JR東京駅「丸の内駅前広場」には、東京オリンピック・パラリンピック開会式までのカウントダウンを行う「カウントダウンクロック」が設置されています。
延期決定から一夜明けた3月25日「カウントダウンクロック」は何を人々に伝えるのでしょうか。足を運んでみると、駅舎を向いたパラリンピック側では、本来の役割であるカウントダウン機能を停止させ、ひっそりと現在時刻を表示していました。
オリンピック側は引き続き、当初予定されていた開会式である、7月24日までの残り時間を刻み続けています。
※オリンピックは1年延期が決定し、2021年7月23日に開会式、8月8日に閉会式が予定されています。
※2020年10月13日追記:オリンピックの開幕が来年7月23日に決まった3月30日の夜、カウントダウンクロックの残り日数「479日」の表示が再び現れました。
関連記事
きょうはAKIRA予言の「あと147日」東京オリンピック
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
東京オリンピックの象徴「カウントダウンクロック」で続くカウントダウン
JR東京駅「丸の内駅前広場」にある東京オリンピック開会式までのカウントダウンを行う「カウントダウンクロック」は、2019年7月24日に設置されました。
カウントダウンクロックは、オメガ(OMEGA:Ω)社のスウォッチグループ子会社で、スポーツ競技の時計機材などを扱うオメガ タイミングが制作と運営に関わっています。
関係者の話によると、カウントダウンクロックのデザインは、日の丸をイメージするとともに、オメガ社のイメージカラーであるオメガレッドをあしらったということです。
カウントダウンクロックは、東京オリンピック競技大会の開会式のカウントダウンと、裏面はパラリンピック競技大会の開会式までの残り時間を示すカウントダウンを表示していました。
聖火リレー中止、東京オリンピック延期を受け:聖火やチケット、選手への影響は
新型コロナウイルスのパンデミックを受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは2021年7月~8月での開催が決定しました。両大会の2020年の開催が決定される10日前の3月14日には、ギリシャ聖火リレー中止が決定しました。この時点では予定通り3月26日から、聖火リレーを実施することが大会の公式サイトに表明されていましたが、3月24日のオリンピック・パラリンピックの開催延期発表を受け、福島県で26日から開始予定だった日本国内の聖火リレーの中止も決定しました。目次2021年の夏までに「TO...
![▲[3月23日15:30頃撮影したJR東京駅 丸の内駅前広場にある「カウントダウンクロック」東京オリンピック開会式側]:訪日ラボ編集部 ▲[3月23日15:30頃撮影したJR東京駅 丸の内駅前広場にある「カウントダウンクロック」東京オリンピック開会式側]:訪日ラボ編集部](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/6007/main_IMG_3701.png?auto=format)
開会式までのカウントダウンを表示するカウントダウンクロックは、東京オリンピック・パラリンピックの延期決定のあと、東京パラリンピックについては現在、通常時刻を表示する時計となっています。
カウントダウンクロックは東京オリンピック・パラリンピックが終了し、カウントダウンの役目を終えれば時を刻む時計として、引き続き展示される予定でした。
設置当初はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されると大きく盛り上がりました。大会開催前に時計としての機能が披露されることを想像した人はどこにもいなかったのではないでしょうか。
【速報】東京オリンピック、1年延期で合意「名称はTOKYO 2020のまま」…2021年夏までに開催を
※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。安倍晋三首相は24日夜、7月24日から開催予定の東京オリンピック・パラリンピックの開催について、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と電話で会談し、東京オリンピック・パラリンピックの開催を1年ほど延期する方針で一致しました。目次史上初の「延期」遅くとも2021年の夏までに五輪を開催、名称は「TOKYO 20...
東京オリンピック延期発表後にも記念撮影を楽しむ姿
![▲[3月25日23:25頃撮影したJR東京駅 丸の内駅前広場にある「カウントダウンクロック」パラリンピック開会式側]:訪日ラボ編集部 ▲[3月25日23:25頃撮影したJR東京駅 丸の内駅前広場にある「カウントダウンクロック」パラリンピック開会式側]:訪日ラボ編集部](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/6008/main_a64e82846bad77ee9ae403793c22bf82.png?auto=format)
東京オリンピック・パラリンピックの開催延期が発表されたあとにもかかわらず、3月25日深夜には、カウントダウンクロックと記念撮影をする人の姿が見られました。
![▲[記念撮影をする訪日観光客と思しき二人組]:訪日ラボ編集部 ▲[記念撮影をする訪日観光客と思しき二人組]:訪日ラボ編集部](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/6009/main_6b36722b2351c54003baaab09faf6a48.jpg?auto=format)
東京オリンピックは2021年に向けてカウントダウン開始
東京オリンピックのカウントダウンクロックは、2021年の開催に向けて再びカウントダウンを開始しました。
2021年、東京オリンピック・パラリンピックが無事に開催されれば、世界が一丸となって困難を乗り越えた象徴的な大会として、歴史的にもかなりのインパクトを残すはずです。
2021年のオリンピックというチャンスを最大限活かすという方向に意識を新たに、組織そして個人が今目の前の課題に対しできることは何かを判断していくべきでしょう。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!