japan-guide.comとは?日本情報のポータルサイト・基本情報・費用対効果が高い理由・実際のコンテンツ2選

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外国に旅行に行く際、情報を得るのに有用なツールの一つが現地の企業や政府が運営している旅行情報サイトです。日本にも複数の訪日外国人向け旅行情報サイトがあります。japan-guide.com(ジャパンガイドコム)はその一つです。

日本人にはそれほどなじみのないサイトですが、月間約1,000万ものPV数を記録している大型情報サイトです。

この記事ではjapan-guide.comの概要や人気の理由、japan-guide.comがアップロードしている記事や動画の内容、評判について解説します。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

japan-guide.comとは

▲[japan-guide.comトップページ]:japan-guide.com 公式HP引用
▲[japan-guide.comトップページ]:japan-guide.com 公式HPより引用

japan-guide.comとはエクスポート・ジャパン株式会社が運営する訪日外国人向けの日本情報ポータルサイトです。

訪日外国人に人気の街、商業施設、レジャー施設、観光名所が掲載されており情報量については申し分ありません。

運営元のエクスポート・ジャパン株式会社はさまざまな多言語web制作、プロモーションを行っており、japan-guide.com1996年に設立された歴史のある訪日外国人向けメディアです。

特に欧米やオーストラリアなど英語圏の国々から厚い支持を集めています。2018年5月時点での月間プレビュー数は約800万〜1,000万、ユニークユーザー数は180万人以上、登録会員数は98万人と圧倒的人気を誇っています。

2008年には中国繁体字版をリリースしました。それ以降はさらにユーザーの規模を拡大して人気を集めています。近年では、自治体や企業でjapan-guide.comを利用したインバウンド対策に取り組むケースも増加しています。

担当者が知っておくべきインバウンド向けメディア8選|訪日外国人観光客向け各サイトの特徴を解説

インバウンドメディアはインバウンド誘致や対策のために、非常に重要です。訪日外国人観光客が年々伸びている昨今、正しい情報を目的に合う形で収集する能力が求められています。この記事では、各インバウンドメディアの特徴を解説します。インバウンド対策にお困りですか?「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!訪日ラボに相談してみる目次1. JNTO2. LIVE JAPAN3. 去日本4. 樂吃購!日本(ラーチーゴー!日本)5. japa...

訪日意欲の高い読者が多い→プロモーションの費用対効果がよい

自治体や企業のインバウンド対策japan-guide.comが活用される要因として、japan-guide.comには訪日意欲の高い読者が多いという点があります。

欧米からの訪日旅行は距離も遠く時間やコストがかかることに加え、日本は物価もそれほど安くありません。したがって訪日意欲の高い層でないと、プレビューを集めることができても訪日旅行に踏み切らず集客につながらないというケースも十分に起こりえます。

その点japan-guide.comでは訪日意欲の高い層が読者の割合として多いため、プロモーションの費用対効果が高いメディアであるといえます。

なぜ「japan

インバウンド対策で重要なことは一体何でしょうか?対...

どんな記事・情報を掲載している?東京のページを例に紹介

japan-guide.comにおいてはどのような記事や情報が掲載されているのでしょうか?東京都内のスポットや情報について記載しているページを例として挙げると以下のようになっています。

▲[Tokyo]:japan-guide.com
▲[Tokyo]:japan-guide.com

Introでは東京という都市の概要について解説しており、Top attractions in Tokyoのセクションでは東京の観光地や人気スポットを地域ごとに分けて紹介しています。

新宿渋谷秋葉原のような大きな街、浅草寺六義園などの観光名所はもちろん、東京スカイツリー六本木ヒルズといった東京を代表する商業施設や、高尾山御嶽山などの自然に至るまでを幅広く紹介しています。

また、興味のある施設を選択するとアクセスや営業時間、休館日、入館料などの案内が出ており、周辺のホテル一覧の閲覧や予約を行うことも可能です。

それぞれの施設ページでは周辺地図やアクセス、最寄駅までの路線を示した図や施設の外観、内観の画像も掲載されており、初めて日本を訪れる外国人にもわかりやすいよう詳細な説明が施されています。

japan-guide.comの動画を紹介

japan-guide.comでは動画投稿サイトYouTubeに50以上の動画を投稿しています。

「初めて日本を訪れる外国人への15の豆知識」「日本での電車の乗り方」など旅行で役立つ知識を紹介する動画や、京都、大阪、東京のような人気旅行先におけるおすすめスポットをまとめた動画がアップロードされています。今回はその中で特に人気の動画について紹介します。

1. japan-guide.comで最も人気の動画:”Top 5 Things to do in Kyoto”

japan-guide.comがアップロードしている動画の中で最も人気なのが、”Top 5 Things to do in Kyoto(京都でやるべき5つのこと)”というタイトルの動画です。

動画内では、京都という街、および京都で楽しむべき事物について解説されています。再生回数は80万回以上、寄せられたいいねの数は7,500以上となっています。

視聴者からの評判も上々で、動画のコメント欄には多くの外国語によるコメントが寄せられています。

動画のコメント欄には以下のようなコメントが残されています。

Kyoto is so beautiful that want to spend my vacation there again and again.
I have spent two whole days there this summer and been to lots of places, all of which remained me an unforgettable impression. I supposed autumn is more beautiful than summer for red leaves would provide an extremely charming view of temples and mountains in Kyoto.
「京都はまた何度でも長期休暇を過ごしたいと思えるほど美しい街です。私は今年の夏、京都でまる2日間を過ごしたくさんの場所を訪れましたが、その全てが忘れることなどできないほどに印象深かったです。秋の京都は夏より美しいんだろうと思います。紅葉が寺社や山を彩りとても魅力的な様相を呈するでしょうから。」

This channel is very good. Presentation of the sites is in a proper way.
「このチャンネルは素晴らしい。京都という街について適切に紹介されている。」 

2. 2番人気は意外にも富山:”The Best Places in Toyama”

”Top 5 Things to do in Kyoto”に次ぐ人気を誇る動画が”The Best Places in Toyama(富山で最もよいスポット)”です。この動画内では、japan-guide.comのライターが4日間を過ごした富山旅行のプランに沿って、富山の魅力について紹介されています。

再生回数では60万回超と”Top 5 Things to do in Kyoto”には及びませんが、いいねの数は9,700と上回っており、その人気ぶりがうかがえます。

以下は動画のコメント欄より引用した視聴者のコメントです。

Japan is truely beautiful and clean. One of the world’s best country to explore and visit.
「日本は本当に美しく綺麗な国です。世界で最も訪れ探検したい国の1つです。」

Beautiful places! I wish to go there! Thanks for showing us all the beautiful locations through your videos.
「なんて美しい場所でしょう!ぜひ富山に行ってみたくなりました!動画を通してたくさんの美しい場所を紹介してくれてありがとう。」

japan-guide.comはプロモーションに効果的

訪日意欲の高い読者が多いjapan-guide.comは、プロモーションの手段として非常に効果的です。

また、コンテンツの数が多くそれぞれの内容が充実しているため、訪日旅行の情報を求める外国人も多く閲覧していると考えられます。japan-guide.comに掲載される情報の視聴者からの信頼度も高く、こうした媒体での情報公開はインバウンド集客に一定の効果が見込めるでしょう。

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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