも新設し、キャッチフレーズ「MIE, Once in Your Lifetime」(一生に一度は訪れたい三重県)を設定しました。

これまでもSNSを活用した地域の魅力発信を積極的に行ってきた三重県の取り組みと『#VISITMIEキャンペーン』から、SNSを活用したインバウンドの地方誘客の可能性について見ていきましょう。


全8言語対応のSNSアカウントでアジアや欧州にPR

▲「Voyage Mie Japon」:三重県Facebookページ(フランス語版)より引用
▲「Voyage Mie Japon」:三重県Facebookページ(フランス語版)より引用

三重県からの受託事業として、三重県観光連盟によるFacebookや中国最大のSNS「微博Weibo」での海外に向けた情報発信が、2016年より開始されています。

対応言語は、英語・韓国語・中国語(繁体字)・中国語(簡体字:微博Weibo)・タイ語・フランス語・ドイツ語・スペイン語の計8言語です。英語やアジア圏の言語だけでなく、ヨーロッパの言語にも複数対応している例は他県ではまだあまり見られず、三重県ならではの取り組みと言えます。

Facebookでは、季節ごとにタイムリーな自然景観や観光スポット、食などを、写真と文章で詳しく説明し、地域ならではの魅力を発信しています。

Instagramの運用は2017年より開始され、FITの訪日客に向けた情報発信の強化が重要な目的です。

英語・中国語(繁体字)・タイ語の3言語に対応しており、三重県の観光スポット・歴史・文化・自然・食・イベントなどの観光資源を、よりインパクトを与えやすい美しい写真を活用し魅力的に伝えています。

2018年11月現在、3つのアカウントでフォロワーは合計1万を超えました。県内のインバウンドの受け入れに積極的かつ実績が豊富な観光施設や市町村、観光協会などと連携することで、情報発信の拡大を目指します。

Instagramの『#VISITMIE キャンペーン』で地域の魅力発信へ

▲「MIE once in your life time」:『#VISIT MIEキャンペーン』特設サイトより引用
▲「MIE once in your life time」:『#VISIT MIEキャンペーン』特設サイトより引用

2018年9月26日より、Instagramでの『#VISIT MIEキャンペーン』が実施されています。

県全体で取り組む、国内・海外の両方をターゲットにしたInstagramの投稿キャンペーンは、三重県の観光ブランディングとして初の試みです。キャンペーンのために新設された特設ページは日本語に加え、Instagramのアカウントの対応言語と同じく、英語・中国語(繁体字)・タイ語の3言語となっています。

「MIE, Once in Your Lifetime」(一生に一度は訪れたい三重県)というテーマに沿って、三重県での印象的な旅の思い出を「#VISITMIE」のハッシュタグを付けてInstagramに投稿するといったキャンペーンです。

実施期間は以下の2回に分かれます。

  • 第1回:2018年9月26日から12月3日まで
  • 第2回:2018年12月4日から2019年3月3日まで

三重県の観光の魅力が伝わる写真作品として選出された人には、15を超える協賛企業から用意された中から、景品がプレゼントされます。三重県内のホテルの宿泊券をはじめ、三重県の「おいしい」「たのしい」「うつくしい」の3つのテーマから地域の魅力を堪能する機会や商品が贈られます。

『#VISITMIE』実際の投稿例をInstagramから紹介

▲Instagram内の#visitmieの検索結果から引用
▲Instagram内の#visitmieの検索結果から引用

11月30日現在で#VISITMIEのハッシュタグの投稿は16,000件集まっており、日本人だけでなく訪日外国人観光客による投稿も多数見受けられます

三重県松阪市の呉服店で着物の着付けを体験し街を散策する姿が印象的です。風景の写真だけでなく、体験の様子の写真など、三重県での観光のイメージが湧きやすい投稿も目立ちます。

▲Instagram内の#visitmieの検索結果から引用
▲Instagram内の#visitmieの検索結果から引用

フランス人のフォトグラファーが投稿した写真は、伊勢の名所「夫婦岩」です。夕日と神秘的な雰囲気、夫婦岩の3つの組み合わせが非常に美しいと投稿しています。写真に対するコメントも130件以上来ており、影響力のあるフォトグラファーやインスタグラマーなどの投稿で、一気に地域の認知を高める可能性があると言えるでしょう。

▲Instagram内の#visitmieの検索結果から引用
▲Instagram内の#visitmieの検索結果から引用

伊勢宮川の「鄙茅(ひなかや)」は、里山風景と季節の旬な食材を使用した日本料理が楽しめる食事処です。

大きな茅葺屋根の古民家の中で昼食を取った後、里山の風景を眺めながら散歩をし、伊勢宮川の美しさと落ち着いた雰囲気を堪能した様子が写真とともに綴られています。

インパクトのある写真とキャプションで、一気に人を惹きつけることができるInstagramは、これまで日本に興味がなかった人へのPRにも効果的と言えます。

まとめ:多言語対応のSNS活用でインバウンドの地方誘客へ

三重県は、これまで8言語対応のFacebookや3言語対応のInstagramを通して、地域の魅力を発信してきました。アジア圏だけでなく、歴史や日本古来の文化に関心の高い欧米圏もターゲットとし、いち早くPRを行ってきたのが特徴的です。

Instagramによるキャンペーンは、Facebookでの宣伝も行い、三重県の認知度を高める手段としての効果が期待されます。海外では見られない日本の地域独自の魅力を、インパクトのある写真を通して発信できるInstagramは、インバウンドの地方誘客に効果的なPR方法と言えるでしょう。


<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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