用語集とマニュアル作成のための指針を作成
観光庁は、災害などの非常時における、外国人への対応をまとめた「伝わる表現」の用語集、また同時に自治体・観光関連事業者向けに「非常時における訪日外国人旅行者対応マニュアル作成のための指針」を作成したと3月30日に発表しています。
非常時に「取るべき行動」を分かりやすく
「伝える表現」の用語集は、「表現編」「単語編」で構成されており、訪日外国人旅行者が「非常時に取るべき行動」を、伝わりやすい表現で翻訳できるように短文でまとめたものです。
例えば、これまでは「緊急地震速報です。強い揺れに注意してください。」という案内を、「地震が来ます」「体を低くして」「頭を守って」「そのままでいて」などのように変えています。
予備知識のない外国人に、「注意してください」という表現をしても、具体的にどう注意すれば良いか分からないため、起きている状況と、取るべき行動を簡潔に表現しました。また今回の見直しでは、新型コロナウイルス感染症対応に必要な表現を追加しています。

自治体へのマニュアル作りをサポート
さらに、自治体や観光関連事業者向けに具体的な指針を作成し、外国人旅行者への対応マニュアル作成・改訂を促進します。各地域の実情に対応できる範囲で、現場で使用できる情報発信のテンプレートなども添付されています。
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▼外部リンク
観光庁のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000339.html