ネットショップモール大手の楽天がリアル店舗向けに展開する楽天ペイ(実店舗決済)は、クレジットカードや電子マネーに加えて、日本人向けQRコード決済がまとめて導入できるマルチ決済サービスです。クレジットカードの国際ブランドを一挙に網羅し、さまざまな電子マネーブランドにも対応しています。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
楽天ペイで導入できる決済手段
クレジットカード

国際ブランド6つに対応し、外国人利用者の多いカードも問題なく使えます。お客様が楽天カードを提示した場合、JCBの決済手数料が3.24%で利用できる点は独特です。
<対応するカードブランド>
VISA/master/Americanexpress/JCB/Diners/DISCOVER
電子マネー

楽天Edyをはじめ、nanacoやiD、QuicPayなどの主要な電子マネーカードにとどまらず、SuicaやPASMOといった交通系電子マネー、さらにはApple PayやGoogle Payも使える幅広さが特徴です。電車やバスを利用する訪日外国人の多くは交通系電子マネーを購入していることが多いため、店舗で使えるようにしておくことが重要です。
<対応するカードブランド>
楽天Edy/Google Pay/Apple Pay/iD/QUICPay/nanaco/PASMO(パスモ)/Kitaca(キタカ)/TOICA(トイカ)/manaca(マナカ)/ICOCA(イコカ)/PiTaPa(ピタパ)/SUGOCA(スゴカ)/nimoca(ニモカ)/はやかけん
QRコード決済「楽天ペイ」
国内で最も利用者が多いと言われるQRコード決済「楽天ペイ」も使うことができます。楽天ポイントでの支払に対応できるため、楽天ユーザーの囲い込みが可能です。
楽天銀行口座を指定すれば売り上げは翌日入金
楽天ペイ(実店舗決済)による売り上げは、指定した銀行口座に入金されます。入金依頼手続きを23:30までに行えば、それまでの売り上げが翌営業日に全額入金される仕組みです。その際、振込手数料が1回につき210円発生します。
入金先を楽天銀行口座に指定すると、翌日自動で入金されます。振込手数料は無料で、入金依頼の手続きは不要です。その日の売り上げが翌日には入金されるため、現金感覚で資金を運用することができます。
タブレットとカードリーダーであらゆる決済が可能に
楽天ペイ(実店舗決済)はiPadなどのタブレット端末に専用アプリをダウンロードし、カードリーダーをBluetoothで無線接続して決済を行います。カードリーダーはクレジットカードと電子マネーに1台で対応できる優れもの。コードレスなのでレジまわりがスッキリ片付きます。
タブレットPOSシステムとの連携が可能
楽天ペイ(実店舗決済)にはレジ機能がありません。その代わり、さまざまなタブレットPOSとの連携ができます。POSシステムと連携させることで、売り上げの集計が簡単になるだけでなく、販売データの集計や分析によって経営の最適化が図れます。
<対応タブレットPOSシステム>
スマレジ/poscube/OrangeOperation/Bionly/Ubiregi/POS+
まとめ
決済サービスの多くはPOSレジ機能がありません。しかし楽天ペイ(実店舗決済)は複数のタブレットPOSシステムとの連携が可能です。POSシステムには飲食店向けやサロン向けなどがあり、無料で導入できるものもあるため、お店の特徴や課題にあわせて選択できるのも魅力です。
外国人旅行者を顧客として迎えるためには、英語対応や多言語表記など、さまざまな準備が必要です。キャッシュレス化によって支払関係の事務作業を減らし、接客に注力できる環境を作りましょう。
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
- 中国インバウンド市場の規模と最新トレンドがわかる!
- 中国特有のSNS・地図アプリを踏まえた対応策を学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント【7/9開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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