「訪日外客統計」によると、2018年の訪日外国人観光客数は史上初となる3,000万人を突破しました。東京オリンピックが開催される2020年にはさらなる観光客の増加が予想されています。これに伴い、「小売店」「飲食店」「ホテル」「交通機関」「観光地」などでは、店舗のパンフレットや案内板、メニュー表の翻訳を急ピッチで進めています。
しかし、街中の翻訳された中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、タイ語など見てみると、おかしな翻訳を数多く目にします。これはいくつか原因があると思われますが、主な原因として、無料の翻訳サイトの利用が挙げられます。コストが掛からず、翻訳してみたは良いが、その翻訳が本当に合っているか確かめようがないのです。
『変な翻訳』を防ぎ、自社の商品・サービスを訪日観光客に正しく理解してもらうためには、コストをかけて正しいネイティブ翻訳をする必要があるでしょう。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
目次
翻訳企業の強みとは?
翻訳業務は昔から多くのニーズがあり、「飲食店」「小売店」「メーカー」「自治体」「交通」「宿泊施設」などあらゆる企業において必要なインバウンド対策です。
ホームページ、チラシ、店頭案内など訪日外国人が目にする媒体、店舗内あらゆる箇所で多言語化は必要です。翻訳企業は、訪日外国人にしっかりとしたした翻訳内容を伝えるために、ネイティブ翻訳を得意としているサービス、しっかりと伝えたいニュアンスを汲み取って翻訳してくれるサービスなど数多く存在します。
おすすめの翻訳サービス 5選!
「訪日ラボ」にて提供している「2019年上半期最新版インバウンド業界カオスマップ」から翻訳業務のカテゴリを棚卸しし、おすすめのサービスを8つ紹介します。翻訳業務に悩む企業様は是非参考にしてほしいサービスです。
1. 携帯型多言語ガイドシステム
予め複数の言語に翻訳したコンテンツを再生することにより、1名の案内人が多国籍のお客様へ同時に最大8言語で誘導案内することができる新しいシステムです。
日本語以外に7言語の合計8言語を同時に案内できます。翻訳発注からコンテンツ完成までおおよそ7週間掛かります。全国の観光スポットや工場・酒蔵、地大型商業施設など外国人観光客が多く来る場所に最適なサービスです。
具体的には、17ヵ国語の中から、最大8ヵ国語で、同時音声ガイド。通信距離は、全方位360度、半径60~80メートルとなり、受信機は手のひらサイズで、僅か63グラム。バス車内、徒歩観光など、様々なシーンで活用が可能です。
2. 翻訳サービス
株式会社アットグローバルは、日本、上海、香港、ベトナムホーチミンに拠点を置く翻訳会社です。インバウンドに関連した様々なドキュメント(Webサイト、観光ガイド、生活ガイドブック、パンフレット、メディア記事など)の翻訳を得意としています。
対応言語は、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、東南アジア言語全般、ヨーロッパ言語全般です。約1,500人の国内・海外の翻訳者ネットワークを駆使し、良質なサービスをリーズナブルに提供します。
3.マーケティング専門翻訳サービス
エーポートコミュニケーションズ 株式会社は、観光情報や商品の魅力が伝わる多言語化サービスを提供しています。外国人をターゲットとした集客、宣伝などのマーケティングやPRを目的とした多言語化を専門としています。
マーケティング目的の翻訳は、翻訳者がマーケティングに精通していなければ仕上がる文章に差が出ます。同サービスでは、マーケティングに精通した翻訳者が原文を再編集したうえで翻訳をディレクションしています。海外でより多くのビジネスチャンスを生み出すサポートをしています。
4.台湾向け中国語翻訳サービス
日本では、台湾向けの翻訳を、中華人民共和国の公用語を母語や専門とする翻訳者が行なっている場合が多くあります。この場合、翻訳された文章が台湾人にとって分かりにくいものである可能性があります。
理由に「簡体字・繁体字の違い」「言葉・語彙の違い」「表現方法の違い」などが挙げられます。
「フレンズ台湾」の翻訳サービスは台湾人のネイティブ翻訳により、台湾向けにローカライズされた、台湾人にとって読み易い自然な翻訳を提供しています。
5. ワンストップ多言語化サービス
翻訳品質はもちろん、さらに訳文のレイアウトまでプロ品質で提供するサービスです。株式会社トゥブルームのサービスは、Webやパンフレットを翻訳した後のレイアウト(DTP)まで一貫して請け負えるワンストップ制作が強みです。
翻訳言語・取扱いデータの両面で、他社にはない対応範囲の広さ・完成度へのこだわりを持っています。今後も続いていくインバウンド対応のあらゆる局面をサポートする総合多言語化サービスです。
まとめ:ネイティブ翻訳を活用して、訪日外国人に自社の商品・サービスを正しく伝える
2018年の訪日外国人観光客数は史上初となる3,000万人を突破しました。東京オリンピックが開催される2020年にはさらなる観光客の増加が予想されています。来年は、観光地や街中の飲食店・小売店・ホテルなど、外国人が溢れることが想定されます。
店舗のパンフレットや案内板、メニュー表の翻訳をしっかりと準備し、自社の商品・サービスを正しく伝えられるように準備しましょう。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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