GoToトラベルで新幹線を半額利用するには?JR旅行商品「旅に出よう!日本を楽しもう!」キャンペーンや独自割引も

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

国内の旅行需要を呼び戻す施策として進められている「Go To トラベルキャンペーン」が、7月22日から開始しています。

スタート時は対象外とされた東京発着の旅行商品についても、9月18日から受付を開始し、10月1日発の旅行から対象となっています。

Go To トラベル事業では、交通機関と宿泊がセットの旅行商品の総額が支援対象となる一方で、個人で手配する交通の費用は対象外となります。

こうした状況の中JRグループは、Go To トラベルキャンペーンに合わせて独自キャンペーンを開始しています。その一環で、JR東日本、JR西日本、JR北海道の各社は、新幹線や特急を半額に割引するネット予約を7月13日から開始しました。

関連記事
「Go To トラベル事業」詳細
観光庁、Go To キャンペーンの「よくある質問と回答」公表
GoToフル活用の格安「日本一周旅行」
「GoTo」東京発着10月1日から解禁
JTBのGo To対応「同一県内の旅行限定」プランなど

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!

訪日ラボに相談してみる

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

JRグループが新幹線半額もある「旅に出よう!日本を楽しもう!」キャンペーンを開始

JRグループは2020年6月25日、「旅に出よう!日本を楽しもう!」キャンペーンを発表しました。

このキャンペーンは、Go To キャンペーンに合わせ、2020年7月22日から2021年3月31日まで開催予定で、新しい旅のかたちとして鉄道の旅の魅力を伝えながら地域の旅行需要を取り戻していこうという取り組みです。

キャンペーン期間中にはJRグループが一体となって交通新聞社の鉄道・旅行情報サイト「トレたび」に特集ページを設けており、Instagramでは投稿キャンペーンを行うなど様々な取り組みが実施されます。

8月から年度末まで新幹線が半額/お先にトクだ値スペシャル(50%割引)

JR東日本では「旅に出よう!日本を楽しもう!」キャンペーンの一環として、全方面の新幹線を対象に「お先にトクだ値スペシャル(50%割引)」(乗車券つき)を発売しました。

同特急券は、インターネット経由の申込限定で、普通車指定席の運賃と料金を50%割引で利用できます。

乗車日20日前の午前1時40分までの申込みを対象に、JR東日本のポータルサイトえきねっとの会員を対象に、列車・席数・区間限定、インターネット予約限定で販売します。

サービス対象はえきねっと会員限定となっており、利用期間は一部列車を除き2020年8月20日から2021年3月31日までとなります。

JR西日本も北陸新幹線を最大半額割引しており、JR北海道でも特急「北斗」の割引を開始しています。

Go To対象の旅行商品も展開/JR東海ツアーズ「ひさびさ旅割引」など

JR東海ツアーズ等が販売している「ひさびさ旅割引」では、新幹線とホテルなどを組み合わせた旅行商品を販売しています。Go Toトラベルキャンペーンを利用することで、旅行代金が支援されます。

その他にも、休暇を兼ねてリゾートや地方でリモートワークを行う「ワーケーション」に適した平休日出発限定の商品や、露天風呂付客室で空間を「一人占め」できる商品など、混雑を避けながら旅行を楽しめる“新しい旅のスタイル”を提案しています。

これらのキャンペーンの商品や列車の運行は、新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン等に基づき対策を取ったうえで実施されています。

通年展開する新幹線の割引/スマートEX

Go To トラベルキャンペーンの支援対象にはなりませんが、新幹線チケットを個別に買い求める人もいます。

JRは、これまでも提供されてきた割引で東海道新幹線、山陽新幹線のチケットが購入できるサービス「スマートEX」についても情報発信しています。

たとえば東海道新幹線と山陽新幹線はスマートEXを利用して特急券を予約、購入することで1,000円~3,000円程度の割引を受けることができます。

チケットはスマートEXのウェブサイトに会員登録をし、ネット経由で申込みができます。

Go To キャンペーンとは?

「Go To キャンペーン」とは、新型コロナウイルス感染拡大による観光需要の低下や外出自粛の影響で落ち込んだ消費を促し地域の再活性化を目指す事業です。

第一次補正予算で事業総額1兆6,794億円が計上されるなど、大規模なキャンペーンとなっています。

政府は7月10日、「Go To キャンペーン」のうち、国内旅行の宿泊代金割り引きを7月22日から始めると発表しました。

最大半額の料金で旅行ができるGo To トラベルキャンペーン」、飲食店で利用できるポイントや食事券がもらえる「Go To Eatキャンペーン」、イベントのチケットを購入すると割引やクーポンがもらえる「Go To Eventキャンペーン」、商店街によるイベントやプロモーションをおこなう「Go To 商店街キャンペーン」の4つに分かれています。

かつてない予算額1.3兆円、新型コロナ収束時の観光市場回復を後押し「Go To

新型コロナウイルスの感染拡大で深刻なダメージを受けた観光市場の回復を目指したGo To トラベルキャンペーンが7月22日に開始しました。除外されていた東京発着の旅行商品についても、10月1日から対象となります。 Go To トラベルキャンペーンは「Go To キャンペーン事業」の一つです。「Go To キャンペーン事業」は4つの事業と広報事業からなる経済復興政策です。 観光庁は4月7日、緊急事態宣言の発令にあわせ、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の施策に対する補正予算の概要を発...

Go To キャンペーン「利用したい」87.5%、「半額補助なら豪華な旅したい」との声も・10月から利用派多数

トラベルズー・ジャパン株式会社が、同社運営旅行メディアの国内会員を対象に実施した「Go To Travelキャンペーン」の意識調査によると、キャンペーンを「利用したい」と回答した人が87.5%、利用したい時期のピークは2020年10月であることが明らかになりました。Go To Travelキャンペーン事業とは、新型コロナウイルス感染拡大で大きな打撃を受けた観光産業を支援し、官民一体で国内旅行需要を喚起するための政府による観光振興事業であり、1兆3500億円という観光振興では異例の予算額で注...

Go To Eat キャンペーンとは?期間や施策内容、参加条件について紹介

江藤農林水産大臣が7月21日の会見で事務局の公募開始を発表した「Go To Eat(イート)」キャンペーンは、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けた飲食業界の需要喚起策です。開始に向け政府が着々と準備を進めるGo To Eatキャンペーンには、飲食店が参加するための条件が設けられています。1日でも早く落ち込んだ売り上げを元に戻したい飲食店にとっては、Go To Eatキャンペーンの期間や詳細は早めに押さえておきたい内容です。そこで、本記事ではGo To Eatキャンペーンの実施期...


【速報】「GoTo」イベント・商店街 10月中旬にも開始へ:「トラベル」は予定通り東京追加、10月から

日本政府は25日、菅内閣が発足して初となる新型コロナウイルス対策に関する専門家による分科会を開きました。そこで、新型コロナウイルスによって打撃を受けた業界を支援する「Go Toキャンペーン」事業の一環である「Go Toイベント」、「Go To商店街」事業を10月中旬から開始する方針を固めた模様です。また、「Go Toトラベル」事業の対象へ東京発着の旅行を追加することについては、予定通り10月1日から追加することも確認されました。目次感染対策徹底が前提 専門家の意見踏まえ「Go Toイベント...


7月22日から開始したGo To トラベルキャンペーン

「Go To キャンペーン」のうち、7月22日からGo To トラベル事業が開始されました。

同事業は、国内旅行の旅行代金の半額を還元するキャンペーンです。

半額のうち70%(旅行代金総額の35%)は旅行代金の割引、残り30%(旅行代金総額の15%)は地域共通クーポンで還元されます。

旅行代金と地域共通クーポンを合わせた補助金には上限が設定されており、宿泊旅行の場合1人1泊当たり2万円、日帰り旅行の場合は1人1回あたり1万円が上限です。

予約時点ではGo To トラベルキャンペーンが開始していなかった旅行であっても、7月22日以降の旅行は割引対象となり、旅行後に申請することで還付を受けられる措置がとられていました。(9月14日で受付終了) 

10月1日から地域共通クーポン配布開始

Go To トラベルキャンペーン」の一環である旅行先の飲食店や土産物店、交通機関などで利用できる地域共通クーポンは、宿泊先の都道府県と、その近隣の都道府県で利用できます。

当初9月以降に開始といわれていた地域共通クーポンですが、10月1日から配布を開始しています。 

クーポンの配布が開始するまでは、GoTo トラベルキャンペーンでは35%の旅行代金の割引のみ適用されていました。この場合でも、補助上限は2万円であり、旅行代金の割引は最大で2万円の70%である1万4,000円となっていました。

国交相会見「移動自粛の必要はない」

国土交通省の赤羽大臣は7月7日に会見を行い、そのなかで県をまたぐ移動や「Go To トラベルキャンペーン」について、現時点での感染状況では県をまたいだ移動の自粛を一律に要請する必要はなく、「Go To トラベルキャンペーン」についても一刻も早い開始を目指して、準備を進めると述べました。

7月10日の会見では、旅行業界などから夏休み前にキャンペーンを始めてほしいという強い要望が寄せられ、時期を大幅に前倒しすることにしたことも明らかにしています。

9月18日には、GoTo トラベルキャンペーン開始当初に感染者の増加が目立ち、キャンペーン対象外とされた東京発着の旅行商品についても適用を開始することが発表されています。

【速報】「GoTo」東京発着ついに解禁 18日正午から:延期なら補償も 赤羽国交相

赤羽国土交通相は18日の午前の記者会見にて、政府による観光支援策「Go Toトラベルキャンペーン」の割引を反映させた東京発着の旅行商品の予約について、18日正午から受付を開始すると発表しました。現時点では東京都内への旅行や東京都民の旅行はキャンペーン対象から除外されていますが、来月1日から加える方針で調整するとされています。目次東京発着予約解禁、再度除外でもキャンセル料は補償「2030年インバウンド6,000万人」の目標達成には東京発着予約解禁、再度除外でもキャンセル料は補償赤羽国土交通相...

GoTo東京旅行商品18日から販売開始、利用者の宿泊延べ1,399万人に:赤羽国交相

赤羽国土交通相は15日の閣議後の記者会見にて、政府による観光支援策「Go Toトラベルキャンペーン」を適用した東京発着の旅行商品の販売を18日正午から始めると明らかにしました。現時点では東京発着のツアーや東京都民の旅行はキャンペーンから除外されていますが、10月1日から追加される見込みです。関連記事「GoTo」東京発着対象に 10/1から:赤羽国交相目次10月1日より東京追加、割引反映の商品販売は18日からGo To宿泊者延べ1,339万人に:東京追加でさらなる経済波及効果が期待10月1日...


観光業界をGo To キャンペーンで国が支援、市場回復に期待

現在、新型コロナウイルスは世界各地で猛威を振るっており、感染者数の拡大が収まらないことからも、まだインバウンド誘致は難しい状況にあるといえます。

観光客の激減により大きな打撃を受けた宿泊施設や交通機関なども、海外からの旅行者の入国制限が解除されるまでは国内観光需要に応える施策を行っていくことが求められるでしょう。

インバウンド回復期まで、海外に向けた情報発信は絶やさずに、まずは国内から需要を取り戻していくことが必要です。

【速報】GoTo トラベル、7月22日スタート:国内旅行の「半額」支援 予約済みも対象

国内旅行を対象に、宿泊・日帰り旅行代金の半額相当額を支援する「GoTo トラベル事業」の開始が、7月22日にスタートすることが、きょう7月10日の会見で明らかになりました。目次Go To トラベル事業の詳細4連休の前日の7月22日から旅行代金割引を先行開始、予約済も対象に地域クーポン開始のタイミングは、9月以降に決定Go To トラベル事業の詳細支援は一人一泊あたり2万円(日帰り旅行については、1万円)を上限に、7割は旅行代金の割引、3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与されます。...

GoToトラベル事業関連情報の公式サイト/スタート直前は関係者の疑問解決する体制づくりも

Go To キャンペーンとは、新型コロナウイルスの経済対策として実施される、国内の観光需要を喚起するための事業です。6月16日にキャンペーン内容の詳細が発表されましたが、具体的な開始日が明らかになっていないことなどから、事業者の間ではプロモーションに動けない、問い合わせに対応できないなど困惑する声が上がっていました。これに関して、観光庁はできるだけ早く実行できるよう準備を進め、スタートするタイミングを全体に周知するとしています。また全国各地で事業者向けの説明会を行うとともに、問い合わせには...

<参照>

JRグループ:「旅に出よう!日本を楽しもう!」キャンペーンの実施について

JR東日本:JR 東日本はみなさまの「旅に出よう!」を地域とともに応援します

観光庁:Go To トラベル事業

国土交通省:赤羽大臣会見要旨

NHK:赤羽大臣会見

TRAICY:新幹線が半額 JR東日本など、ネット予約受付をきょうから開始

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】

短時間でインバウンドが学べる「訪日ラボ トレンドLIVE!」シリーズの第6弾を今月も開催します!訪日ラボとして取材や情報収集を行う中で、「これだけは把握しておきたい」という情報をまとめてお伝えするセミナーとなっています。

今年も残りわずかとなりましたが、インバウンド需要はまだまだ好調をキープしている状況です。来年の春節や桜シーズンなど、訪日客が集まる時期に向けて対策を練っていきたいという方も多いでしょう。

今回もインバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」副編集長が、10〜11月のインバウンドトレンド情報についてお話ししていきますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

詳しくはこちらをご覧ください。

中国SNS「RED(小紅書)」最新情報セミナー:訪日ラボ社内勉強会の内容を特別に公開します【訪日ラボ トレンドLIVE! Vol.6】

【インバウンド情報まとめ 2024年11月前編】UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、主に11月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

UberEats ロボット配達開始、万博需要見すえ大阪で:インバウンド情報まとめ【2024年11月前編】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに