韓国市場が訪日外客数全体に大きく影響
JTB総合研究所は、1月10日、「インバウンド 訪日外国人動向」を発表しました。
JNTOの推計によると、2019年1月から11月までの訪日外客数の累計は、2,935万5,720人にのぼりましたが、2019年11月単月の訪日外客数は、2か月連続で前年同月を下回る結果に。前年同月比0.4%減の244万1,300人にとどまったことがわかりました。
考えられる要因の一つには、韓国での日韓情勢による減便や運休による訪日韓国人観光客数の減少が、訪日外客数全体の減少に大きく影響したことが挙げられます。

韓国市場を除いた、他市場では堅調を維持
2019年11月の市場別訪日外客数をみてみると、東アジア市場では、中国は前年同月比21.7%増の75万900人、台湾は前年同月比11.4%増の39万2,100人、香港は前年同月比19.4%増の19万9,700人と、前年同月を上回ったことが判明。
一方で、韓国は前年同月比65.1%減の20万5,000人だったことがわかりました。
また、東南アジア市場では、フィリピンが前年同月比38.0%増の6万4,800人、タイが前年同月比36.3%増の14万300人と、いずれも前年同月比30%以上の増加がみられ、前年同月を上回る結果となりました。
その他、ロシアが前年同月比41.3%増の1万3,100人と大幅にアップ。英国も前年同月比37.5%増の3万7,700人と好調に推移していることが今回の調査で明らかになりました。
(画像はイメージです)
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
▼外部リンク
JTB総合研究所 プレスリリース
https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/inbound/
【12/10開催】【売上4倍事例】地方企業の成長を支える「インバウンド×口コミ」戦略を紹介

沖縄県で複数店舗の焼肉店を展開する「焼肉 もとぶ牧場」。同社は急増するインバウンド需要を的確に捉え、短期間で売上を400%に伸長させました。
その成果を支えたのは、徹底的なマーケティング強化と、口コミを核とした仕組み化・現場改革です。
本セミナーでは「もとぶ牧場」のマーケティング責任者をゲストにお迎えし、沖縄の最新インバウンド動向から、売上4倍を実現させた戦略の全体像まで、余すことなく公開します。
<セミナーのポイント>
- ローカルブランドが短期間で売上4倍にした実例を担当者から聞ける!
- 人手不足でも無理のない「口コミ活用の仕組み化」が学べる!
- 口コミを現場でどう収集し、改善・集客に活かしているのか、その具体的な方法がわかる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【売上4倍事例】地方企業の成長を支える「インバウンド×口コミ」戦略を紹介[無料セミナー]
【インバウンド情報まとめ 2025年11月後編】中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは? ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国の訪日自粛要請、観光庁長官の受け止めは?/ 10月の訪日外客数389.6万人、国別1位は韓国 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年11月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










