【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
インバウンド観光を促進して地方創生に寄与
2019年5月28日、東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動火災保険)と株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、ソーシャルビッグデータを活用して、地方創生に寄与するインバウンド観光促進のための全国調査(以下、同調査)を実施しました。
同調査は、地方自治体の観光政策や、事業者のインバウンド施策の立案で活用することで、地方創生に寄与するとしています。
調査を実施するにあたっては、Twitter全量データやWeiboなどのSNSデータおよび観光レビューサイトデータを活用し、2017年11月~2018年10月の1年間、世界の国・エリアから訪れた訪日観光客の話題を分析しました。
また、実際に訪れた観光客の生の声を使って分析することで、訪日観光客が魅力を感じている穴場スポットや施設の相関など、よりリアルなニーズを明らかにしています。

全国インバウンド観光調査の概要
同調査では、日本全国を大局的に分析するとともに、都道府県ごとに、月単位の投稿件数の推移・エリア別の投稿割合や、投稿の具体的な内容を分析しています。
さらに、観光スポット単体の話題量・評価や、観光スポット同士の発言相関を調査することで、まだそれほど話題にはなっていないものの、旅行者の評価が高く穴場となっている観光スポット等をまとめています。
なお、スポット別の投稿数と評価(ポジティブポイント)を具体的に分析した結果、関西圏において、投稿数の多いスポットが多く、評価も高いことがわかりました。
また、観光スポットの発言相関を分析すると、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れた観光客は近隣の関西圏を周遊しています。一方で、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーを訪れた観光客はユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど関西圏に流れていると推察できます。
(画像はニュースリリースより)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
▼外部リンク
東京海上日動 ニュースリリース
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
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→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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