JAL、ANA大健闘!世界の航空会社ランキング2019発表:1位はカタール航空に

JAL、ANA大健闘!世界の航空会社ランキング2019発表:1位はカタール航空に

6月17日から23日にかけてパリで開催された国際航空ショー「International Paris Air Show」にて格付け会社が航空会社ランキングを発表しました。

イギリスの航空関連のコンサルティング企業であるスカイトラックス(Skytrax)が、2018年9月から2019年5月の間に300社以上の航空会社を利用する2,100万人以上の投票を通じて格付けするものです。

本編では、総合ランキング及び各部門でどのような航空会社が評価されているのかを紹介します。


2019年ワールド・ベストエアライン トップ20

世界のベストエアライン「エアライン・オブ・ザ・イヤー2019」は、各航空会社を総合的に評価した順位づけです。

カッコ内は昨年の順位ですが、昨年とは上位が入れ替わるという激動の結果となりました。

また、アジアの航空会社が多くランクインしているのも特徴的です。全日空(ANA)は前年と同じ3位、日本航空(JAL)はランクを二つ上げて11位という結果になりました。

格安航空会社(LCC)の一つであるエアアジアが、初めて一般の航空会社と肩を並べる結果となりました。

  1. カタール航空(2)
  2. シンガポール航空(1)
  3. 全日空(ANA)(3)
  4. キャセイパシフィック航空(6)
  5. エミレーツ航空(4)
  6. エバー航空(5)
  7. 海南航空(8)
  8. カンタス航空(11)
  9. ルフトハンザ航空(7)
  10. タイ国際航空(10)
  11. 日本航空(JAL)(13)
  12. ガルーダ・インドネシア航空(9)
  13. スイスインターナショナルエアラインズ(12)
  14. 中国南方航空(14)
  15. オーストリア航空(16)
  16. ニュージーランド航空(17)
  17. バンコク・エアウェイズ(21)
  18. KLMオランダ航空(19)
  19. ブリティッシュ・エアウェイズ(31)
  20. エアアジア(28)

ランキングの各部門を紹介

このスカイトラックスの調査によるランキングには、総合評価の他、様々な部門があります。

1位となったカタール航空は「中東で最も優れた航空会社」並びに「世界のベストビジネスクラス」1位となっています。同様に2位のシンガポール航空は「アジアで最も優れた航空会社」並びに「世界のベストキャビンスタッフ」「世界のベストファーストクラス」の2つの部門で1位を獲得しました。

こうした部門ごとのランキング順位の高い航空会社は、基本的に総合評価の高い傾向にありますが、プレミアムエコノミー部門の1位にはヴァージン・アトランティック航空(イギリス)がランクインしており、同社は総合ランキングトップ20には選出されておらず例外といえるでしょう。

また日本の航空会社では全日空(ANA)が複数の部門にランクインしています。一部を見ていきましょう。

ベストLCC(格安航空会社)

  1. エアアジア
  2. イージージェット
  3. ノルウェージャン

ベストエアライン・イン・アジア

日本の航空会社では、全日空(ANA)が2位にランクインしています。

  1. シンガポール航空
  2. 全日空(ANA)
  3. キャセイパシフィック航空

ベストキャビンスタッフ

全日空(ANA)が3位にランクインしています。

  1. シンガポール航空
  2. ガルーダ・インドネシア航空
  3. 全日空(ANA)

ベストファーストクラス

  1. シンガポール航空
  2. ルフトハンザ航空
  3. エールフランス航空

ベストビジネスクラス

全日空(ANA)が2位にランクインしています。

  1. カタール航空
  2. 全日空(ANA)
  3. シンガポール航空

ベストプレミアムエコノミークラス

  1. ヴァージン・アトランティック航空
  2. シンガポール航空
  3. ニュージーランド航空

ベストエコノミークラス

こちらには日本の航空会社からは日本航空(JAL)が1位に選出されています。

  1. 日本航空(JAL)
  2. シンガポール航空
  3. カタール航空

    トリップアドバイザーでは?

    今回発表されたランキングはスカイトラックスが発表したものですが、トリップアドバイザーでも同じように航空会社ランキングが発表されています。

    こちらでは5位に日本航空(JAL)、10位に全日空(ANA)がランクインしました。

    スイカイトレックスの結果と反対に、全日空(ANA)よりも日本航空(JAL)の順位が高くなっています。

    世界のベストエアライン2019

    1. シンガポール航空
    2. カタール航空
    3. エバー航空
    4. エミレーツ航空
    5. 日本航空(JAL)
    6. サウスウエスト航空
    7. アズールブラジル航空
    8. ニュージーランド航空
    9. Jet2.com
    10. 全日空(ANA)

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    トリップアドバイザーでランキング上位に入った航空会社の特徴は?

    • シンガポール航空
      シンガポール航空は「サービスの良さ」が主な人気の理由となっているようです。客室乗務員への教育が徹底しており、乗務員により対応が毎回異なるということもなく、サービスの水準が安定している点が評価されています。シンガポール航空が拠点としているチャンギ国際空港も、世界で最も素晴らしい施設を誇る空港の1つと言われており、スカイトラックの「世界で最も素晴らしい空港」のランキングでは5年連続で1位に選出されている点も注目に値するでしょう。


    • カタール航空
      カタールのドーハに拠点を置くフラッグキャリア(その国を代表する航空会社)です。ビジネスクラスでの評価が特に高くなっています。座席の座り心地、そしてフライト中のエンターテインメントが好評のようです。

    まとめ:サービスの質が評価を左右、利用者像を把握してインバウンド集客に応用を

    航空会社を評価する2つのランキングについて紹介しました。カタール航空やシンガポール航空の大きな特徴は、どちらも客室乗務員に対する満足度が高い点にあります。もちろん席の快適さや清潔さも関係していますが、それでもなお目立つのは、客室乗務員のサービスに対する口コミです。航空会社に限らず、ハード面での良さに加えてソフト面の快適さが、利用者の支持を集めるという仮説も見えてきます。

    また、LCCはじめ航空会社各社の就航路線はインバウンド旅行客の旅行動向に少なくない影響を与えるものの、同時に航空会社のサービスの質を重視する人々がいることも浮き彫りになったと言えるでしょう。

    インバウンド市場で各国からの訪日外国人の集客を目標にする場合には、旅行者がどこの航空会社を利用しているのかも、ターゲット像を把握するために役立つ一つの情報になるはずです。各航空会社の世界における相対的評価を踏まえ、より立体的な顧客イメージをつかんでいきましょう。


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    この記事の筆者

    訪日ラボ編集部

    訪日ラボ編集部

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