アメリカ大手クレジットカード会社アメリカン・エキスプレスおよびアメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベルが2021年5月20日、出張に関しての調査を発表しました
調査によると、出張決定を行う人々のうち83%が、ビジネス旅行は今後2年間で以前のレベルに戻ると回答しました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)出張に関しての調査公表、出張の重要性再認識
アメリカン・エキスプレスおよびアメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベル(GBT)は、2020年3月までに少なくとも年に4回出張を行っていたアメリカの会社員1,032人にアンケート調査を実施しました。
調査によると、多くのビジネスマンが出張によるイベントや会議は人間関係の構築、充実度や生産性の向上、パフォーマンスの改善などで重要であると考えていることが分かりました。
「出張は今後2年間で以前のレベルに戻る」との回答が83%に
調査によると、会社員の86%が安全になれば再び出張を再開すると回答しました。
また出張決定を行う人々のうち83%が、出張は今後2年間で以前のレベルに戻ると回答しました。
さらに将来の出張については、出張の決定を行う人々69%がリモートワークの増加によって将来の出張が増えると答えました。
これには出張が事業の収益性を高め、仕事のパフォーマンスを向上させる役割を果たしているからだと考えられます。
調査内でも出張決定を行う人々の90%がビジネス旅行は事業の収益性を高めると回答しました。
また会社員への調査では、「出張が仕事のパフォーマンスを向上させる」と回答した人が82%、「出張は仕事の充実度を高める」と回答した人が83%に及びました。
加えて、出張決定を行う人々の87%が出張は従業員の仕事への取り組みを活性化させると回答しました。その理由として、出張は優秀な人材の獲得(84%)や維持(83%)のために重要であるという回答が見られました。

会議は対面希望が82%
また、ビデオ会議よりも対面で会議を行うことを希望する人がかなり多いことも調査から明らかになりました。
調査結果では会社員の82%が、対面式の会議の利点がバーチャル会議の利便性を上回ると述べています。
また79%の会社員が、ビデオ会議よりも対面でのブレインストーミングを好み、営業活動についても78%の会社員がビデオ会議よりも対面販売を好みます。
要因として、ビデオ会議では関係構築が難しいと考えられていることがあげられます。
調査結果では、会社員の60%の人々が、他者との貴重なビジネス関係を構築することがこの1年でより困難になったと考えています。

以上の結果から、アメリカでは会社員の多くが出張について生産性の向上、オンラインでは築き上げにくい関係性を築き上げられるという点で評価していることが分かります。
こうした意識の変化を受け、ブレジャーやワーケーションといった文脈での商品造成が進む可能性も考えられます。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
アメリカンエキスプレス:American Express and American Express Global Business Travel Release “Back to Blue Skies” Corporate Travel Report Surveying U.S. Businesses
【12/2開催】店舗とデジタルの分断を超える!データ統合で実現する“シームレスな顧客体験”とは?

多くの小売企業が、店舗、EC、アプリ、LINEなど多岐にわたる顧客接点を持っています。しかし、そのデータは分断され、「同じお客様に一貫した体験を提供できない」という課題に直面し、その結果、最適なタイミングで適切な情報提供ができず、機会損失を招いています。
今回、このような悩みをもつ小売業者さまに向け「店舗とデジタルのあらゆるデータをシームレスにつなぐ顧客体験設計」を解説するセミナーを開催します。
国内外の事例を交え、小売企業の皆様に最新トレンドと実践法をお届けします。
<セミナーのポイント>
- 店舗とECの在庫情報を連携させたOMO戦略の最新事例がわかる!
- 顧客データ統合によるOne to Oneマーケティングの実践法が学べる!
-
小売業のデータ分断課題を解決し、“シームレスな顧客体験”を実現するヒントが得られる!
→【12/2開催】店舗とデジタルの分断を超える!データ統合で実現する“シームレスな顧客体験”とは?
【インバウンド情報まとめ 2025年11月前編】中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか:インバウンド情報まとめ【2025年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










