本日17時、安倍首相は首相官邸での記者会見にて、持病の悪化を原因に首相を辞任することを正式に表明しました。
辞任を決断した理由として、「国民の負託に自信をもって応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではない」と判断したと述べています。
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政治の空白避けるべく、このタイミングで
安倍首相は、持病の潰瘍性大腸炎について、これまでは投薬によって発症を抑えられてきたものの、今年6月の定期検診で再発の兆候ありと診断され、7月ごろから体調に異変が生じ、体力の消耗を感じていたとのことです。
そして8月上旬に再発が確認され、現在はこれまで服用してきた薬に加えた新たな投薬も開始し、症状を抑えていることを明かしました。
一方で、「体力が万全でない中、大切な政治判断を誤ること、結果を出さないことがあってはならない」と思い至り、今週24日月曜日に辞任することを決めたとのことです。
2020年はまさに「未知の脅威」であった新型コロナウイルスへの対策、政治的判断に迫られる日々だったと語り、現時点を以って今冬以降における新型コロナウイルス対策における方針と実行への目処を立てられたこと、国内の新規感染者数の推移を減少傾向に転じられたことを理由に、新体制へ引き継ぐのは今のタイミングしかないと判断したとのことです。
東京オリンピックについて
安倍首相は来年の東京オリンピックに関する記者の質問に対しても言及しました。
来年の東京オリンピックについて、原則については先般定めたロードマップに沿って準備を進めていくとしながら、「世界のアスリートが万全なコンディションでオリンピックに参加できること、そして観客が安全安心に観戦できるよう、開催国としての責任を果たすべき」とし、次のリーダーにもそれを望むとコメントしています。
安倍首相のインバウンドに関する対応まとめ
本日8月28日17時より、新型コロナウイルスの検査体制の拡充やワクチンの確保などの今後の対応について、安倍首相が会見にて説明するとしています。首相官邸での会見はおよそ二ヶ月半ぶりであり、一部の報道やSNS上では辞任を発表するのではないか、という推測もなされています。これまで安倍首相は、東京オリンピックの開催決定から新型コロナウイルスの影響による開催延期の判断、水際対策としての入国規制実施など、移りゆく社会情勢のなかで、さまざまなインバウンドに関する対応を行ってきました。現在はコロナ禍により...
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