新型コロナウイルス感染症予防対策により、訪日外国人がホテルで巣ごもり状態にならざるを得ない日々が続いています。
このように来日しても日本を体感できない人に向け、訪日外国人向けに旅マエ・旅ナカの検索、体験を提供するサービスサイトWOW Uを運営するEXest株式会社は「おもてなしオンラインエクスペリエンス」を提供しています。
全国150名以上の通訳案内士が団結し、コロナ禍でも日本全国を楽しめる取り組みとなっています。掲出するコンテンツは300以上を予定し、訪日外国人が滞在期間中にテレビを見るように日本全国のオンライン体験を楽しめる仕掛けを実施しています。
訪日外国人向けにオンラインで日本の体験を発信
EXest株式会社は、NPO法人通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会(以下「GICCS」)や一般社団法人九州通訳・翻訳者・ガイド協会(以下「K-iTG」)の協力の元「おもてなしオンラインエクスペリエンス」を実施します。
実施期間は東京オリンピック・パラリンピックなど海外の方がより多く日本を訪れる可能性のある7月10日~9月14日にかけて実施されます。
同時に、オンライン体験参加し放題のおもてなしオンラインエクスペリエンスプランも展開されます。
また、メディア関係者・競技団体・ホテル関係者向けに7月7日~9日にかけて限定ツアーを開催する予定です。
以下は過去に実施されたオンラインツアーの様子の動画です。
オンラインツアーの内容
おもてなしオンラインエクスペリエンスでは以下の内容が提供されます。
- Live Tour:ガイドが実際に現地を歩きながら、今の日本を紹介します
- Teaser Trip:ガイドが自らの写真や動画を使い、自宅などから様々な季節の日本を紹介します。使える日本語講座や日本の文化学習講座なども実施予定です。
- In-Person Event:ホテルと連携し、感染症対策を施した上で対面で体験を提供します
それぞれのツアーの実施比率は、以下のようになる見通しです。なお複数回答のため、Live TourとTeaser Tripなども組み合わせて紹介される見通しです。

コンテンツ提供者として全国通訳案内士・地域通訳案内士の約150名程度が想定されており、提供されるコンテンツは300以上になる見通しです。
コンテンツについては、文化、歴史など伝統的なものが多いものの、食やアート、アウトドアなど様々な観点から日本の魅力が伝えられる予定です。

紹介地域については、東京も含めた関東圏に集中しているものの、北海道から沖縄まで全国的に実施する予定です。

使用する言語は、英語が圧倒的に多いものの、スペイン語、中国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、韓国語の8言語に対応しています。

またプロモーション用に2種類のポストカードを用意しています。表面にはそれぞれコンテンツを掲載するwebページへの二次元バーコードが記載されていますが、裏面が異なります。
デザインAでは、日本を感じられる5種類のイラストが印刷されています。

デザインBでは、背景に日本を感じられる模様とWOW をキーワードにしたデザインが印刷されています。

コロナ禍の影響が続く中、訪日外国人に部屋にいながら体験サービスを提供する画期的な試みだと考えられます。
また全国から通訳士の参加があり、オリンピック・パラリンピックが開催される東京だけでなく日本全国において地域の知名度をあげるチャンスだと考えられます。
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<参照>
プレスリリース:コンテンツ数300以上!?通訳案内士150名が集結!訪日外国人向けにおもてなしオンラインツアーを実施決定!