これだけは知っておくべき訪日スペイン人 3つのポイント

    • 高い新規客の割合、リピーター化できるかがカギ
    • ハイシーズンは8月、夏に一点集中
    • 観光目的では長期滞在する訪日スペイン人が多数

スペインに関連するインバウンド年表

1868年日本とスペイン王国の国交が樹立
2017年JNTOマドリード事務所が開設
2019年訪日スペイン人数が史上最多となる13万人を達成

スペイン基本データ

人口約4,680万人
面積約51万平方キロメートル
首都マドリード
宗教キリスト教など
公用語スペイン語
時差UTC+1(-8時間)
通貨ユーロ
名目GDP約1兆4,197億米ドル
経済成長率約2.6%
一人当たりGDP約30,406米ドル
平均月収1,457.63米ドル
ビッグマック指数(経済力)4.58米ドル

(参照)THE WORLD BANK Population, total、United Nations National Accounts - Analysis of Main Aggregates (AMA)、外務省 国・地域基礎データ、Numbeo Rankings by Country of Average Monthly Net Salary(After Tax)(Salaries And Financing)、The Economist The Big Mac index

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スペイン市場の訪日旅行(インバウンド)データ

訪日外客数推移(2014年~2022年):訪日スペイン人は何人来ているのか

コロナ前の2019年までは、訪日スペイン人客数は6年連続で増加し、ピークとなった2019年には13万243人を記録しました。一方コロナ後の2022年は1万5,926人と、欧米豪圏からの訪日客の中では回復ペースがやや低調になっています。

月別訪日外客数:訪日スペイン人に人気なのは何月?

コロナ前の2019年までの傾向では、訪日スペイン人が最も増加するのは8月を中心とした夏季でした。その前後の春季と秋季も一定の人気を集めていましたが、冬季には訪日数に大きな落ち込みが見られました。訪日スペイン人向けの施策を打つ場合には、夏のバカンスの時期にフォーカスするのが有効だといえます。

インバウンド消費額推移(2015年~2023年):スペイン市場全体の規模は?

コロナ前の2015年から2019年までの間、訪日スペイン人のインバウンド消費額は伸び続け、ピークとなった2019年には288億円を記録しました。パンデミックの影響で大きく落ち込みましたが、2023年には395億円とコロナ前を上回る増加を見せています。

一人当たりインバウンド消費額推移(2015年~2022年):訪日スペイン人は1人いくら使う?

訪日スペイン人の一人当たりインバウンド消費額は、コロナ前は21~23万円台で推移していました。コロナ明けの2022年には、旅行者層の変化に伴い30万5,757円へと大きな増加をみせました。

旅行支出内訳:訪日スペイン人には何を買い、消費している?

訪日スペイン人の支出において、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で、11万3,776円でした。2番目に大きな割合を占めたのは飲食費で、6万5,877円でした。滞在日数が長い傾向にあるため、宿泊・飲食の2項目が全体に占める割合が大きくなっています。

人気のお土産ものランキング:訪日スペイン人は何をお土産に買っていく?

費目購入率購入者単価
1位菓子類53.7%5,681円
2位衣類47.4%9,914円
3位その他食料品・飲料・たばこ40.9%7,267円
4位民芸品・伝統工芸品28.3%8,594円
5位酒類26.2%6,933円
6位その他買物代16.4%22,885円
7位化粧品・香水16.1%9,274円
8位本・雑誌・ガイドブックなど11.8%6,593円

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日スペイン人に最も人気のある品目は「菓子類」で、一人あたり平均5,681円分購入されています。購入率順に並べると、「菓子類」を筆頭に、「衣類」「その他食料品・飲料・たばこ」「民芸品・伝統工芸品」「酒類」の順で続いています。

買い物場所ランキング:訪日スペイン人はどこで買い物をしている?

買い物場所購入率
1位スーパーマーケット59.2%
2位コンビニエンスストア57.3%
3位観光地の土産店54.8%

(参照)観光庁 訪日外国人消費動向調査 2019年より

訪日スペイン人に最も人気の買い物場所は「スーパーマーケット」で、59.2%が買い物をしました。続けて「コンビニエンスストア(57.3%)」と「観光地の土産店(54.8%)」がランキング上位に入っています。

年齢・性別構成比:訪日スペイン人で最も多い属性は?

訪日スペイン人の73.1%が男性、26.9%が女性です。また、男性で最も多い年齢層は30〜39歳で全体の31.9%を占め、女性で最も多い年齢層は20〜29歳で全体の17.6%を占めます。

滞在日数:訪日スペイン人は何日間訪日旅行する?

訪日スペイン人の滞在日数は、全体の場合7~13日間が最多であり、観光・レジャー目的の場合では14~20日間が最多です。いずれの場合でも、3日間以内の滞在は0%台と非常に少なくなっています。

訪日経験:訪日スペイン人は初訪日・リピーターどちらが多い?

2023年第1四半期の訪日スペイン人は、初来日が64.2%、リピーターが35.8%でした。

旅行形態:訪日スペイン人は団体旅行と個別旅行どちらが多い?

訪日スペイン人の旅行形態は、全目的の場合と観光・レジャー目的の場合、どちらも個別手配が最多です。いずれの場合でも、個別手配が9割ほどを占めています。

日本の観光情報の収集:訪日スペイン人の訪日旅行の情報手段は?

訪日スペイン人が旅マエに情報収集をする際、最も役に立ったのは「動画サイト(YouTube/愛奇芸等)(36.4%)」でした。合わせて「日本政府観光局ホームページ(36.2%)」「SNS(Facebook/Twitter/微信等)(33.2%)」と続いています。また、旅ナカで最も役に立った情報は「交通手段(86.0%)」でした。合わせて「飲食店(65.7%)」「観光施設(44.8%)」と続いています。

スペイン市場のアウトバウンド(海外旅行)データ

スペイン人の海外旅行者数の推移(2012年~2020年):スペイン人の海外旅行需要は?

コロナ前のスペイン人の海外旅行者数は、2013年以降伸び続けており、ピークであった2019年には1,985万人を記録しました。しかし2020年には、パンデミックの影響を受け494万人まで急減しました。

スペインで人気の海外観光地ランキング:訪日旅行の競合となる国は?

国名過去五年間で最多の外客数
1位フランス6,753,159人(2017年)
2位イタリア3,226,858人(2019年)
3位ポルトガル2,462,570人(2019年)
4位イギリス2,462,020人(2018年)
5位アンドラ2,197,828人(2019年)

(参照)日本政府観光局(JNTO) 訪日旅行データハンドブック 2022年より

スペイン人に人気の海外旅行先は、フランス、イタリア、ポルトガル、イギリス、アンドラとなっています。イギリスとアンドラを除いた3か国はEU加盟国であり、相互に多くの交流があります。またアンドラはスペインに接しており、スペイン人の観光先として人気があります。

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