インドで人気のSNSランキング1位「Facebook」、インバウンド誘致のPR事例紹介

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

近年の訪日観光客の中でも、東南アジアからの観光客は増加傾向に。中でもインドは、インバウンドにおいて重要な位置づけとなりつつあります。

そんなインドのインターネット事情や利用状況をひも解き、効果的なマーケティングに活かしましょう。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

インドのインターネット事情・利用状況

世界経済の中でかなり大きなシェアを占める様になってきているインドですが、そのインドのインターネット事情を調べてみると、驚くべきものがありました。

SNS管理ツール会社HootSuiteとマーケティング会社We Are Socialが、世界各国でのインターネット使用状況をまとめた「Digital 2019」を参考に、インドのインターネット利用状況をみてゆきましょう。

インド人の41%がインターネットを利用


「Digital 2019」によると、インドでは人口の41%がインターネットを利用しています。41%と聞くと少なく感じるかもしれませんが、インドは人口13億人を突破している超大国。その41%というと、日本の総人口をはるかに上回る約5億6000万人もの人がインターネットを利用していることになります。前年比7.3%の経済成長率を記録したインドでは、今後はより利用率が高まることが予想されます。

ソーシャルメディア利用者の7割は男性


「Digital 2019」によると、インド人のソーシャルメディア利用者は人口の23%、約3億1千万人です。特徴的なのは、ソーシャルメディア利用者の大部分を占める78%が、男性となっていること。

また男女とも18歳から34歳の若い世代の利用者が突出して多く、全世代の利用者のうち女性は16%、男性では56%を占めています。

インドで人気のSNSランキング


「Digital 2019」の「インドのインターネット利用者が使っているプラットフォーム」をみると、インドで人気のあるプラットフォームはYouTubeやFacebookのような大衆発信向けのものだとわかります。インドで高い人気を誇る3つのSNSについて、詳しくみていきましょう。

1. Facebook(フェイスブック)

世界的に人気のあるFacebookが、インドでもNo.1のソーシャルネットワークアプリです。インド人は人とのつながりを大事にする国民性。話し好きで他人に対して非常に興味を持つ特徴があります。Facebookは日常のあれこれを気軽にアップし、他人とつながれる手段として人気があるのです。

グラフでもFacebookはYouTubeについで2位(89%)になっています。なんとインド人のFacebook利用者数はアメリカを抜いて世界一の約3億人。インド人にとってFacebookは、非常に重要なSNSだといえるでしょう。

2. WhatsApp(ワッツアップ)

WhatsAppは、インドでNo.1のメッセンジャーアプリです。日本で主流のLINEのような、短いメッセージをやり取りするアプリで、世界中にユーザーがいます。特にアメリカ・ヨーロッパのユーザーが多いようです。

相手がオンライン状態かオフライン状態かが表示されることが、最大の特徴。LINEのような近況報告に使うタイムライン機能はないものの、LINE同様音声通話が可能です。

3. FB Messenger(メッセンジャー)

インドのSNSでナンバー2の人気を誇るFacebookと連携しているメッセンジャーアプリ・FB Messenger。インドでは中国メーカーの低価格なスマートフォンがほとんどのシェアを独占しており、Facebookはそのような低下価格のスマホでも利用可能な超軽量アプリ「Facebook Lite」を提供しています。この「Facebook Lite」の開発も後押しとなり、FB Messengerはユーザー数を増やしています。

事例:Facebookを使ったプロモーション・集客

近年訪日外国人市場では、アジア諸国の旅行人口が大幅に増加。インドも経済発展により旅行者数は増加傾向にあり、日本を訪れる観光客も増えつつあります。インターネットの普及によりSNSで情報収集する人も多くなってきているため、インバウンドの集客にはSNSマーケティングが必要不可欠です。

それでは実際にFacebookを使ってプロモーション・集客を行った例を見ていきましょう。

1. ドン・キホーテ:ターゲット国ごとに合わせたSNS・ソーシャル運用を実施

インド人は日本を訪れた際、食料品や飲料、お酒や菓子類などの日用品を、日本からのお土産として購入します。そういったものを購入するのに最適なのが、訪日外国人の定番観光地として人気のドン・キホーテです。

ドン・キホーテではインバウンド需要への対応を積極的に行っており、訪日外国人から絶大な人気を誇っています。

ドン・キホーテのFacebookでは中国、台湾、香港、タイ、韓国、英語の6ヶ国、6言語に合わせた情報を配信。ターゲットの国ごとに掲載する情報やメディアを変えるなど、SNSの活用に力を入れています。

Japan Rail Pass:自社商品と合わせた日本での観光情報を発信

2. 電車や鉄道は、訪日外国人に最もよく利用されている交通手段です。そのため鉄道会社ではインバウンド対策を進めており、JRグループの6社は訪日外国人向けに乗り降り自由な周遊パス「Japan Rail Pass」を発売しています。

またFacebookを利用して、日本を旅行する際の役立ち情報などを載せたり、日本を紹介する動画のシェアなどを積極的に実施。投稿にコメントした外国人に返信するなど、丁寧なページ運営で訪日外国人からの認知度も高まりつつあります。

まとめ:Facebookを利用して効果的なマーケティングを

インド人のインターネット利用状況と人気のソーシャルメディア、さらにFacebookを利用した具体的なプロモーション事例を紹介しました。

人口の多いインドのFacebook利用者数は、世界でもトップクラス。インド人向けのインバウンド対策には、Facebookを利用して効果的なマーケティングを行いましょう。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

【初心者向け&学び直しに】インバウンドの最新情報を見逃さない!統計データの見方&情報収集のコツ


インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が登壇する、「インバウンドの最新情報を見逃さない!統計データの見方&情報収集のコツ」と題したセミナーを開催します。

新しくインバウンド事業の担当になった方や、改めてインバウンドについて学び直したいという方におすすめ!ランチタイムの30分間で、サクッと学べるセミナーとなっております。

<本セミナーのポイント>

  • インバウンドのトレンド把握に役立つデータや情報がわかる!
  • インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」を運営する副編集長 石橋が登壇!
  • ランチタイムの30分間でサクッと学べる!

詳しくはこちらをご覧ください。
【初心者向け&学び直しに】インバウンドの最新情報を見逃さない!統計データの見方&情報収集のコツ

【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年4月版レポートから、3月〜4月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか? また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。
このセミナーでは、
新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない
方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!
詳しくはこちらをご覧ください。
→4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに