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JTB総合研究所、統計に基づく予測分析
JTB総合研究所は、1月16日に「観光統計2020特別版~2020年の旅行予測~」を発表しました。年末に公開した「2020年の旅行動向見通し」から、旅行の傾向や注目すべき点などをピックアップし、分析しています。
国内旅行は「ノマドワーク」に注目
同研究所の「2020年の旅行動向見通し」の推計によると、総旅行人数は3億712万人、旅行総消費額は15兆6,300億円、訪日外国人旅行者数は3,430万人とされています。
国内旅行では、日本政府が位置づけた7月24日のテレワークデイが、今年は2020年東京オリンピック開会式に当たることから、場所にとらわれない働き方「ノマドワーク」が若い世代を中心に本格化すると予測しています。
また個人旅行が増加、宿泊施設と交通手段だけの自由行動型スケルトンツアーは減少しています。海外旅行は20代男女、50代女性が牽引すると注目されています。
「量」より「質」のインバウンドへ
インバウンド市場は「アドベンチャーツーリズム」が注目されると報告しています。世界旅行市場からみても、アドベンチャーツーリズムは高い成長率を維持しており、日本の施策でも「地域の新しい観光コンテンツの開発」が鍵になるとしています。
また、地域のキャパシティを超えるインバウンドのオーバーツーリズム問題に取り組み、今後は「量」よりも「質」の確保へシフトが進むと予測しています。
(画像はプレスリリースより)
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▼外部リンク
JTB総合研究所のプレスリリース
https://www.tourism.jp/
インバウンド戦略策定のポイントと、組織に必要な意思決定の仕組み化
訪日外客統計によると、2024年年間推計値は過去最高となる3,687万人を記録。またインバウンド消費動向調査においても、旅行消費額は年間速報値で8兆1,395億円となり、これまで過去最高であった2023年の5兆3,065億円から53.4%増となりました。
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