JAL、羽田と成田で「Face Express」の本運用開始 顔認証を活用した搭乗手続きでスムーズかつ安全な旅をサポート

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日本航空(以下:JAL)は、顔認証技術を活用した新しい搭乗手続き 「Face Express」、の本運用に入ります。

2021年4月以降、JALは成田国際空港株式会社と東京国際空港ターミナル株式会社による 「Face Express」の実証実験に参画していました。国際線が多く飛び交う2空港において、円滑で安心な手続きが本格的に実現されるということです。

また、本システムの導入は、アフターコロナの航空需要回復時にも効果を発揮すると考えられます。

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国内2空港の国際線ターミナルで顔認証の搭乗手続き開始

JALは、2021年7月19日より、成田空港羽田空港発の国際線で、顔認証技術を活用したご搭乗手続きの本運用を開始します。

スムーズな搭乗手続きに役立てるとともに、コロナ下において重視されている「接触機会の減少」も実現し、安全・安心な旅をサポートします。

手続き簡略化で利便性と安全性向上、アフターコロナの航空需要回復時にも対応

Face Expressとは、顔認証による搭乗手続きの事です。

空港での最初の手続きの際に顔写真を登録すると、その後の手荷物預け、保安検査場、搭乗ゲートなどの各手続きでは、搭乗券やパスポートを提示することなく通過または手続きができるようになります。

これにより、従来よりもスムーズかつ接触機会の少ない搭乗手続きが実現されるということです。

顔認証による搭乗手続きの流れ
▲顔認証による搭乗手続きの流れ:JALプレスリリースより

引用元:JALプレスリリース

実際に顔写真を登録できるのは、成田空港では第2ターミナルの自動チェックイン機、自動手荷物預け機、保安検査場入口ゲートのうちのいずれか、羽田空港では第3ターミナルのFace Express登録専用機となります。

成田空港での顔写真登録のイメージ
▲成田空港での顔写真登録のイメージ:JALプレスリリースより

引用元:JALプレスリリース

コロナ下では、検査の陰性証明やワクチン接種証明書といった健康状態を示すものの提示が求められるなど、コロナ前には無かった出国、入国時の手続きが必要とされています。

これを踏まえて、IATAは、2年後には世界の航空需要が回復しコロナ前を超えるとの予想とともに、健康状態のチェックなどによって空港での待ち時間は最大8時間に上るとの試算を公表しました。すなわち、各航空会社は手続きの簡略化が求められているのです。

こうした中でのJALの顔認証手続きシステムの導入は、ストレスの少ない空港利用と待ち時間の短縮へとつながっていくでしょう。

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<参照>
日本航空:プレスリリース



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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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