とはいえ、具体的にインバウンドに人気の観光ルートがどのようなものなのかはわかりにくいですよね。
そこでこの記事では、ハーレーで昇龍道(ドラゴンルート)を横断する事例をご紹介し、北米の訪日外国人観光客を対象としたインバウンド対策について解説します。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
狙いは北米からのインバウンド
国内バイクツアーを手掛ける「MOTO TOURS JAPAN株式会社」は、3月20日、一般社団法人昇龍道ドラゴンルート推進協議会と共に、招待旅行として、「ドラゴンルート(昇龍道)」を、レンタルバイクで巡るツアーを催行したことを発表しました。
中部・北陸へのインバウンド対策
「昇龍道」とは、中部地方の愛知県・岐阜県・富山県・石川県を、南から北へと縦断する新しい旅の観光ルートです。
「昇龍道バイクツアー」は、3月4日から3月8日までの期間、全行程5日間で約1,000キロメートルを、レンタルバイクの「ハーレーダビッドソン」で巡るもの。今回招待されたのは、北米のレンタルバイク及びバイクツアー会社のEagleRider社幹部をはじめ、ハーレー愛好家たちでした。
招待客は、中部国際空港セントレア発着を基本とし、名古屋、岐阜、奥飛騨、能登半島など、昇龍道ならではの観光スポットや景色、日本文化やこのエリアならではの体験をしたといいます。
オートバイツーリングは、電車やバスなどの移動手段とは違い、風や匂いを直接感じられるだけでなく、地域住民との距離も非常に近い旅スタイル。招待客は、同エリアの自然や文化、伝統に、非常に感激し、帰国しました。
なお、今回の招待客のミッションは、北米へ帰国後、「昇龍道を絡めた各種ツアーの造成」「中部・北陸エリアの魅力のPR・情報発信」をすること。同社では、今シーズン以降、北米からのインバウンドがより多く、昇龍道へ訪問してくれることに期待を寄せています。
(画像はプレスリリースより)
訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果的なインバウンドプロモーションを資料で詳しくみてみる
▼外部リンク
MOTO TOURS JAPAN株式会社 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/179722
MOTO TOURS JAPAN株式会社 ホームページ
https://www.mototoursjapan.com/ja.html
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!