海外旅行先で異なる国の文化を体験することは旅の醍醐味ですが、環境整備が不十分でせっかくの旅行を満喫できないということもあります。日本でも、知らぬうちに訪日外国人にとって過ごしづらい環境ができあがっているかもしれません。
今回の記事では、訪日外国人が実際に感じた不満についてのアンケート結果を紹介し、その対策方法についてご紹介していきたいと思います。
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- 訪日外国人の抱く不満とは?
- 様々なインバウンドの不満の原因は?
- 1. 無料公衆無線LAN環境が足りない
- 2. コミュニケーションがスムーズでない
- 3. 多言語表示や多言語地図、パンフレットに欲しい情報がない
- 4. 両替やクレジット/デビットカード利用ができない
- 5. 公共交通の利用方法、利用料金がわかりづらい
- インバウンドの不満を解消するには?
- 1. 無料公衆無線LAN環境の構築
- 2. コミュニケーションの補助ツールを導入する
- 3. 多言語表示や多言語地図、パンフレットの入手場所の少なさをツールで補う
- 4. 両替やクレジット/デビットカード、QRコード決済利用ができるように準備
- 5. 公共交通の利用方法(乗り方)、利用料金について多言語で情報提供
- 効率的な対策をしてインバウンド消費の増加を
目次
訪日外国人の抱く不満とは?
日本に来る訪日外国人はどのようなことに不満を抱いているかを理解することで、より外国人目線に沿ったおもてなしをすることが可能になります。
これから、訪日外国人はどんな不満を感じているか説明します。
観光庁「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」
観光庁は「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」を発表しています。2018年に行われたこの調査では、訪日外国人が抱く不満が明らかになっています。
ここ数年、LCCの増加、漫画、アニメ文化の浸透やオリンピック効果などに後押しされ、日本を訪れる訪日外国人の数は増加しています。
今後の受け入れ環境の整備に活かすことが必要でしょう。
不満の内容は?
一番多くの訪日外国人が抱いた不満は、20.6%で「施設等のスタッフとのコミュニケーションがとれない」でした。続いて18.7%の「無料公衆無線LAN環境」、16.4%の「多言語表示の少なさ・わかりにくさ(観光案内板・地図等)」と続きました。このように言語に関する不満を感じる訪日外国人が多かったことがわかります。
これらの不満はそれぞれ2016年の調査から比べると減少傾向にはありますが、3年連続で上位3位を占めていることを踏まえると根本的な解決には至っていないように思われます。
様々なインバウンドの不満の原因は?
今後さらに増えると考えられるインバウンド需要を増加させていくためには、これらの訪日外国人が感じる不満に対する解決策を講じる必要があります。ここではそれぞれの不満の内容について、どのような原因が考えられるかを解説していきます。
1. 無料公衆無線LAN環境が足りない
一般的に他の国の主要観光スポットでは、駅やカフェにも無料Wi-Fiが利用できる場合が多く、同じ要領で日本を訪れた多くの訪日外国人が困ったと解答しています。日本でも近年都市部を中心に無料Wi-Fiの環境が整えられてきていますが、それでも日本語での細かい登録が必要な場合があるなど、無料Wi-Fiスポットの少なさや利用しづらさは否めません。
訪日外国人が日本でネット利用するためには、日本でSIMカードを購入するか、ポケットWi-Fiレンタルをレンタルするなどの通信手段が必要となります。
しかし、それらを利用せず無料Wi-Fiだけで旅をするというスタイルの人が多くいるのも事実です。それらの訪日外国人がストレスなく観光ができるようにするには、無料Wi-Fiの充実が必須だと言えます。
2. コミュニケーションがスムーズでない
訪日外国人の多くは、日本語が分からない状態で日本に観光に訪れます。なぜなら、多くの人は英語があれば最低限のコミュニケーションができると考えているからです。しかし、東京や京都などの一部の観光地を除き、日本はまだまだ英語表記後進国であると言えます。
特に訪日外国人の多くは、以下の状況でコミュニケーションへの不満を感じているようです。
- 商品やメニューを探すとき
- 目的地への行き方を知りたいとき
- 大浴場など日本独特の館内設備を使用するとき
- 会計や免税手続きのとき
- 周辺の観光情報を尋ねるとき
日本人は英語に自信がなく、英語を話すことに抵抗を持っている人が多い傾向にあるということも、これらの不満が生まれる原因であると考えられます。
3. 多言語表示や多言語地図、パンフレットに欲しい情報がない
欧州などの主要観光都市では、街の中心地にインフォメーションセンターがあったり、駅に大きなパンフレット置き場があるなど、外国人にとって快適な環境となるよう努めています。それに対し日本では、パンフレットの場所がわかりづらく、不要な情報が多かったり、表記がわかりづらいものが多いという不満が多いようです。
また、日本の地図記号での表記になっていたり、多言語表記を中心にした場合に日本語表記がないことがあり、結果的に場所を見つけることが困難になる場合があるようです。
4. 両替やクレジット/デビットカード利用ができない
日本は海外の多くの先進国に比べて現金主義であることが、訪日外国人がこれらの不満を抱く原因となっているようです。他の先進国では、現金を持ち歩かないという人がいるほど、少額でもカード支払いやスマホ決済が浸透している一方、日本では都市部であっても個人商店の場合クレジットカード非対応であることが多いのが実情です。
また、外国のクレジットカードで現金を引き出せる場所が少なく、観光地であっても両替所が少ないというのも残念に感じるようです。
5. 公共交通の利用方法、利用料金がわかりづらい
公共交通機関の分かりにくさも不満の一つに挙げられています。特に東京の鉄道はかなり複雑で、メトロだけでなく直通列車や路線の多さも訪日外国人を困らせる要因になっているようです。この続きから読める内容
- インバウンドの不満を解消するには?
- 1. 無料公衆無線LAN環境の構築
- 訪日外国人のために無料Wi - Fiが必要な4つの理由|インバウンド対策にオススメの店舗向けWi
- 2. コミュニケーションの補助ツールを導入する
- 訪日客のおもてなし
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