日本に外国人観光客が増加している4つの理由、3つのデメリットと対応策も

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訪日外国人観光客が年々増加しており、2019年には過去最高の数を記録しました。

特に近隣に位置するアジアからの観光客も増えており、今回の日韓関係の悪化による韓国人観光客の減少と、それが引き起こす市場への影響が懸念されています。

訪日外国人観光客が増加すると経済活動が活発になるなどさまざまなメリットが生まれますが、その反面、デメリットも存在します。

今回は、訪日外国人観光客数とその割合を国別に紹介し、訪日外国人観光客が増加した理由と、増加によるメリット、デメリットについて詳しく見ていきます。

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訪日外国人客が増加、2019年には過去最高人数に

近年増加傾向にある訪日外国人ですが、具体的にはどのくらい増加しているのかを見ていきます

訪日外国人の数は2019年に過去最高を記録しました。内容について詳しく見ていきましょう。

地震や台風の向かい風に負けず市場が成長

日本政府観光局(JNTO)が発表している「月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)」によると、2019年の1年間だけで約3,188万人もの訪日外国人客が日本を訪れており、前年に比べて2.2%の増加となりました。

増加する訪日外国人観光客の人数の推移
▲[年別訪日外国人数の推移(1964年以降)]:JTB総合研究所HPより引用

地震や台風の影響によって単月の訪日客数では前年を下回ることもありましたが、全体ではプラスの結果となっています。

訪日外国人のほとんどはアジアから

訪日外国人の数は年々増加し、世界中から日本を訪れていますが、なかでもアジアからの訪日外国人が突出しています。

30.1%を中国人が占めており、その数は959万人超にも登ります。

増加する訪日外国人観光客 国別割合
▲[国別訪日外国人数 (2019年)]:JTB総合研究所HPより引用

アジア全体の経済成長が主な要因となり、海外旅行の需要が高まったことで、アジア圏からの観光客が約84%も占めているのです。

日本に外国人観光客が増える理由

なぜ多くの外国人が日本を訪れているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

1. LCCによる運賃下落

ひとつの要因として考えられているのがLCCによる運賃の下落です。

現在では、アジア圏の多くの国から日本行きのLCCが就航しており、より手軽に日本を訪れることができるようになっています。料金の面で負担が少なく日本を訪れることができます。

現在、羽田空港LCCで結ばれている国はアジアを中心に20以上にも登っていますが、日本側からも観光客の誘致を目的として、さまざまな自治体アジアからの便を誘致しています。

2. ビザの緩和

アジアからの訪日外国人のなかでも中国人が全体の約4分の3を占めています。

中国では急速な経済成長を遂げていることから、観光客誘致のため日本政府は中国富裕層に向けた個人旅行ビザ発給を2009年に開始しました。

さらに2015年にはビザの条件を緩和し、2017年には経済力のある中国人に向けて何回でも出入国を許可する「数次ビザ」を発行したことによって中国人観光客が日本を訪れる環境が整って行ったのです。

3. 日本への関心の高まり

日本への関心が高まっていること訪日外国人が増加している要因の一つです。

日本ならではの景色や、「和食」が2013年にユネスコの無形文化遺産に登録されたこともきっかけとなり注目を集めているのです。

また、観光で訪れるだけでなく留学先としても人気が高まっています

これらは、SNSが普及したことによって、日本の情報や魅力が世界中に広まっていることが大きく影響していると言えるでしょう。

4. ビジット・ジャパン・キャンペーン

ビジット・ジャパン・キャンペーンは「訪日外国人旅行者を1000万人にする」ことを目標として行われている政府の取り組みです。旅行会社メディア機関、教育関係者へ向けた海外旅行博への出店や外国人向けパンフレットの作成などさまざまな活動を通じて海外に向けたプロモーションを行なっているキャンペーンを行なっています。

これらの活動により、外国人の日本に対する関心が高まってきたことも、訪日外国人が増えた要因です。

下の記事で詳しく解説しています。

インバウンドの急増はなぜ起こった?3つの理由と3つの対策を解説【ビジネス基礎知識】

オリンピックを来年の7月に迎える日本では、年々外国人観光客が増加しています。政府目標では2020年に4,000万人を掲げている中、昨年2018年には3,000万人を超えることができました。 経済効果に期待が高まる一方で、外国人観光客が特定の観光地に集中することによる問題も起きています。今後は訪日旅行への誘客と同時に、多数の観光客のニーズと一般市民の生活の両方が円滑に両立できるような仕組みも求められています。例えば、中華圏からの観光客も多い鎌倉では、市民の通勤、通学の足を確保するために...

この続きから読める内容

  • 訪日外国人が増えたことによる3つのデメリットとその対応
  • 1. 交通機関の混雑
  • 2. 大きな荷物を持っての移動が迷惑
  • 3. マナーを守らないことでの生活への影響
  • インバウンド需要が増えることで日本経済も成長
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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