※2020年度から各級の名称が変更されました。
2013年の流行語大賞に選ばれた「おもてなし」は、インバウンドの重要なキーワードです。
日本各地には多くの観光地があり、そこを訪れる外国人観光客の数は年々増加しており、今この日本独自の「おもてなし」の文化が再度注目さています。
現在はラグビーワールドカップの開催真っ只中ですが、この大会を目的に訪日する外国人を念頭に大会公式サイトではカタカナで各国国歌を公開しています。開幕戦直前に対戦相手ロシアの国歌を日本のサポーターが練習する姿も見られ、訪日外国人から「すばらしいおもてなし」と感心の声も上がっているそうです。
今回は、日本のインバウンド受け入れでも注目される「おもてなし」をテーマに、おもてなしのスペシャリストのための資格「おもてなし検定」の概要、試験内容などについてご紹介したいと思います。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)日本の宿おもてなし検定の1級合格者は全国に17名のみ
「日本の宿おもてなし検定」とは、主に旅館・ホテル従事者に向けて2009年から開始した資格試験のことです。
2018年、最も難しい1級(旧:上級)の合格者は6名となり、彼らを加えても日本国内での上級保持者はわずか17名です。ちなみに3級は1万8,551名、2級は4,850名が資格を保有しています。
同年12月には1級合格者の6名が観光庁長官を訪ねました。田畑長官は彼らに向けて、「旅館で働く人の模範となり、(後輩を)育成すると同時に、日本の宿を世界に発信するけん引者になってほしい」と言葉を送り、合格者たちはそれぞれの抱負を述べ、さらなる躍進を約束しました。
そのインバウンド対応、外国人を戸惑わせてませんか?日本の"おもてなし"を押し付けてはいけない
日本を訪れる外国人観光客の多くは、日本のレストランやホテルなど、様々な場所で受ける接客サービス
日本の宿おもてなし検定とは?
「日本の宿おもてなし検定」は、主に旅館やホテルの接客業従事者に向けて試験が行われます。
接客サービスは「スタート!」「3級(基礎/旧:初級)」「2級(応用/旧:中級)」「1級(指導/旧:上級)」の4段階に分けられ、3級以上に試験が行われます。
受験級は自由に選べるわけではなく、3級合格後に2級、2級合格後に1級と、段階的に受験資格が得られる仕組みになっています。
3級と2級は2009年に開始し、2016年からは「おもてなし」のスペシャリストに向けた1級の試験がスタートしました。
2~3級の資格はWeb試験にて行われるのに対し、1級では実技・作文・面接の3部にわたる試験が行われます。
試験は年に一度で、毎年9月下旬に行われています。
日本の宿おもてなし検定の受検者の8割以上が宿泊業従事者
受験者の多くは旅館やホテルで働く人です。2020年では3級の受験者の79.3%、2級受験者の82.4%が宿泊業従事者でした。
男女比は女性の方がやや高く、3級受験者の44.3%、2級では41.8%が20代でした。いずれも20代が受験者の中でもっとも多かった年代であり、「日本の宿おもてなし検定」を接遇力向上、スキルアップの目的で利用する人が多いようです。
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日本の宿おもてなし検定、2~3級の合格率は60%前後
2020年の試験では、3級の合格者は1,522名、2級の合格者は536名でした。1級の合格者数は公開されていませんが、2018年時点で、現在の1級にあたる「上級」の合格者数は6名でした。
気になる合格率ですが、3級59.3%、2級62.7%と比較的高めです。しかし試験に合格するためには、設問全体の80%以上の正答率が必要となります。いずれも60点満点の試験なので、合格には48点以上が必要ということになります。
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おもてなし検定、実際にはどんな問題が出題される?
それでは、実際にどのような問題が出題されるでしょうか。例題とともにご紹介していきます。(例題はすべて公式サイトより引用)
この続きから読める内容
- 3級
- 2級
- 2~3級共通:言葉づかい問題
- 日本の宿おもてなし検定の導入メリットと事例を紹介
- 1. ホテルスタッフ全員の接客レベルを底上げできる:札幌全日空ホテル
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