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高齢化社会を乗り越えろ!カギは「シルバーエコノミー」
キーワード:高齢化社会、小売り、サービス業
中国も少子高齢化問題を無視できない状況に徐々になりつつあります。
主要な先進国が抱えている問題に、中国も向き合う時期が来たことを広い世代で認識しつつあります。同時に、中国は一人当たりGDPで見ると発展途上国でもあります。こうした状況は全体未聞と言えるでしょう。
中国語ではこうした状況を指して「未富先老」という言葉が生まれました。「まだ豊かになっていないのに、高齢化社会が来てしまった」とう意味です。
「未富先老」時代をうけて、『銀色経済 高齢化社会の中国 シルバーエコノミー』(银色经济 老龄化社会的中国 SILVER ECONOMY)が発売されました。中国は高齢化社会に対していかに対応するべきかを論じた本で、ニュースサイト「中国金融ニュースネット」では注目すべき本として紹介されています。
![▲[『銀色経済 高齢化社会の中国シルバーエコノミー』]:中国金融新闻网 2019月12月13日 ▲[『銀色経済 高齢化社会の中国シルバーエコノミー』]:中国金融新闻网 2019月12月13日](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/5384/main_bbd8f874452f4a4b5968a1e4743fd6a3.png?auto=format)
高齢化社会で期待できるもの
高齢化社会は様々な問題をもたらす一方、新たな市場も生み出していきます。
サービス産業では、老人向けの家事代行業、生涯教育、大人の習い事といった分野での顧客層の拡大が考えられるでしょう。
小売の分野でも、祖父母が孫のために玩具などを買うことが期待され、消費の拡大も期待できます。
2030年の高齢者の消費は18兆元(280兆円)、2050年には61兆元(951.6兆円)となるという試算もあります。同書ではこうした新たなビジネスチャンスについて、また先行研究や社会保障改革などの議論を紹介しています。
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテル内レストランが取り組むべき課題を整理できる!
- “衝動来店”を促すGoogleマップの実践的な工夫が学べる!
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宿泊業界のデジタルマーケティングに精通したエキスパートに直接質問できる!
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訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
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