中国人が日本を訪れる理由の一つに「日本食」があります。ラーメンや焼き肉、寿司は定番ですが、最近ではコンビニのホットスナックや牛乳といったチルド飲料にも注目が集まっているようです。
中国現地のコンビニでも、サンドイッチやおにぎり、お弁当が売られています。中国全土で、基本的には「冷めたご飯」はあまり口にしない習慣があります。そのため、弁当はその場で詰めるものが提供されていますし、おにぎりはレンジでチンするといった行動も見られます。
日本式の「お弁当」について、訪日旅行での食体験に期待する人も少なくない中国人は、どのようにとらえているのでしょうか。
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中国人は「冷や飯」お断り!その食習慣の理由は?
「日本の弁当」の中国でのイメージはというと、近年では「キャラ弁」のすごさに注目が集まる一方で、「冷めた主食と料理が詰められている」点に違和感を抱く人もいるようです。
中国人は、冷たい料理に対し抵抗感を抱きがちです。例えばビジネスの場で、日本であれば昼に豪勢なお弁当が提供されることもありますが、中国人の中には食べなれず箸が進まないという人も散見されます。
なぜなのでしょうか。
1. 体に悪いというイメージ
もともと中国では、冷たいものを飲食すると身体が冷えて健康に悪いと言われています。漢方の考え方から、体内温度を上げることが健康的とされているためです。
子どもの頃から、冷めた食べ物は再度加熱食べることが当然で、ご飯も温めて食べます。ご飯だけでなくお茶も温かいものを好み、飲食店のビールも通常、常温で提供されます。
また、中華は油を使う料理が多く、冷えた油は胃に重たく感じられることから、お腹壊すイメージを持っているとも考えられます。
2. 基本的に冷めたままの食事は食べない
中国では、職場から自宅が近い場合、一度帰宅し昼食を作って食べる人もいます。朝から昼食を準備する手間を省けるという点からこのような生活習慣となっていることも考えられますが、朝準備した食事は当然ですが「昼は冷めている」というのも理由の一つでしょう。
職場にお弁当を持参する場合も、各職場に完備された電子レンジで温めてから食べるのが基本です。
日本人にとっては、「冷めていてもおいしさに何も問題のない弁当」は、わざわざそのように表現するのが不思議なほど普通のものです。しかし、上記のような日常生活を送る中国人の目には、常温のお弁当をおいしそうに食べる光景はいささか不思議に映るようです。
中国人にも人気な日本の食事
日本の弁当に違和感を抱く中国人も、日本の食事全般への評価は高い傾向にあります。中国人に人気の日本の温かい料理や、訪日中国人向けに効果的な食のPRのポイントを紹介します。
温かい料理のラーメン「一蘭」はやっぱり人気
訪日中国人の中では、ラーメンの「一蘭」が長らく人気飲食店となっています。中国で最大規模の口コミサイト「大衆点評」で、最も多く口コミを獲得している日本の飲食店の一つが一蘭でした。実際に東京や大阪などの主要観光地では、一蘭に並ぶ大勢の訪日中国人が見受けられます。
一蘭の提供する料理はラーメンなので当然温かいものが提供されます。「温かい」という点はやはり、中国人の飲食にマストな条件なのかもしれません。
麺類は東西南北に国土を持ち様々な文化を有する中国において、広く食べられている主食でもあり、こうした点からも「訪日中国人」全体に受け入れられていると考えられます。また「スープ」も中国のレストランでは欠かせないメニューの一つです。こうした要素から、「一蘭」の訪日中国人人気は広がっていったのかもしれません。
「お寿司」は実際、人気?
冷たいご飯を食べる習慣がない中国人ですが、「日本に来たら食べたい食べ物」として寿司が中国メディアで紹介されるほど、日本の寿司へ注目が集まっています。
世界的に有名な日本食であり、中国国内でも寿司店が増え続けているため、認知度も高いといえるでしょう。
訪日中国人の富裕層には、立ち食い寿司が人気のようです。インバウンドに人気の観光スポットである東京・築地において、訪日中国人の富裕層は地元民が行くような穴場の立ち食い寿司店を目当てに訪れています。
新鮮かつ本物の、「庶民の味」としての寿司を堪能することに特別感を見出しているようです。立って日本の伝統食を食べる面白さも人気の理由となっています。
この続きから読める内容
- 次に中国人が食べたい「日本食」は、これだ!?
- まとめ:中国の食文化を理解+「コト消費欲」でインバウンド集客
- ここでしか読めない!ノウハウが詰まった"大衆点評の教科書"を公開
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