「旅行制限が解除されたら行きたい国」で日本が1位に アジアの消費者調査にて

世界中で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が進んでおり、世界各地でも徐々に観光を再開している国や地域が見られるようになりました。

日本では訪日旅行は再開していませんが、Rakuten Insightがアジアの消費者を対象に行った調査では、「旅行制限が解除された時に行きたい国」で日本が1位を獲得しました。

海外旅行そのものに対する意欲も維持されており、韓国と香港では顕著に表れています。パンデミック下で厳格な制限が敷かれたことがその原因の一つだとされています。

アジアの旅行意欲を調査、コロナ禍の影響は?

コロナ禍による制限や自粛要請ののち、ワクチン接種進展による緩和が見られるようになりました。これらを受けて、旅行を望む人々は自身の旅行への考え方や重視する点を再考しているようです。

Rakuten Insightは、アジアの消費者を対象に、制限がなくなったら行きたい国、各国の海外旅行欲、懸念していることなどをアンケート調査し、その結果を7月16日に発表しました。

アジアの消費者への旅行意識調査結果
▲アジアの消費者への旅行意識調査結果:Rakuten Insightプレスリリースより

日本は「制限がなくなったら最も行きたい国」

まず、調査から「制限が解除されたときに行きたい国」では日本が最も多かったことがわかりました。日本は「好ましい国」1位の34%を獲得し、2位のオーストラリアに15%の差をつけています。

「行きたい国」のランキングでは6位のアメリカ合衆国以外はすべてアジア太平洋地域の国となっており、長距離旅行への意欲は高くないことがわかります。

次に、各国の海外旅行意欲については韓国が最も海外旅行を望む人が多いということです。

「制限が解除されたら海外旅行に行きたいか?」という質問に対し、「はい」と答えた人は1位の韓国で77%、2位の香港で73%でした。70%を超えているのはこの二国のみです。

反対に、海外旅行に意欲を示す人が少なかったのは、中国(44%)、インドネシア(46%)となっています。Rakuten Insightは、この結果について、「パンデミックが続くことへの懸念が高まっていることを示している可能性があります。」と分析しています。

なお、日本は「行きたい」と答えた人が50%で、考え方が二極化していることが表れています。

アフターコロナで求められるのは「安全性」

また、海外旅行への懸念についても調査結果が発表されました。

調査によると、消費者は「個人の安全」を最も懸念、重要視しているということです。49%の人がこれを最も重要な要素と答えており、パンデミックによる影響が表れていると考えられます。

また、この懸念はホテル業界にも関連しています。アフターコロナでのホテル選択において、「清潔さ」は3番目に重要な要素であるようです。ホテル選択の判断基準についてのランキングは、1位「コストパフォーマンス」(65%)、2位「場所」(56%)、3位「清潔さ」(53%)となりました。

「安全性」とは、金額などの数値で表せるものとは異なり、可視化されにくいものでもあります。消費者からの懸念を無くしていくためには、旅マエでの情報発信などが重要となるでしょう。

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<参照>
Rakuten Insight:Snapshot: Travel

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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