旅ナカ予約KLOOK、国内観光事業者向けに電子チケット予約システムを初期導入費・販売手数料無料で提供。国内のDX化を支援

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

日本国内では緊急事態宣言が再発令され、自粛や営業時間短縮を余儀なくされた多くの観光・レジャー施設は厳しい状況に直面しています。

新型コロナウイルス収束後の発展と事業継続のためには、感染予防対策強化や事業効率化に向けたデジタル化の推進が重要です。

旅行・レジャー予約プラットフォーム「KLOOK(クルック)」を展開するKlook Travel Technology Limitedは、1月26日より、観光復興応援策として、国内の観光・レジャー施設向けに「KLOOK観光DXプラン2021」を開始しました。

6月末までに契約した事業者向けに、電子チケット販売システムを初期導入費および販売手数料を9月末まで無料で提供し、国内事業者のデジタルトランスフォーメーションDX)化を後押しします。

本記事では、「KLOOK観光DXプラン2021」の具体的な内容と、コロナ禍のいま、DX推進が求められる理由についてご紹介します。

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)

観光復興応援策、「KLOOK観光DXプラン2021」とは

旅行・レジャー予約プラットフォーム「KLOOK(クルック)」を展開するKlook Travel Technology Limited(クルック・トラベル・テクノロジー・リミテッド)が1月26日から開始した、観光・レジャー施設向け観光復興応援策「KLOOK観光DXプラン2021」は、国内事業者のDX化を支援しながら感染症対策強化と業務効率化に貢献することを目的としています。

同日に同社が同時発表した、2億米ドルの追加調達資金を原資とし、1月26日から6月30日までの間に契約する事業者(先着50社)に、KLOOKの電子チケット販売システムを初期導入費および販売手数料を9月末まで無料で提供します。

クレジットカードなど決済代行会社に支払う決済手数料分のみを徴収し、同社への販売手数料は不要ですが、市況を鑑みて、原則日本国内の利用者に販売されるチケットが対象となります。

チケット販売を行う観光・レジャー施設や、体験商品を扱う事業者が対象で、電子チケット販売システムを事業者の公式Webサイトへ導入することで、事業者のオンライン決済を始めとした事業のデジタル化を実現します。

また、電子チケット販売システムを導入した事業者は、KLOOK上での予約・販売を一元管理できるシステム「KLOOKマーチャントポータル」も無料で利用できます。

2014年に設立されたKLOOKは、14言語と41種類の表示通貨に対応し、400か所以上の旅行先に10万を超えるラインナップを取りそろえています。

日本では2017年9月に日本法人を設立して訪日外国人観光客向けの旅行体験商品によるインバウンド事業を開始し、JTB、小田急電鉄、JR西日本、JR九州ほか多数のパートナーと提携し、180か国以上に広がるKLOOKユーザーに日本の魅力をアピールしています。

2019年4月に日本語版サービスをリリースし、日本人向け海外旅行商品の提供を開始し、2020年6月からは国内の旅行・レジャー商品も展開しています。

アフターコロナを見据え、DX推進が今求められる

コロナ禍のいま、アフターコロナを見据えて、DXの推進がこれまで以上に求められています。

たとえば大勢の人が集まるレジャー施設では、業界ガイドラインで、日時指定の事前予約制度による入場者数の制限を通じた密回避や、入場時の接触機会低減などが奨励されています。

入場チケット販売のオンライン化・キャッシュレス化は、感染予防対策強化につながるほか、オペレーションの効率化にも有効となります。

一方で、中小規模のレジャー施設では、DXのためのデジタル技術やリソースが不足していたり、苦しいコロナ下でオンラインチケット業者への販売手数料に負担感がある場合も少なくありません。 

2億米ドルの追加資金調達を実施した同社では、事業者向けSaaSソリューションの開発を強化し、同分野のデジタル変革を加速させたいとしています。

特に日本は、欧米・アジア市場に比べて予約のオンライン化やキャッシュレス化が遅れており、業界の変革余地が大きく残されているという状況にあります。

今回の「KLOOK観光DXプラン2021」は、日本の観光・レジャー業界のDXを推進することにより、緊急事態宣言解除後に、消費者がより便利に安心してレジャーを楽しめるよう、業界の発展に貢献しようとするものです。

観光DX(デジタルトランスフォーメーション)の可能性|VRでのデジタル旅行など事例も紹介

新型コロナウイルスの感染拡大は旅行業界に甚大な影響を及ぼしています。世界中で規制が広がり、国境を超えることはおろか、国内の移動も大きく制限を受けるようになりました。人が動くことで成り立っていた旅行業界には今、最新のデジタル技術を活用した新しいビジネスモデルの創出が求められています。実際に多くの旅行会社・旅行代理店では、コロナ禍を機にデジタルトランスフォーメーションによる事業変革が積極的に進められています。今回はデジタルトランスフォーメーション(DX)とは一体なにか、旅行業にできるデジタルト...


日本はいつ中国に追いつけるのか?キャッシュレス後進国、脱出の可能性をさぐる

今世界では、クレジットカード決済や電子マネー決済などのキャッシュレス決済の普及が進んでいます。QRコードでの決済が広がっている中国や、クレジットカード決済が普及する韓国や欧米諸国など、多くの国は2016年時点でキャッシュレス決済比率が40%を超えています。 一方、日本は2106年の時点で19.9%と他国に比べて大きく遅れをとっている状況です。訪日外国人観光客が増加の一途を辿る日本において、キャッシュレス決済に慣れたインバウンド客に対して多様な決済方法を整備することは喫緊の課題となっています...


<参照>

PR TIMES:KLOOK、2億米ドル追加資金調達後の観光復興応援策として、国内事業者向け「KLOOK観光DXプラン2021」をリリース

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

訪日ラボ セミナー紹介&最新版インバウンド情報まとめ

4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜


4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか?また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。

このセミナーでは、

  • 新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
  • インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
  • そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない

方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!

詳しくはこちらをご覧ください。

4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

【インバウンド情報まとめ 2024年4月】3月訪日外国人数「300万人」突破 他


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。

この記事では、2024年4月版レポートから、3月〜4月のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。

最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください!

本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
3月訪日外国人数「300万人」突破 / 2月の世界航空需要、コロナ前から完全回復【インバウンド情報まとめ 2024年4月】

今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。

「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!

→ 【無料】「インバウンドの教科書」を見てみる4月から観光・インバウンドに関わる仕事に就いたり、関連部署へ異動となり、知識のインプットに追われていませんか? また、より一層事業を推進するために必要な学び直しの機会を設ける担当者も増えてきております。
このセミナーでは、
新担当になって、インバウンドの何から始めたらいいか分からない
インバウンド推進が本格化し、改めて情報やノウハウを学び直したい
そもそもインバウンドに興味があるが、情報を収集できていない
方にとって必要な基礎情報と、知っておきたい新情報をお届けする機会となっております!
詳しくはこちらをご覧ください。
→4月までに学んでおきたい!【基礎から始めるインバウンド対策】 〜ラーチーゴー & ジャパンガイドが教える市場別最新データ〜

完全無料 口コミアカデミー 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに