スペイン向け観光メディア3選 | 選ぶポイント・訪日スペイン人の特徴・ネット利用

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

近年、日本に訪れる外国人観光客が増加しておりインバウンド市場を狙ったプロモーションが注目されています。その中でも、訪日スペイン人は訪日中の消費額が高く、初来日の人が多いという特徴があり、まだまだインバウンド対策の余地があるといえます。

この記事では、訪日スペイン人観光客の特徴や訪日中のインターネットの利用傾向から、プロモーションに活用できる観光メディアを選ぶポイントやインバウンド対策への活用方法を紹介します。

訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

訪日スペイン人市場の特徴

訪日スペイン人観光客を集客するには訪日スペイン人がどのようなスタイルで旅行するのか?何をよく使っているのかということを把握することが大切です。

そこでまずは訪日スペイン人市場の特徴について解説します。

1. 旅行中の一人当たりの消費額が多い

訪日外国スペイン人観光客には一人当たりの消費額が多いという特徴があります。2018年の観光庁の調査によると、「訪日外国人一人あたりの旅行支出」は国別でみると23万7千円オーストラリアに次ぐ2位でした。

一人あたりの消費額が多いということはスペイン人観光客を集客することができれば大きなインバウンド効果が得られるということです。

2. 初訪日の人が多い

2つ目の特徴として「初訪日」のスペイン人観光客が多いということです。2016年には訪日したスペイン人の7割以上が初訪日だったという調査結果がでています。

スペイン人観光客は他のヨーロッパ諸国に比べると少ないですが近年順調に伸びているといえます。そこで次は初訪日したスペイン人観光客をいかにして「リピートしてもらうか」ということが注目されています。

スペイン人のネット利用

その国の人がどれくらい、またどのようにインターネットを利用しているのかといったことはプロモーションの観点からとても重要なポイントです。

狙っている訪日観光客がよく使うメディアに広告を出稿することで集客を効果的に行うことができるためです。

そこで次にスペイン人観光客は訪日に際してネットをどのように使っているのかについて解説します。

訪日中は「スマホで情報収集」66%

観光庁消費動向調査の2017年「2017年年間値の推計」※確報値「集計結果」によると、スペイン人の「訪日中に役に立った情報源」として「インターネット(スマートフォン)」が1位となっています。

このことからスペイン人観光客は情報源としてスマホを多く利用する傾向があるということがわかります。

そこで次にインターネットを利用する観光客にプロモーションを行う際に有効だとされているメディアでの集客について解説します。

スペインの観光メディアは集客に効果ある?

まずそもそもスペイン人向けのメディアでどのように集客を行うのでしょうか?また効果があるのでしょうか。

観光メディアで集客を行うには主に2つの方法があります。それは、

  • 広告を出す
  • タイアップ記事を出す

という2つです。それぞれの特徴について簡単に解説します。

広告をだすということはメディアを閲覧する多くの人の目に触れるので認知度が上がりやすいという特徴があります。認知されることでその中から興味を持ち実際に訪れてみようという人がでてくることを狙っています。

そのため多くの人を集客するにはできるだけ多くの人が閲覧するメディアを選ぶことが大切です。

もう一つの方法としてタイアップ記事をだすという方法があります。

タイアップ記事は実際に記事を読んでもらうことによって興味を持ってもらい集客につなげるという方法です。記事を読んでもらうことで集客を行うため見てくれる人は広告よりも少なくなりますがコンテンツが面白ければ見た人の多くに興味を持ってもらえるということが言えます。

スペイン向け観光メディアを選ぶ際の3つのポイント

ではプロモーションに利用するメディアを選ぶ際のポイントはどこにあるのでしょうか。

スペイン向け観光メディアを選ぶポイントは主に、

  1. 情報の正確性
  2. メディアの内容
  3. PV

の3つです。それぞれ解説していきます。

1. 情報の正確性

まず最初は「情報の正確性」です。

メディアにかかれている情報が信頼できるのか?ということはそのメディア信頼されるかどうかの最重要ポイントです。メディアの情報が正しければユーザーからの信頼性が増し多くのユーザーが利用するようになります。

そのため広告を出したときに大きな集客力になります。

2. メディアの内容

2つ目は「メディアの内容」です。メディアで発信している内容によって読者の興味関心は異なってきます。

そのためメディアで発信している内容とプロモーションを行いたい内容が合っていることが集客を効果的にするために重要な要素となります。

プロモーションを行いたい商品・サービスのユーザー層とメディアのユーザー層が一致しているかどうかを見極めるようにしましょう。

3. PV

最後は「PV」です。

PVとはそのメディアの記事がどれくらい見られているかという指標の一つです。

PV数が多ければ多いほど広告を出稿したときに多くの人の目に触れることになり、広告の効果が大きくなります。

広告を出稿する際はできるだけPV数の大きなメディアを選ぶようにしましょう。

スペインの観光メディア・スペイン人の情報源は何?

実際にどのようなメディアが情報源として読まれているのでしょうか。

スペイン人が利用している観光メディアを3つ紹介します。

1. GO TOKYO

「GO TOKYO」は東京の観光情報を発信することに特化した観光メディアです。季節ごとの見どころスポットやイベント情報、エリアごとの観光地情報など東京を楽しむための情報を発信しています。

言語が英語中国語だけでなく、スペイン語を含めて全8言語に翻訳されているため非常に人気の観光メディアとなっています。

2. Japan experience

Japan experienceは日本の観光地・宿泊施設・交通機関など幅広い情報を提供しているメディアです。スペイン語にも対応しており人気のメディアです。

3. JNTO

JNTO」は日本政府観光局が運営するWEBメディアです。日本のインバウンド市場についての統計や観光情報、事業。プロジェクト情報を発信しています。

日本の公的機関が運営しているメディアのため信頼性が高くまた全15ヶ国語に対応しているためスペインを始め世界各国から注目されています。

一方でスペインでは個人ブログやガイドブックも人気

観光庁消費動向調査の2017年「2017年年間値の推計」※確報値「集計結果」によると「訪日前役にたった情報源」は「個人のブログ」が1位でした。また2位が「旅行ガイドブック」という結果からみるように個人のメディアや本などが人気です。

そのためブログで紹介してもらえるような仕組みづくりや、ガイドブックに乗せてもらうような働きかけをしてみるのもオススメです。

まとめ:スペインの観光メディアを利用して効果的なマーケティングを

ということでスペインの訪日スペイン人市場の特徴、集客するためのポイント、人気のメディアについて紹介してきました。

プロモーションしたい商品・サービスにあったメディアを選び効果的なプロモーションを行いましょう。

<参照>

【10/21開催】今こそ見直したい、EC・店舗のカスタマージャーニーの重要な3つのフェーズ 〜集客・購買・リピート施策をアップデート〜


顧客が商品を知り、購入し、継続的に選び続けてもらうまでの一連の体験(カスタマージャーニー)には、フェーズごとに異なる課題と有効なアプローチがあります。

本ウェビナーでは、「実店舗・ECへの集客」「シームレスな購買体験の提供」「ロイヤル顧客の育成」の3つの重要フェーズに着目。小売企業が今注力すべき施策と、その成果につなげるためのポイントをわかりやすく解説します。

マーケティング・販促・デジタル推進に携わる皆さまにとって、課題解決のヒントとすぐに実践できるアイデアが得られる内容です。ぜひご視聴ください!

<セミナーのポイント>

  • Googleサービスと在庫情報を連携させ、“実店舗・ECどちらにも送客できる最新手法”が学べる!
  • 実店舗とECの購買データを統合し、“チャネルをまたいだシームレスな購買体験”の設計方法がわかる!
  • 購入者を“ロイヤル顧客”へと育てるための、導線設計とコンテンツ施策が学べる!

詳しくはこちらをご覧ください

【10/21開催】今こそ見直したい、EC・店舗のカスタマージャーニーの重要な3つのフェーズ 〜集客・購買・リピート施策をアップデート〜

【10/24開催】インバウンド好調の流れはこのまま続くのか?今後の見通しと、今やるべきこと


かつてない好調ぶりを見せているインバウンド。2025年の訪日外国人客数は4,000万人超と予測されていますが、「今後もこの流れは続くのか」「今と同じ戦略でビジネスを伸ばせるのか」懸念を抱いている人は少なくないでしょう。

そこで本セミナーでは、これまでのデータからインバウンド市場の今後を予測し、いま取るべき行動や準備すべきことを解説します。

インバウンド事業に携わる皆さまにとって、ご自身のビジネスに役立つヒントが得られる内容です。ぜひご視聴ください!

<セミナーのポイント>

  • 最新のインバウンド動向と今後の見通しがわかる
  • 専門家3名による議論から、インバウンドの今後の動きに対してやるべきことがわかる
  • 短期的に役立つ施策の話から、中長期的に考えていかなければならない戦略の議論まで、幅広く聴くことができる

詳しくはこちらをご覧ください。

【10/24開催】インバウンド好調の流れはこのまま続くのか?今後の見通しと、今やるべきこと

訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!

訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。

アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。

参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。

視聴はこちら(無料)

【インバウンド情報まとめ 2025年10月前編】中国の大型連休「国慶節」8日に終了、2025年も日本人気が続く ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に10月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

中国の大型連休「国慶節」8日に終了、2025年も日本人気が続く ほか:インバウンド情報まとめ【2025年10月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに