国際観光総収入額1兆3,400億米ドル
一般社団法人 日本旅行業協会は7月1日、「数字が語る旅行業2019」を発表しました。レポートによると、2017年の世界の国際観光到着数総数は13億2,600万人、国際観光の総収入額は1兆3,400億米ドルとなっています。

ツーリズムは世界でも重要な産業
ツーリズム産業に従事する人は世界全体の9.6%、産業別GDPでは7兆6,000億米ドル、世界全体の全産業中10.2%であり重要な産業に位置づけられています。
日本では2016年の国内観光消費が26.4兆円、観光消費がもたらす生産波及効果が53.8兆円、このうちの付加価値効果が26.7兆円、雇用効果は459万人、税収効果は4.7兆円となっています。
ツーリズム産業が日本経済に及ぼす影響は、日本の産出額の5.4%、GDPの5.0%、就業者数の6.9%に相当します。
訪日外客数は3,000万人を突破
2017年の訪日外国人旅行者数は2,869万人で、世界の外国人訪問者数ランキングでは12位。その後堅調に推移し、2018年の訪日客数は3,119万人と3,000万人を突破しています。
2016年の東アジア主要国における海外旅行者数は、中国が1億3,513万人、うち訪日旅行者数は637万人となっています。続く韓国は2,484万人中訪日旅行者が714万人、台湾が1,566万人中456万人、香港1,213万人中223万人です。
ほかにもレポートでは、日本の海外旅行者と訪日外国人旅行者との比較、オンライン旅行市場など様々な角度から数値を算出しています。
(画像は写真ACより)
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▼外部リンク
日本旅行業協会のプレスリリース
http://www.jata-net.or.jp/data/
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