自然災害の多い日本ならではのインバウンド対策
観光庁は、4月3日、観光庁監修の災害時情報提供アプリ「Safety tips」のサービスを、アプリ制作会社の協力を得て、他のアプリでも共有できるようにしたことを発表しました。
インバウンドの旅ナカをサポート
「Safety tips」は、インバウンド向けの災害時情報提供アプリです。
このアプリは、平成26年10月からサービスをスタート。国内における緊急地震速報、津波警報、気象特別警報等を、プッシュ型で通知するほか、避難行動を示した対応フローチャートや周りの人から情報を取るためのコミュニケーションカード等を提供しています。
観光庁では、より多くのインバウンドに日本を安心して旅行してもらいたいとし、今回、「Safety tips API(Application Programming Interface)」を事業者に公開することを決めました。
事業者は、Safety tipsアプリ制作会社と契約を結び、「Safety tips API」を利用することで、事業者の持つアプリを通じ、災害時情報を、英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語・日本語の5言語にて、配信することができるようになります。
「Safety tips API」は、インバウンドの旅ナカでの安全、安心に役立つツール。観光庁では、各事業者における「Safety tips API」の活用について、ぜひ検討してもらいたいとしています。
(画像はプレスリリースより)
インバウンド受け入れ環境整備を資料で詳しくみてみる
▼外部リンク
観光庁 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000277.html